2018.1.17 06:16/ Jun
学期の終わりが近づいています。
キャンパスは、少しずつ「もう終わった感」や「やったー、休みだー感」があふれてきており、学生たちは、遊びに、就職に、そして卒業後の進路に、それぞれの「春」を楽しみにしているようにも見えます。
自分が学生をしているときには、あまりピンときませんが、
大学時代とは、まことに「短い」ものです。
4年間という長い期間があるようにも思えますが、しかしながら、1年のうち、おおよそ5ヶ月程度は授業がありません。大学によって事情は異なりますが、実質1年は7ヶ月程度です。
また4年間で獲得しなければならない総単位数に授業時間をかけると、だいたい1200時間ー1400時間程度しかないはずです(適当な超単純計算)。同じく超単純計算で、義務教育の総事業時間数を計算すると14000時間程度。義務教育とくらべると、大学は、その10分の1程度しかありません。
ちなみに、22歳から仮に60歳まで働くのだとすると、だいたい68000時間くらいをオフィスで過ごすことになります。大学時代の1400時間は48分の1です。
大学時代は「永遠」に続くように感じますが、まことに「儚い」のです
教員のひとりとしては、ひとりでも多くの学生が、この短い時間を、しっかり学び、巣立っていくことを願っています。
「かけがえのない時間なのだから、大切にしなよ」
「社会人で、大学時代に学べばよかったと後悔している人は多いんだよ」
学期の終わりになると、どうも、そういう説教くさいことを言ってしまうのですが、まぁ、25年前の僕がそうであったように、「聞いてるんだか、聞いてないんだか」(笑)
そして人生はつづく
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