NAKAHARA-LAB.net

2013.1.1 07:52/ Jun

謹賀新年、新年あけましておめでとうございます! 今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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 新年あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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 新年をはじめるにあたり、僕の今年の目標を公衆の面前で!?表明しておきます。今年の僕のテーマは「アクチュアリティ」です。「なんで、新年早々、カタカナなのよ」というツッコミがきそうですけど、まーいいじゃない。気にしないでください(笑)。
「アクチュアリティ」とは、「現在進行している現実」であり、「関与している人が自分自身のアクティブな行動によって対処する以外ないような現実」のことをいいます。もともとはラテン語の「Actio(アクチオー)」に起源をもつ言葉です。
 そして、今年は、この「アクチュアリティ」を前面にかかげた活動を行っていきたいと思います。「経営と学習」、いわゆる「人材育成」の領域、また高等教育の教育現場で、人々が「まさに今」悩んでいる問題に、現場の方々とともに、答えを模索していくような「生々しい活動」をしていきたいと感じます。
 今年は、「今まさに、多くの方々が格闘している問題」と取り組みたいと思います。「誰もが今悩んでいること」を、アカデミックな切り口で、なるべくわかりやすく、平易に、分析し、語ること。これが今年の目的です。
  ▼
 思えば、昨年は、おかげさまで、例年と比較して研究業績・教育業績を積み重ねることができた年ではありましたが、その活動は「理論的」、かつ、「先端的」内容が多かったようにも思います。
 別に「ねらった」わけではないのですが、結局、僕の発達段階・キャリアステージ的には、そういう活動が多くなる傾向があったのかと思います。
 もちろん、そうした活動は大変大切なことなのですが、「今年を生きる」上で、「昨年の自分のあり方」と「差異」をつけることも大切なことでしょう。この一ヶ月、そんなことを考えながら、師走の季節を過ごしていました。
 2012年は、もう「オワコン」です。
 2013年は、2013年の生き方があるでしょう。
  ▼
 というわけで、今年2013年の中原の活動は、「3年後」「5年後」に必要になること、というよりは、「今まさに起きている問題」に焦点をしぼっていきたいと考えています。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします! 
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