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2017.5.25 06:04/ Jun

「グローバル戦略」なき「グローバル人材育成」のちぐはぐさ!?

 人材育成は「組織の伸びていく方向」に行う
  
 というのが「鉄則中の鉄則」です。
 
 組織が「あっちゃ」向いてるのに、人材育成を「こっちゃ」向けて行うことほど、意味のないことはありません。
  
「人の学習」というレバレッジポイントを用いながら、経営・組織に「貢献」することが「人材育成」の定義そのものだからです。
 
 こう書いてしまうとアタリマエダのクラッカーのように思いますが、しかし、これがあまり意識されていないことも、ままあるようです。最も思うのは、「グローバル人材育成」という領域です。
   
 要するに、
  
 組織のグローバル戦略が「あっちゃ」向いてるのに、それとは「独立」して「グローバル人材育成」と称するものが行われているパターンが少なくない
   
 のです。
  
 たとえば、
  
 組織のグローバル戦略が「あっちゃ」向いてるのに、あまり思慮なく、グローバル人材育成と称して「英会話」をやっている
  
 とかが、ありがちです。
 いや、英会話やっていてもいいんですよ。ここでは、たとえば、の話です。   
  
 また、ドサイアクなケースでは、
  
 グローバル人材育成は「流行」だから行われているのに、組織の「グローバル戦略」は「ない」
  
 というケースもあります。
  
 えっ、グローバル人材育成って、何のため?
  
  ▼
  
 今日は、グローバル戦略とグローバル人材育成の関係についてお話ししました。要するに、端的に述べてしまえば、
  
「グローバル戦略」と「グローバル人材育成」は「セット」に考える
  
 ということです。あたりまえのことです。
  
 あなたの組織の「グローバル人材育成」に「戦略」と同期していますか?
「戦略なきグローバル人材育成」になっていませんか?
  
 そして人生はつづく
   
 ーーー
   
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http://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=1126
   

    
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