NAKAHARA-LAB.net

2006.5.21 20:45/ Jun

日本の教育と基礎学力

まず、最近読んだ本。
東京大学大学院 教育学研究科 基礎学力研究開発センター (編集)(2006) 日本の教育と基礎学力―危機の構図と改革への展望. 明石書店, 東京

 学力を様々な観点から論じた本。学力問題を考察する際には、「学力の社会学」とともに、よい基礎的文献になるのではないかと思う。個人的には、秋田先生の教師教育に関する論文がとても興味をひかれた。最近の教師教育研究の動向がよくわかった。

 以下は、読みたい読みたいと思っているけれど、まだ全部読み切れていない本。韓国において学歴、教育が果たしている役割を、社会構造から読み解く労作と聞いています。去年、韓国には視察にいってとても考えさせられたので、その実態を知りたいと思っています。
有田伸(2006) 韓国の教育と社会階層:学歴社会への実証的アプローチ. 東京大学出版会, 東京

 勉強せなな。

ブログ一覧に戻る

最新の記事

2024.11.15 15:01/ Jun

【無料カンファレンス・オンライン・参加者募集】AIが「答え」を教えてくれて、デジタルが「当たり前」の時代に、学生に何を教えればいいんだろう?:「AIと教育」の最前線+次期学習教育課程の論点

2024.11.9 09:03/ Jun

なぜ監督は選手に「暴力」をふるうのか?やめられない、止まらない10の理由!?:なぜスポーツの現場から「暴力」がなくならないのか!?

2024.10.31 08:30/ Jun

早いうちに社会にDiveせよ!:学生を「学問の入口」に立たせるためにはどうするか?

2024.10.23 18:07/ Jun

【御礼】拙著「人材開発・組織開発コンサルティング」が日本の人事部「HRアワード2024」書籍部門 優秀賞を受賞しました!(感謝!)

本当の自分の姿は「静止画」ではなく「動画」じゃなきゃわからない!?

2024.10.14 19:54/ Jun

本当の自分の姿は「静止画」ではなく「動画」じゃなきゃわからない!?