NAKAHARA-LAB.net

2013.6.22 00:32/ Jun

UST「研究と実践の関係2.0」無事終了しました!:スライドと録画ビデオはこちらです!

 本日午後7時からのUST「研究と実践2.0」無事終了しました。途中システムトラブルにいくつか見舞われ、10分以上、開始が遅くなり、またカメラが使えず、手持ちでWebカムで中継する、ということになりましたが、皆様の御協力もあり、何とか終了です。ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
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 今日のUSTは、映像等は少し乱れはありますものの、内容は個人的には非常に印象に残るものでした。下記にUSTの録画映像、そして、各人のパワーポイントのスライドを後悔させて頂きますので、どうかスライドをみながら、USTをご覧いただけるとよろしいかと思います。
 映像は前編と後編に分かれておりまして、前編に中原のイントロ、服部さんの研究。後半に舘野さんと中原のセッション、そして国保さんの研究が続きます。いずれも、「研究と実践の関係」を、様々な角度から考えているようなプレゼンテーションになります。どうかご笑覧下さい。
■前編


Video streaming by Ustream
前編へのリンク:http://ow.ly/mfSN9
<内容の概略とキーワード>
1.中原のイントロダクション
・実践現場をもつ研究
・開発ー普及モデル
・実験室研究の反省と生態学的妥当性 ・日常認知と状況論:現場の認知の解明
・アクションリサーチ
・デザイン実験と研究の大規模化

 ー
2.服部さんの研究プレゼン
・経営学は役にたつか? なぜ使われないのか?
・Evidence-Based Management
・経営学知識の普及プロセス、その実証的探究
・普及の主要なチャネルは書籍・テレビ・新聞
・学術雑誌は普及チャネルにはなっていない
・経営学知識と組織内昇進


■後編


Video streaming by Ustream
後編へのリンク:http://ow.ly/mfSS8
3.舘野さんのプレゼンテーション
・「実験室」から「現場」の研究へ
・質的な研究アプローチに対する注目
・エスノメソドロジー・フィールドワーク
・「分析」から「介入的な実践研究へ」
・デザイン研究(学習科学)
・アクション・リサーチ
・学会への対応
・「質的で、かつ、アクションリサーチ」が
 「現場に資する」研究なのか?

 ー
4.国保さんのプレゼン
・大学フューチャーセンターの試み
・実務と研究の溝? それとも実務家と研究者の溝?
・未来のための対話スペース「フューチャーセンター」
・”KOKULABO”コミュニティ

 というわけで「研究と実践2.0」無事終了しました。繰り返しに成増が、ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。ご出演いただいた服部さん、国保さん、舘野さん、ありがとうございました。また中継をお手伝いいただいた脇本さん、ありがとうございました!
 それではみなさまよい週末を! 

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