2018.1.10 06:13/ Jun
あなたの子どもに「反抗期」はありましたか?
「反抗期」があったとしたら、それはいつでしたか?
せんだって、読書をしていたら、こんな問いにぶちあたりました。明治安田生活福祉研究所 (編著)「親子白書」に掲載されているデータです。本書は、多方面から現代の親子像に迫ったデータ集で、なかなか興味深く、自分の子育てを振り返ることができました。お子様をお持ちの皆さまでしたら、この問いにどのようにお答えになるでしょうか。
明治安田生活福祉研究所のおこなった調査「親子の関係についての意識と実態に関する調査」では、先ほどの問いを親子双方に投げかけました。
その結果、
男性の親の46.9%が「子どもの中学生の頃に反抗期があった」と回答し、28.1%は「反抗期はなかった」としました。女性の親の場合は、45.3%に「子どもの中学生の頃に反抗期があった」と回答し、26.4%は「反抗期はなかった」としました。
一方、男の子どもの37.6%が「子どもの中学生の頃に反抗期があった」と回答し、42.6%は「反抗期はなかった」としました。女の子の場合は、37.4%に「子どもの中学生の頃に反抗期があった」と回答し、35.6%は「反抗期はなかった」としました。
要するに・・・
1.反抗期と思える時期は「中学生」が多い
まぁ、予想通りかなと思います。
2.反抗期の認知は、子どもよりも親の方が高い
これは興味深いですね。親が「あら、反抗期かしら」と思っているほど、子どもはそうは思わない、ということですね。
3.4割程度の子どもは「自分の反抗期」の存在を認めていない
これはなかなか意外でした。自分には「反抗期と思える時期がない」と思える子どもは、僕の時代はもっと少なかった印象があったのです。
ということになるのだと思います。
まことに面白いですね。
皆様の実感は、このデータに合致していましたでしょうか?
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我が身のことを振り返ってみますと、僕の反抗期は、おそらく「中学生や高校」のときにあったような気もします。自分の親と「全面戦争」のようなかたちにはなりませんでしたが、「すべてがむかつき、すべてを疑い、すべてが思い通りにならない」ような時期が、たしかに、自分にもあったような気がします(笑)。
今から考えれば、とんだ「すっとこどっこいアワー」だったような気もしますが、本当に、親にはご迷惑をおかけいたしました。かたじけない。いやぁ、今から考えれば、まことに痛い。「すっとこどっこいアワー」、思い出したくないですね。人生の汚点ですらあります。
データを読みながら、考えていたのは、我が家の2人の息子のことです。
11歳のTAKUZOは、比較的素直な子で、親のいうことを従順にきく傾向があります。一方、4歳の息子KENZOは、なかなかの暴れん坊で、今から僕に反抗しています(笑)。でも、どちらも「これから」です。
彼らには、どんな「反抗期」がおとずれるのか?
どんな「すっとこどっこいアワー」を過ごすのか・・・
あるとしたら、それはどのようなものか?
ひとりの親としては、戦々恐々としつつも、楽しみにしているところです。
ま、僕は、僕自身がいまだに「反抗期」のまっただ中にあるような気もしているけれども(笑)
そして人生はつづく
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