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2016.12.8 07:02/ Jun

「フィードバックの技術:耳の痛いことを伝える部下育成法」を執筆中です!

 ここ最近、小生は「入稿祭り」「ゲラ祭り」に見舞われています。
     
「入稿祭り」とは印刷入稿する寸前の原稿がたまり、この執筆に「はーはー」いっている瀕死の状態。
「ゲラ祭り」とは、入稿されて「ゲラ(レイアウト済の原稿)」になった原稿がたまり、その執筆にひーひーいっている溺死寸前の状態。
    
 要するに、書けなくて、書けなくて、でも書かなければならなくて、「はーはー」「ひーひー」言っているトホホ状態です。これが「入稿祭り」と「ゲラ祭り」です。「祭り」というわりには、ソルティでスパイシーな状況ですね。トホホ。
   
  ▼
  
 今日は「フィードバックの技術:耳の痛いことを伝える部下育成法(仮題)」というPHPさんからの書籍原稿が届きました。
  
(今日は・・・の書籍の原稿が届きましたと言っているところが、ヤヴァイ。毎日原稿やらゲラやらが自宅に届きます)
  
 最近、耳の痛いことをしっかりと伝えられない上司が増えていると実務家の方々から伺うことがあります。
  
 この背景には「絶対に部下には教えてはいけない、すべて気づかせるべきだ!」というふうに、コーチング(コーチング自体は僕は素晴らしいものだと思っています)が「間違ったかたち」で伝わったりしている現状、あるいは「ハラスメント」になることを過度に恐れたりする風潮があるのだといいます。
  
 しかし、部下を育成するときには、ときには「耳の痛いこと」をしっかりとつげる必要があるときもあります。そのうえで、立て直すことにいかに寄り添うかが重要なのです。
  
 このとき重要になってくるのが「フィードバック」という考え方です。本書ではこれを扱います。
 フィードバックとは、さまざまな定義がございますが、要するに、要素にわけますと下記の2点です。
  
 1.パフォーマンスに対する結果の通知を行うこと
   (スパイシーメッセージング)
  
 2.パフォーマンスの立て直し、学び直しを支援すること
   (ラーニングサポート)
  
 世の中的にはフィードバックと申しますと、1の要素、すなわち評価面談での「結果の通知」というイメージが強く、あまり2の側面には焦点があたりません。
  
 正しく言えば、フィードバックが何かという定義すら浸透せず、フィードバックの2要素のうち1が何となく行われている、というのが現状のようにも感じます。
   
 本書では、フィードバックのそもそもに焦点をあて、これをいかに行うかについての基礎知識を論じています。
 書籍の中には、今を元気に働いている3名のマネジャーの方々による「フィードバック事例」も収録しています(取材をさせていただいた3名のマネジャーの方々には心より感謝をいたします)。
  
 通常、フィードバックは「ブラックボックス」のなかで行われるもので、他人のフィードバック事例が表になることはありません。こうしたフィードバックの事例が表にでることは、本邦はじめてのことではないかと思います。
  
 どうぞお楽しみに!
  
  ▼
  
 フィードバック入門は、もともとはPHPさんの「THE21」に連載されていたものでした。こちらの連載では、編集者の岸正一郎さんに大変にお世話になりました。
   
 現在の書籍化に関しては、宮脇崇広さん、杉山直隆さんに大変お世話になっています。せんだっては宮脇さんの上司の中村康教さんもまじえて、羽田空港で打ち合わせでした。
   
 何とか原稿を書き抜いて、みなさまのもとにお届けできるようにしたいと願っております。
   
 頑張ります。
 どうぞお楽しみに!
   
 そして人生はつづく
  
 —
  
追伸.
 お時間のある方だけで結構なのですが、ちなみに、タイトルなのですが(笑)、下記のうち、どれがいいでしょうねぇ・・・。
  
1.フィードバックの技術:耳の痛いことを伝える部下育成法
2.フィードバック入門:耳の痛いことを伝える部下育成の技術
3.耳の痛いことを伝えて立て直すフィードバックの技術
  
 まぁ、おんなじっちゃおんなじなんですけど(笑)
 ぜひ感想をお聞かせくださいませ。
  
  ーーー
  
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