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2009.6.25 00:04/ Jun

脱「研修屋」宣言!?:みんなで「人材育成の仕事」を考える

 7月31日(金)、次回Learning barのお知らせです。
 次回Learning barは、
 脱「研修屋」宣言!?:
 内製化時代、みんなで「人材育成の仕事」を考える
 分析、企画、交渉、そして教育評価まで
 というテーマで、皆さんでディスカッションを深めたいと思います。
 今、人材開発部門は、何を行っていくべきなのでしょうか。そして、人材開発部門が変わるとき、民間教育ベンダーのビジネスモデルは、いかに変わる必要があるのでしょうか。
 7月のLearning barでは、2名の実務家の方々、教育評価の専門家をお招きして、この問いに対して考える場を持ちたいと思います。
 ご都合・ご興味のあう方は、ふるってご応募ください。東京大学 本郷キャンパスにてお会いできますこと、楽しみにしております!
=================================================
Learning bar@Todai 2009
脱「研修屋」宣言!?:
内製化時代、みんなで「人材育成の仕事」を考える
分析、企画、交渉、そして教育評価まで
2009年7月31日(金曜日)午後6時 – 9時
東京大学 情報学環 福武ホール
=================================================
 2009年7月のLearning barのテーマは、
脱「研修屋」宣言!?:
内製化時代、みんなで「人材育成の仕事」を考える
分析、企画、交渉、そして教育評価まで
 です。
 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
 早川勝夫さん
 
 横浜ゴム株式会社
 若林真知江さん
 株式会社 日立総合経営研修所
 堤宇一さん
 を講師にお招きし、「人材育成のあり方」について、
皆さんとディスカッションを深めたいと考えています。
  ▼
 昨今、人材開発部門の果たす「仕事の内容」は揺れ
ています。経営全体、組織全体に対する「目に見える
貢献」が求められる一方で、多様化するラインのニー
ズに、いかに答えるかが求められています。
 さらにリーマンショック以降後は、教育研修の内製化に対
する圧力もさらに増しています。人材開発部門は、「コスト
は下げるが、経営・業績には資する」というアポリアに、
今、直面しています。
 そうした動向の中で非常に重要になってくるのは、
従来の仕事のあり方を見直し、新たな仕事のサイクル
を構想することです。
 経営層(戦略)やライン(現場)を分析すること
 自らHRに関する「仮説」や「ビジョン」をもつこと
 経営層やラインと政治的交渉を行うこと
 限られたリソースの中で、実行し、評価すること
 今、人材開発部門は、今、何を行っていくべきなの
 でしょうか・・・
 そして人材開発部門が変わるとき、民間教育ベンダ
ーのビジネスモデルは、いかに変わる必要があるので
しょうか
 ・・・モデルなき模索が続いています。
しかしながら「モデルなき模索」は、いつだって苦し
いものです。
今回のLearning barでは、この問いに関して、「みん
な」で考えていきたいと思います。
  ▼
 今回のLearning barでは、日本ベーリンガーインゲ
ルハイム株式会社の早川勝夫さん、横浜ゴム株式会社
若林真知江さんに、
1)現在、それぞれの会社で行っている人材施策について
2)日々の人材育成施策を実行していく上で重視している
 行動(仕事の流儀)
3)どのようなインパクトがあるのか
4)どのような悩みや課題があるのか
 についてお話しいただきます。
 株式会社 日立総合経営研修所 堤宇一さんには、
1)従来の人材育成担当者の仕事と新たな仕事モデルの違い
2)それを支えていた理論に関する再考の可能性
3)新たな教育評価の実施モデルとは何か
 についてご講演をいただきます。
 ▼
 参加をご希望の方は、下記の参加条件をお読みになり、
フォームに必要事項をご記入のうえ、7月10日までに
sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまでご連絡
下さい。7月13日までに参加可否をお伝えいたします。
下記の要項を必ずご一読いただき、ご応募をお願いいた
します。
 なお、今回のLearning barには宿題があります。
 1.人材育成の仕事とは○○○のようなものである:
 2.なぜなら~~~~~~~~~~~~~であるから
 という問いに対する、自分なりの考えを考えてく
ださい。○○○には「喩え:メタファ」をいれてく
ださい。~~~には理由を入れてください。
 例えば、
 例)
 人材育成の仕事とは「ガーデニング」のようなものだ
 なぜなら、人が育つのには手間暇、時間がかかるから
 といった感じです。
 
 応募の際には、この答えを応募フォームにお書き入れ
下さい。また当日も、この答えを利用しますので、忘れ
ないようにメモをしてください。
  ▼
 なお、最近、Learning barは満員御礼が続いており、
参加登録いただいても、すべての方々の御希望にはお応
えできない状況になっております。
 会場を変えて、何とかこれに対応していますが、限ら
れたスペースと人的リソースの中で運営し、かつ、参加
者のバックグラウンドの多様性を確保する必要がある関
係上、すべての方々のご要望にはお答えできません。
 主催者としては心苦しい限りですが、なにとぞお許し
ください。
 
       主催:中原 淳(東京大学・准教授)
※Learning barは、NPO法人 Educe Technologiesが
主催、東京大学大学院学際情報学府 中原研究室が
共催する、実務家と研究者が集まる学術イベントです。
 
 —
○主催
 NPO法人 EDUCE TECHNOLOGIES
 エデュース・テクノロジーズ
 http://www.educetech.org/
 
 EDUCE TECHNOLOGIESは、「学び」に関する調査
 研究開発、コンサルティングを行う非営利特定
 活動法人(NPO)です。
 
 企画担当
 副代表理事 中原 淳
 
 
○共催
 東京大学大学院 学際情報学府 中原淳研究室
 - 大人の学びを科学する研究室 –
 http://www.nakahara-lab.net/
 
 
○特別協賛
 株式会社JMAM人材教育
 産労総合研究所
○企画協力
 株式会社インサイト・コンサルティング
 槇本 健吾さん
 株式会社 日立総合経営研修所
 柳美里さん
 
 
○日時
 2009年7月31日(金曜日)
 午後5時30分 開場
 午後6時00分より午後9時頃まで実施
 
 ※時間が限られておりますので、定刻通り
 に始めます。本郷キャンパスは意外に広い
 です。くれぐれも、迷子になりませんよう。
 
 
○内容(案)
 □ウェルカムドリンク
 (5時30分 – 6時00分)
  ・今回のLearning barでは、サンドイッチ
   ソフトドリンク、ビール等をご用意して
   います。
 
 □イントロダクション
 (6時00分-6時10分)
   ・中原 淳(東京大学)
 
 □パート1 ニーズの明確化から始める
『超具体的』人材育成施策について~
 (6時10分 – 6時45分)
 (35分講演)
  ・若林真知江さん(横浜ゴム株式会社)
  職場に何度も足を運びヒアリングを重ね、
  固有の問題・ニーズを把握することにより、
  事業戦略に必要な具体的ソリューションを
  支援する人材育成施策の取組みについて紹
  介します。  
 — bar time (10min.) —
 □パート2 戦略系コンサルティングになりませんか?
 (6時55分 – 7時25分)
 (35分講演)
  ・早川勝夫さん(日本ベーリンガーインゲルハイム)
「企業内人材育成はこのままで良いのか」と
 いう疑問から発した思考形式と、実践戦略の
 アプローチによる営業員教育について紹介します。
 — bar time (10min.) —
 □パート3 人材育成担当者の過去、現在、未来
~自分の業務をメタファーする~
 (7時35分 – 8時00分)
 (25分)
  ・堤 宇一さん(株式会社 日立総合経営研修所)
複雑で、長期化する人材育成課題を「インストラク
ショナル・デザイン」や「教育効果測定」はどこまで
対処できるか。その可能性と限界は「何か」を考えます。
 わたしたちは、どのような理論をもって現場にでるべき
 なのでしょうか。
 また、我々は、今後どんな「教育観」を持ち、業務
 に携わるべきかを、皆さんと一緒に考えていきます。
 
 □お近くの方とディスカッション
 (8時00分 – 8時30分)
 (30分)
 
 □質疑
 (8時30分 – 8時50分まで)
 (20分)
 □ラップアップ
 (8時50分 – 9時00分まで)
 (10分)
  ・中原 淳(東京大学・准教授)
 
 
○場所
 東京大学 情報学環 福武ホール
 地下2F 福武ラーニングシアター
 http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
 地下鉄丸の内線本郷三丁目駅から徒歩15分程度
 地下鉄南北線東大前駅から徒歩10分程度
 
 (赤門の横です)
  
  
○参加費
 4000円(1名さま 一般・学生)
 (講師招聘費用、講師謝金、会場費、飲み物、
  食べ物、運営費等に支出いたします)
 本イベントで剰余金が発生した場合は、東京大学
 中原研究室および、NPO法人 Educe Technologiesが
 企画する、組織人材育成・組織学習に関係するシン
 ポジウム、研究会、ワークショップ等の非営利イベ
 ント等の準備費用・運営費用、および、研究費用に
 充当します。
 
 
○食事
 ソフトドリンク、ビールなどの飲み物、および
 サンドイッチ、ベーグルの軽食をご準備いたします。
 
 
○参加条件
 下記の諸条件をよくお読みの上、参加申し込みください。
 申し込みと同時に、諸条件についてはご承諾いただいて
 いるとみなします。
1.今回のLearning barには「宿題」がございます。
 ▼人材育成の仕事とは○○○のようなものである:
 ▼なぜなら~~~~~~~~~~~~~であるから
 という問いに対する、自分なりの考えを考えてく
ださい。○○○には「喩え:メタファ」をいれてく
ださい。~~~には理由を入れてください。
 例えば、
 人材育成の仕事とは「ガーデニング」のようなものだ
 なぜなら、人が育つのには手間暇、時間がかかるから
 といった感じです。
 
 応募の際には、この答えを応募フォームにお書き入れ
下さい。また当日も、この答えを利用しますので、忘れ
ないようにメモをしてください。宿題の答えは、今後、
研究にも活かさせていただきます。
2.本ワークショップの様子は写真・ビデオ撮影します。
写真・動画は、NPO Educe Technologies、東京大学
中原研究室が関与するWebサイト等の広報手段、講演
資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。
マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供
することがあります。
3. 欠席の際には、お手数でもその旨、
sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
ご連絡下さい。
人数多数のため、多数の方の参加をお断りしている
状況です。繰り上げで他の方に席をお譲りいたします。
4.本イベントで剰余金が発生した場合は、東京大学
中原研究室および、NPO法人 Educe Technologiesが
企画する、組織人材育成・組織学習に関係するシン
ポジウム、研究会、ワークショップ等の非営利イベ
ント等の準備費用・運営費用、および、研究費用に
充当します。
 
○どうやって参加するのか?
 
 下記のフォームに必要事項をお書き入れの上、
 sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
 7月10日までにお申し込み下さい
〆ココカラ=======================================
 参加申し込みフォーム
 sakamoto [at mark] tree.ep.u-tokyo.ac.jpまで
 7月10日までにお申し込み下さい
 
 抽選の上、7月13日までに参加の可否をご連絡
 させていただきます
 —
 上記の参加条件を承諾し、参加を申し込みます。
○氏名:(            )
○フリガナ:(          )
○ご所属:(            )
○メールアドレス:(       )
○業種の選択:下記の11つの属性から、あなたに
最も近いものをひとつお選びください
 1.研究者
 2.学生
 3.民間教育会社勤務
 4.民間コンサル会社勤務
 5.事業会社勤務(人事・教育部門)
 6.事業会社勤務(事業部門)
 7.個人事業主(教育・コンサル)
 8.経営者
 9.初等・中等教育の学校勤務
 10.公務員・公益法人等勤務
 11.その他
○宿題をお願いします
 人材育成の仕事とは
    (     )のようなものである:
 なぜなら(            )
○もしあれば・・・一言コメント
(                )
〆ココマデ=======================================

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