NAKAHARA-LAB.net

2006.6.25 19:00/ Jun

Me and My girl (ミー・アンド・マイガール)

 今日は、カミサンと帝国劇場に「Me & My girl」というミュージカルを見に行きました。「どうしても、今、見ておきたい!?」というカミサンの願いでした。こうなってしまいますと、基本的にワタクシメに、「拒否する権限」は全くございません。スゴスゴと・・・というのは大嘘で、「おい、何やってんだ、トロクセーな、はやく行くぞ」くらいの勢いで、喜び勇んで劇場に向かいます。
Me & My girl
http://www.toho.co.jp/stage/meandmygirl/welcome-j.html
Me & My girl blog(ビデオたくさんあるよ)
http://mam.toho-stage.com/
 ストーリーは、一言でいいますと「身分違いの恋」ということでしょうか。
 ヘアフォード伯爵家の跡取りに急遽なることになった、ロンドンの下町っ子ビリー。彼には、サリーという恋人がおったのですが、階級が違うからという理由で遠ざけられます。最後にはハッピーエンドになるのですが、それまでのドタバタを本当にオモシロく描いています。本当にオモシロイよ、マジで。
 ストーリー展開自体は、古典的、かつ典型的なラブストーリーで、特にことさらに注目するべきことはあまりありません。だけどね、このミュージカル、2つの点でスゴイなぁと思いました。
 まず、1つめ。
 劇場開場は30分前なのですが、だいたい15分前になると、帝国劇場の入り口あたりの階段のところで、オーケストラと、役者がでてきてパフォーマンスをするのですね。このミュージカルで一番盛り上がる曲、「ランベス・ウォーク」の練習になっています。ここで客との一体感がすでにできあがってしまうのですね。結局、ラストにはお客さん全員総立ちの「ランベス・ウォーク」になります。この演出というか、しかけがすごいなぁと思いました。
 2つめ。
 これはミュージカルそのものではないのだけれども、主演の井上芳雄さんは、本当にうまかった。さすがは「ミュージカル界の若きプリンス」とよばれているだけはあります。歌、踊り、台詞、笑い、すべてにパーフェクトですね。まだ26歳だそうです。これから期待の新人ですね。
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 Me & My girlは、残念ながら、明日が千秋楽ですが、きっとまた帝国劇場でやるでしょう。おすすめのミュージカルです。最初から最後までノンストップで笑えると思う。

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