このたび、LOT研究会の特別研究会「SIGLES」を立ち上げることになりましたので、ご案内いたします。
近年、にわかにe-Learning(Web-based Training)が注目されています。ウェブを活用した学習環境をデザインする際、学習論や学習科学の知見が資
する部分が多いと思います。
本特別研究会の目的は、「学習論、およびLearning science(学習科学)の知見を三宅なほみ先生にレクチャーいただき、その内容を討議の上、実際の学習環境デザインに資する方策を共同で考察すること」にあります。
皆様のご参加をお待ちしております。
参加希望者が当初の予想を超えました関係上、再度、本研究会の開催場所を調整する必要がでてきました。
研究会のメンバーの利便性を重視した措置として、研究会の参加場所については以下のような方針で決定致しましたので、お知らせ致します。
場所に関する決定事項
1.本研究会は、「独立行政法人 経済産業研究所」、「メディア教育開発センター」、「東京大学
先端研」のいずれかで開催する。
2.開催場所の通知は、開催日の10日前にメンバーオンリーのメーリングリストにて行う。
3.各場所のアクセス方法については、以下を参照していただく。
場所に関して、少し複雑にはなってしまいますが、ご了承のほど、よろしくお願い致します。
また、本研究会の場所決定に関しましては、東京大学先端研の堀先生,中小路先生、大平さん、経済産業研究所の菅谷先生に多大なるご協力をいただきましたこと、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
【経済産業研究所で開催される場合】
独立行政法人 経済産業研究所
経済産業省別館の11Fの会議室
http://www.rieti.go.jp/jp/
〒100-8901 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号
経済産業省別館11階
地図
http://www.rieti.go.jp/jp/about/map.html
▽入り方▽
24時間警備員がたっているそうです。
研究会のメンバーリストを警備員にお渡ししておくので、
各自IDを見せてご入館ください。
【メディア教育開発センターで開催される場合】
文部科学省 大学共同利用機関 メディア教育開発センター
研究棟2F 第一・二会議室
〒261-0014 千葉市美浜区若葉2−12
・JR総武線幕張駅・京成線京成幕張駅下車、幕張の浜方向
へ1q 徒歩約15分
・JR京葉線海浜幕張駅下車、JR総武線幕張駅方向へ1q
徒歩約15分
NIMEホームページ
http://www.nime.ac.jp/
交通案内
http://www.nime.ac.jp/overview/location-j.html
周辺地図
http://www.nakahara-lab.net/map/map.gif
建物案内
http://www.nime.ac.jp/facilities/tatemono.html
▽注意▽
研究会は研究棟2Fの第一会議室・第二会議室で行います。
土曜日は研究棟に鍵がかかっておりますので、直接、研究棟内部に
入ることができません。
研究棟には、以下の方法でお入りください。
まず、正門・守衛所を通り、管理棟に入ります。
すると、左横に階段がありますので、それを上って2Fに行ってください。
すると、管理棟と研究棟をむすぶ、渡り廊下があります。
渡り廊下を歩き突き当たりまでいくと、左側が研究棟になります。
ここにはカードキーがなければ入ることのできないドアがあります。
当日、12時20分から50分までの30分間のみ、ここに人間がたつように致します。
それ以降は、内部に入ることができなくなりますので、特にご注意ください。
少ないスタッフでの研究会運営となりますので、皆様のご協力、よろしく
お願い致します。
【東京大学先端研で開催される場合】
東京大学先端科学研究所
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/index-j.html
4号館4階 416 セミナールーム
▽入り方・注意▽
土曜日は建物に鍵がかかっておりますので、内部に入ることができません。
当日は、12時20分から50分までの30分間のみ、大きなガラスドアのある正面
玄関に事務局の人間がたつようにいたします。
それ以降は、内部に入ることができなくなりますので、特にご注意ください。
緊急連絡先は準備できませんので、ご了承ください。
建物の位置は、以下の地図の4の建物になります。
各自確認ください。
http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/map/map-j.html
三宅なほみ先生(中京大学大学院 教授)から学習論やLearning science(学習科学)の知見をレクチャーいただき、それに基づいて全員でディスカッションを行う。
以下は三宅先生からのメッセージです。
三宅です。最近、私自身が学習科学について考えていることを整理したいと思うようになりました。以下のような話題について、考えてきたこと、これから考えてみたいことをお話します。まとまった話しにならないかも知れませんが、議論の相手をしていただければ幸いです。順番も詳細もまだあまり詳しく考えていません。別のご要望があれば、話せることでしたら、以下以外でもお話してみようと思います。
途中で International Conference of Learning Scineces
などもあります。恐らく行くと思いますので(まだプロポーザルが通っていません…)、行きましたらその様子などもご紹介できると思います。
○協調的認知活動と学び
・協調的認知活動とはどのようなものか
・協調的な活動がなぜ学習機会を作るのか
・協調的学習活動をどう研究するか
○知識をどう考えるか
・スキーマをどう考えるか
・自力知識構成という考え方
○「人はいかに学ぶか」について私たちは何を知っているか
・稲垣・波多野の「人はいかに学ぶか」
・Bransford et al., "How people learn"
○評価を考え直す
・Bjork の desired difficulty
・Pellegrino et al., "Knowing what students know"
・State standards と Resnick の夢はどこへ?
○学習モデルを考える
○Scaffolding について考え直す
○Learning sciences に含まれる認知科学的な課題
本部会に参加を希望なさる方は、7月20日までに中原個人までメールでご連絡ください。メールアドレスは、jun@nakahara-lab.netとなります。
本部会は全6回の研究会開催となります。メンバーは可能な限り出席できる方を優先します。会場の都合がありますので、メンバーで研究会に欠席なさる場合は、jun@nakahara-lab.netまでご連絡
ください。
会場等の都合がありますので、参加申し込みは一定数になった段階で締め切らさせていただきます。
お早めにお申し込みください(おそらく30名程度)。