2017.5.25 06:04/ Jun
人材育成は「組織の伸びていく方向」に行う
というのが「鉄則中の鉄則」です。
組織が「あっちゃ」向いてるのに、人材育成を「こっちゃ」向けて行うことほど、意味のないことはありません。
「人の学習」というレバレッジポイントを用いながら、経営・組織に「貢献」することが「人材育成」の定義そのものだからです。
こう書いてしまうとアタリマエダのクラッカーのように思いますが、しかし、これがあまり意識されていないことも、ままあるようです。最も思うのは、「グローバル人材育成」という領域です。
要するに、
組織のグローバル戦略が「あっちゃ」向いてるのに、それとは「独立」して「グローバル人材育成」と称するものが行われているパターンが少なくない
のです。
たとえば、
組織のグローバル戦略が「あっちゃ」向いてるのに、あまり思慮なく、グローバル人材育成と称して「英会話」をやっている
とかが、ありがちです。
いや、英会話やっていてもいいんですよ。ここでは、たとえば、の話です。
また、ドサイアクなケースでは、
グローバル人材育成は「流行」だから行われているのに、組織の「グローバル戦略」は「ない」
というケースもあります。
えっ、グローバル人材育成って、何のため?
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今日は、グローバル戦略とグローバル人材育成の関係についてお話ししました。要するに、端的に述べてしまえば、
「グローバル戦略」と「グローバル人材育成」は「セット」に考える
ということです。あたりまえのことです。
あなたの組織の「グローバル人材育成」に「戦略」と同期していますか?
「戦略なきグローバル人材育成」になっていませんか?
そして人生はつづく
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