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2024.2.8 12:14/ Jun

あなたの会社には「兼務疲れ」が広まっていませんか?:おしごと盛り盛り、背脂マシマシ!?

 あなたの会社には「兼務疲れ」が広まっていませんか?
  
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 仕事柄、様々な企業の皆様とお仕事でご一緒させていただいておりますが、ここ1年ー2年で本当に増えたな、という人事課題のひとつに
  
 慢性的「兼務疲れ」
   
 というものがあります。
   
 要するに、みんな「兼務」で疲れてる(泣)
 2つも、3つも、4つも、5つも、仕事を抱えて、もう、限界に来ている。
   
 あなたの会社には「兼務疲れ」広まっていませんか?
    
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 慢性的兼務疲れは、こんな風にはじまります。
   
 ある日突然、上役に呼ばれて・・・
  
  悪いんだけど、この仕事も「兼務」できない?
  
  ごめん、あの仕事も「兼務」でいける?
  
  本当に短い期間だけでいいんで、このプロジェクトも「兼務」してくれない?
  

 と仕事を盛られていく。ひとつの仕事・職務だけでも「ただでさえ忙しい」のに、仕事を「盛りに盛られて」背脂マシマシ。疲労は蓄積して、慢性化していく。
 しかも「兼務」しても「給料」がビタ一文上がることはない。
  
 兼務は、頼む方にとっては「すごく都合のいい言葉」です。だって「ほとんどコストをかけることなく」仕事量を増やせるから。「兼務」は「無限」につづけることができるから。
 ワンワードでいえば、
  
 安易な「兼務依頼」は「マネジメントの放棄」
  
 といえる。だって、仕事を適正にアサインできていないわけですから。「けんむ」と言えばいいんだから。
   
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 でもでも、兼務したところで、よく考えてみること、これにも、すぐに「限界」が生まれることがわかります。
   
 実際「兼務」をしたところで、依頼された側のマンパワー(リソース)やモティベーションが2倍・3倍になるわけではない。ということは、今ある「1」のリソースを切り刻んで、「0.3」「0.2」「0.5」という具合に分割していく他はない。あとは、「0.3」「0.2」「0.5」のマンパワーで、右から左に、兼務される仕事を「こなして」いく他はない。本当に「兼務」させたことで「生産性」があがるか、というと、それは、ないな、と。
  
 やっぱり、アタリマエダのクラッカーなのですが、
   
「やるべき仕事」に対して、ちゃんと「ひとをつける」
  
 ことなんだろうと思います。
   
 あなたの会社には安易な「兼務依頼」広まっていませんか?
  
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 今日は「兼務疲れ」について書きました。
  
 ちなみに、これによく似た症状に

 「Span of control(管理可能な部下人数:スパンオブコントロール)の超過」
   
 問題というものがあります。
 要するに、ひとりのマネジャーのもとに、管理しなければならない部下の人数がどんどん「盛られていく=増やされていく」問題ですね。下手すりゃ、ひとりで30人とか、みなきゃならない。
  
 これも兼務疲れと同じように起こります。
  
 ある日突然、上役に呼ばれて・・・
  
  悪いんだけど、こっちのメンバーも「面倒」みてやってくれない?
  
  ごめん、あっちのスタッフもみられる?
  
  本当に短い期間だけでいいんで、こっちのチームもマネジしてくれない?

  
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(以下同文)
  
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 いい加減なことやってちゃ、みんな、会社から、いなくなっちゃうよ。
   
 慢性的「兼務疲れ」にご用心!
    
 そして人生はつづく
   
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「チームワーキング研修版」リリースされました!
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「チームワーキング」が「アセスメントを絡めた管理職研修」として利用されております。モニター利用各社の人事担当者の皆様、開発担当者の堀尾さんと、座談会をさせていただきました。ぜひご覧くださいませ!
   
チームワーキング座談会
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/case/index.html 
  
 書籍「チームワーキング」の方も、おかげさまで「重版」を重ねております。応援いただいた皆様に心より感謝いたします。
     
    
 
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すべてのリーダー、管理職にチームを動かすスキルを!
ニッポンのチームをアップデートせよ!            
    
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 職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS(オーディ・アトラス)」が多くの職場で使われはじめています。サーベイはもとより、それをいかに「フィードバック」するかに焦点をあてたツールです。ワークショップも開発しております。どうぞご笑覧くださいませ!
   

職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS」 (パーソル総合研究所・中原の共同開発) 
https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/od-atlas.html
   
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【好評発売中】1on1のコツをまとめた映像教材を、中原とPHPさんで共同開発しました。上司用、部下用あります。1on1について「同じイメージ」をもつことができます。どうぞご笑覧くださいませ!
     
上司と部下がペアで進める 1on1 振り返りを成長につなげるプロセス(上司用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
  
経験を成長につなげる1on1(部下用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061   
  
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【祝・eラーニング完成!】中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース完成しました。リーダー・管理職になる前には是非もっていたいフィードバックスキルを、PC、スマホ、タブレット学習可能です。ケースドラマでも学べます! 
     
中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
   
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q    
  
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新刊「フィードバック入門:耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」絶賛発売中、13刷重版出来です!。AMAZON総合13位、1位(マネジメント・人材管理カテゴリー、リーダーシップカテゴリー)を記録!年上の部下、若手のトンガリボーイ、トンガリガール。職場には、多様な人々が集っています。難易度の高い部下育成に悩む管理職向けの新書です。どうぞご笑覧くださいませ。スピンアウト企画にDVD教材「フィードバック入門」、研修、通信教育もあります。こちらもどうぞご笑覧ください。
     

   
『フィードバック入門』スピンアウト企画
https://www.php.co.jp/seminar/feedback/
    
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【泣くな!新米管理職!】
  
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「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
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【御礼】拙著「人材開発・組織開発コンサルティング」が日本の人事部「HRアワード2024」書籍部門 優秀賞を受賞しました!(感謝!)