1.0. 教育工学って何だろう?
教育工学とは、アーティファクトの「教育的」な利用、「教育的」な開発を探求する領域である。
人間の立場から、アーティファクト(モノ)の利用方法や開発をおこなう領域が、教育工学である。
1.1. 教育工学の挑戦 - 協調的知識創造環境の構築をめざして -
教育工学の扱う領域はむちゃくちゃ広い
今日のお題は、「協調的知識創造環境のデザイン」である。
特に、「コンピュータ」にこだわって見ていくことにしよう。
「コンピュータと協調的知識創造環境のデザイン」というテーマで、「教育現場」と「社会の現場」を見てみよう
1.2. 混迷の地 - 教育の今、社会の今 -
混迷の地(The Land of Confusion)
神話の崩壊
社会も教育も、今までそれを支えていた神話が崩壊しつつあり、今、再構築がはじまろうとしている
何をとっかかりに再構築、再生をおこなうか?
そのキーワードのひとつが「知識創造」と「協調」である
1.3. 「知識蓄積」から「知識創造」、「個人の頭」から「協調的な知」へ
今や世界は「知識社会」にはいりつつある
個人の頭の中に「知識」を蓄積することよりも、人々が協力しあって「知識」を生み出すこと
1.4. 協調的知識創造環境をどうつくるか?
人々が協調しあって知識を創造できる環境をいかに作り上げるか?
協調的知識創造環境をつくるために、コンピュータがキーになっている。
今日の講義では、この問いに対して、教育現場や社会の現場では、コンピュータを使ってどのような取り組みがなされているのかを見ていってみよう。
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