NAKAHARA-LAB.net

2012.6.15 07:05/ Jun

【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること】 7/6  ACADEMIC HACK!(アカデミックハック) 実践記録研究会のお知らせ : 小西貴士さんをお招きして

 ※下記、応募多数のため6/16締め切らせて頂きました! たくさんのご応募、本当にどうもありがとうございました。
以前、このブログではお知らせしましたとおり、
【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること】
というちょっと異色の、でも、素敵な写真による実践記録とトークをまじえた公開研究会を実施することになりました。
今回、講師としてお招きするのは、清里高原において野外保育の様子を写真で記録なさり、かつ、そこでの子どもたちの物語を綴っていらっしゃる写真家・保育士の小西貴士さんです。
ゴリ(小西貴士) の 森のようちえん日記
http://ameblo.jp/gorilla-tarou/
小西さんの写真集
http://ow.ly/aOY1O
小西さんの撮影なさった実践記録を魅せて頂きながら、学習者の学習実践を記録するとはどういう意味があるのか?について皆さんとゆるゆると対話する機会にしたいと考えています。
すでに募集人員を超える申し込みをいただいておりますが、好評につき、あと20名だけ募集させていただきます。
もしご興味がありましたら、〆切を数日だけ延長いたしますので、どうぞお申し込み下さい。皆様にお会いできますこと楽しみにしております。
中原 淳
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【実践を記録すること、物語ること、コミュニティをつくること】
 ACADEMIC HACK!(アカデミックハック) 実践記録研究会
 小西貴士さんをお招きして
 2012年7月6日(金)午後6時 – 午後9時 
 東京大学本郷キャンパス・工学部2号館・92B
==================================================
学びの実践を「記録」すること、そして「物語ること」は様々な
可能性を持っていることといえます。
それは第一に学習者にとっての「かけがえのない記録」です。
自分がどのような出来事を経験し、何を学んだのか。
実践記録は、学習者がそれを知るための、貴重な機会です。
第二に、そうした記録は、学びを提供する側にとっても重要な
学習の契機です。人は記憶・記録されたものを通してしか、
振り返ることができないから。
実践の記録は、学びを提供する側の、さらなる熟達にもつなが
る可能性があります。
第三に、それは「学びの実践」の社会的意義を、そこに居合わせ
てはいない第三者に伝えるための手段です。それは、「学びの実践」
を中核としたコミュニティ構築の機会であり、ひいては、社会全体
をLearningfulにしていく契機になりえます。
このたびACADEMIC HACK!では、清里高原において野外保育の様子を
写真で記録なさり、かつ、そこでの子どもたちの物語を綴っていらっ
しゃる写真家・保育士の小西貴士さんをお招きして、これら一連の
可能性について考えてみたいと思っています。
ゴリ(小西貴士) の 森のようちえん日記
http://ameblo.jp/gorilla-tarou/
小西さんの写真集
http://ow.ly/aOY1O
なお、この会の名称の「ACADEMIC HACK!(アカデミック・ハック)」
は、中原研究室が主催するアカデミックイベントです。
参加者全員のダイアログなども含めて、知的興奮のある数時間にさせて
いただきたいと考えております。
どうぞお楽しみに!
【主催】
 東京大学大学院 学際情報学府 中原淳研究室
 http://www.nakahara-lab.net/blog/
【場づくりディレクター】
 牧村真帆さん
 https://twitter.com/#!/makimuramaho
【日時】
 2012年7月6日(金) 午後6時 – 午後9時あたり
 開場 5時45分
【場所】
 東京大学 工学部2号館 9F 92B
 大学院情報学環 教室
 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html 
 地下鉄丸の内線本郷三丁目駅から徒歩15分程度
 地下鉄南北線東大前駅から徒歩10分程度  
【内容】
小西さんによるスライドショー
小西さん×中原による対談
1.森のようちえんの活動とはどのようなものか?
なぜはじまったのか?どのような活動をしているのか?
2.どのようにして、「今、ここの出来事」を記録しているのか?
なぜ、記録しようと思ったのか? 記録をつけるときに留意していることは何か?
3.森のようちえんの実践では、そこでは、どのような物語が生まれているのか?
子どもの物語をつづるために、どのようなことをなすべきなのか?
について、中原との対談をまじえ、皆さんでお話しできると
よいですね。
【参加費】
 参加費3000円
(講師招聘費・資料代等・場作り代・記録等に支弁いたします)
 
【募集人員】
 50名まで募集(当初30名)
【食事等】
 食事はでませんので、皆様、お持ちよりください。
 おにぎりとか、サンドイッチとか、飲み物とか。
 
【申し込み方法】
 参加お申し込みは下記の参加条件をご了承いただける方に限り、
【6/20まで】受付をいたします。参加希望者が多い場合は、抽選
とさせていただきます。6月21日までには参加の可否をご連絡差し
上げます。
参加条件
(1)本ワークショップの様子は、予告・許諾なく、写真・
ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。
写真・動画は、中原淳が関与するWebサイト等の広報手段、
講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。
マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供すること
があります。参加に際しては、上記をご了承いただける方に
限ります。
(2)本イベントで万が一剰余金が発生した場合は、繰り越し、中原淳
研究室が企画する、組織人材育成・組織学習に関係するシンポジウム
研究会、ワークショップ等の非営利イベント等の準備費用・運営費用、
に充当します。
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