NAKAHARA-LAB.net

2018.11.13 06:48/ Jun

なんという時間数を、しょーもない文章執筆にかけてきたのだ(泣)と改めて気づかされて、笑いが止まらなくなった話!?

「中原さん、ブログを、一冊の本にしませんか?」
    
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 先だって、ある出版社の編集者の方から、こんなお声をかけていただきました。
 他に2冊の書籍をかかえ、執筆もかなり立て込んでいた時期でしたので、その折は、あまり深くは考えず、「僕のブログの、どの記事が、本になるのかなぁ・・・」とくらいにしか考えておりませんでした(すみません)。
  
 でも、せっかくお声がけをいただきましたので、編集者の方とお逢いさせていただくことになりました。いったい、僕のブログの、どのあたりが気に入ったのか、どのあたりが本になるのか、ぜひ、お話をうかがってみたかったのです。
   
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  ・
  
 かくして、先だって、某出版社のSさんが研究室にお越しになりました(来研、ありがとうございます)。
 Sさんは、研究室にお越しになるにあたり、企画書とともに、ある「かくしダマ」をお持ちになっておられました。
 その・・・「かくしダマ」とは「本」です。
 3年間のブログのなかで、本の章になりそうな一部の記事を抜粋して、それらを、あたかも「本」のように束ねてこられたのです。
  
 それを見て、本当にびっくり!
 それが下記です。
     

   
 いやぁ・・・何がびっくり仰天したかって・・・その「枚数」なのです。
 たかだか3年分の、しかも、抜粋記事にもかかわらず、それらを束ねるだけで、こんな枚数になるとは。いわゆる「本」になってしまうとは・・・・。
  
 自分が、いかに(しょーもない記事を)書き続けてきたのかを、この「本?」を見て、改めて気づきました(腰が砕けて、ウンチ○スが漏れてしまいそうでした・・・)。
  
 中をパラパラ開いてみますと、(腰がくだけそうな)「図工2的イラスト」も散見されます
  
 アチャパー(笑)
 お恥ずかしい。

 ページには、
    

   
 とか
    

   
 とか
    

  
 とか、恥ずかしいイラストがつづきます。
  
 嗚呼、人生は短いというのに・・・何という時間数を、「戦意喪失でヒザカックンしまいそうなクオリティの創造物」の執筆にかけてきたのだ!!
 その分を、真面目な論文やら、真面目な書籍の執筆にあてればよかった!!
  
 という思いがフツフツとわいてきて、情けないなら、おかしいやらで、なぜか自分らしいな、と誇らしいやらで、不思議な気持ちになりました。大声でゲラゲラ笑ってしまった(笑)ていうか、笑いがとまんない。アホやなー、自分。
  
 Sさんによると、僕のブログのひとつの記事は、おおよそ2000字くらい。レイアウトにもよるのだそうですが、それは「書籍の4ページ分」にあたるのだそうです。
   
 
   
 嗚呼、毎日4ページ(嗚呼)
 一ヶ月で120ページ(嗚呼)。
 2ヶ月で240ページ(嗚呼)。
   
 2ヶ月で、本1冊じゃん。
  
 びっくり仰天だね。
  
 ごめん、自分のクリエィティブ能力を、間違った方向に今まで使ってたわ(笑)。
 ま、今頃わかったか。
 でも、オマエらしいね、とも言えるけど(笑)
  
  ▼
  
 今日はブログのことを書きました。本当に、このブログが、本になってしまうのか、僕の方では、いまだ確信が持てないでいるのですが、せっかくお声がけいただいたので、前向きに検討をさせていただこうと思っています。
  
 ていうか・・・なんてタイトルの本なんですかね?
  
 僕は、わりと人事とかの仕事をしている方を想定してブログを書いていたのですが、Sさんによると、十分、一般に働く方々にも読んでいただけるのではないでしょうか、とのことでした。
  
 実は、集計ツールでは、僕のブログの記事をお読みの方々のプロフィールは、ある程度はわかります。
 男女比は、男性6、女性が4
 年齢層は35−45歳(35%)のゾーンがもっとも多く、25歳ー35歳(33%)がそれにつづきます。
 わりと若い方がなのです。
  
 記事は月間平均20回更新です。
 で、月間16万から17万のページビューです。
  
 でも、その方がどんな仕事をなさっていて、どんなきっかけでこのブログをお読みいただくようになったのか、どんな記事を愉しみになさっているのかは、Google Analyticsは教えてくれません。
   
 そもそも、僕のブログを読んでくれている方々は、やはり人事の方々なのでしょうかね?
 それとも一般のラインでつとめられている方なのでしょうか?
   
 皆さん、どんな本があったとしたら、手に取ってみていただけますか?
   
 念のため、一応お知らせしておきますと・・・先だっては、

 「学び」に焦点をあてた本
 「はじめてのリーダー経験」に焦点をあてた本
 「人事」に焦点をあてた本

 などができるのではないか、という軽い議論をしておりました。
 ぜひ、ご意見をお聞かせくださいませ。
  
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 嗚呼、自分は自分がわからない。
  
 そして人生はつづく
   
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