2023.1.27 08:15/ Jun
「リアル商品づくり」で生まれる「1粒で7度おいしい学び」とは!?
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立教経営・中原ゼミ5期生(2年生)は、今年も、新たなリアル商品開発にチャレンジしています。
今年の5期生がチャレンジするのは
「OJT指導者ー新人のあいだにある問題」
を課題解決するワークショップ!
一般の企業につとめる、OJT指導員ないしは新人などが受講可能な「100分間のワークショップ」を学生たちが開発しています。
伴走していただけるのは、わたしも過去20年にわたりお世話になっている、ビジネス書の雄 ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソース様です。この両社のみなさまに、各グループのメンター役を担っていただき、商品を共同開発するプロジェクトに従事しています。心より感謝いたします。
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昨日は、その中間発表会が行われました。
中間発表会には、本田技研工業さま、三井物産人材開発さま、大和証券さま、三井住友海上火災保険さまなど、企業の人事部からもご参加いただき、フィードバックを担っていただきました、お忙しい中、本当に、ありがとうございました。
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OJTというのは、企業・人材開発の「根幹」といっていいほどの課題です。
OJTの成立には、OJT指導員、新人、管理職、職場の他のメンバーなど、さまざまなひとが関わっています。よって、誰を対象者にして、そこにまつわるどんな課題を解決するのか。そのことによって経営・現場にどのようなインパクトをもたらすのかを「決めること」は、はちゃめちゃ難しいです。
経営・現場にインパクトをもたらさなければ、人材開発ではありません。
楽しかったね、嬉しかったね、また来たいね、では人材開発とは呼べないのです。
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また「商品開発」とは「アイデア一発勝負」ではありません。
「自らつくりだした付加価値」をお客様に「お届け」して、対価を得ることです。それは並大抵のことではありません。商品そのものはもちろん、そのためのマーケティング戦略なども含めて、商品開発です。自分で商品をつくって、自分でイベントをして、自分でデモをして、自分で売らなくては「売れません」。どんなによい商品をつくっても、お客様に届かなければ、意味がありません。
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これらが「難しい課題」であることは間違いありません。
わたし自身は、もう、何が難しいのか、何が易しいのか、よくわからない「麻痺麻痺おじさん(マヒマヒ・おじさん)」ですが、これが「ややこしい課題」であることは「野生の勘」で、何となくわかります。
が、学生には、何とか、この難しい課題のなかで多くを学んで欲しいと願っております。
それは今回の商品開発プロジェクトで、教科書には決して載っていない、「1粒で7度おいしい学び」が、そこにはついてくるからです。
1.自ら、OJTの商品をつくれば、「OJTが何たるか」という人材開発を体感できます。
2.自ら、OJTのワークショップをつくり登壇すれば、プレゼンの技術が得られます。デリバーすることの難しさもわかります。
3.自ら、OJTのワークショップを広報すれば、マーケティングの難しさがわかります。
4.自ら、OJTのワークショップで利益を出せば、お金のまわる仕組みがわかります。
そして、
5.自ら、チームで今回のプロジェクトに従事すれば、チームワークやリーダーシップを体感できます。
6.自らのチームにビジネスパーソンからフィードバックをもらえれば、社会人との交流の仕方も学べます
7.自ら、OJTのワークショップをつくれば、自分が新人になったときの振る舞い方がわかるはずです。
だって、今、つくっているのは「2年後の自分の姿」なのですから。
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「商品」をつくることだけが目的ではありません。
1粒で7度おいしい。
5期生には、この学習機会を、ぜひ存分に味わっていただきたいと願っています。
最後になりますが、今年度、ご指導をいただく、ダイヤモンド・ヒューマンリソースの濱崎麻美さん、金杉学さん、島村景都さん、龍美哲平さん、ダイヤモンド社の井上直さん、永田正樹さん、濱田健太郎さん、田村淳一さん、広瀬一輝さんに、この場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございます。
心ゆくまで「知的」に暴れよ!
そして人生はつづく
ダイヤモンド社・人材開発
https://jinzai.diamond.ne.jp/
ダイヤモンド・ヒューマンリソース
https://www.diamondhr.co.jp/
ダイヤモンド社HRオンライン
https://diamond.jp/list/sp/jinzai
中原ゼミ(学生運営の公式ゼミページ)
https://www.nakaharaseminar.com/
中原ゼミ メンバーリスト
http://www.nakahara-lab.net/zemi
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【おまけ】
昨年のゼミ(現在・3年生)では、ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソース様とともに
内定者をフォローするワークショップ・研修の開発
に取り組み、1年間の開発のすえ、見事に商品をリリースすることができました。おかげさまで、彼らがつくったワークショップは、手前味噌ながら、内定者の引き留め、内定者の関係作りに資するものとして、お客様に大変ご好評いただきました。
リリースから数ヶ月程度で、現在までに「30社近く」のご成約をいただいております。心より感謝いたします。今年の内定式、内定者支援から、中原ゼミメンバーの開発したツールが、実際に千人単位の方々に対して用いられる、というところが、大変ありがたいことです
産学連携で学生のアイデアを商品化:Z世代のための「内定者フォローワークショップ」をダイヤモンド社と共同開発(立教大学公式プレスリリース)https://www.rikkyo.ac.jp/news/2022/07/mknpps000001zyif.html
内定者フォローワークショップ(ダイヤモンド社・公式ページ)
https://jinzai.diamond.ne.jp/rp/prospective-employee-workshop/
内定者フォローツール「フレッシャーズコース」
https://jinzai.diamond.ne.jp/tools/fresherscourse/
現3年生の試みに関しましては、学生に貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。ダイヤモンドグループの永田正樹さん、広瀬一輝さん、廣畑達也さん、小川敦行さん、濱崎麻美さん、井上直さん、石丸恵美さん、永井敬太さん、渋木結さんに心より感謝いたします。
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【ご案内】新刊「話し合いの作法」!:すべてのひとびとに、対話し、合意して、決断できるスキルを! 人事パーソンはもとより、現場のマネジャー、現場の先生方などなど「話し合い」のスキルを高めたいすべての方々にお読みいただきたい一冊です!
新刊「話し合いの作法」(AMAZON予約)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569851843/nakaharalabne-22
同書の内容をサクっと学べる動画も公開されています。どうぞご笑覧くださいませ!
■仲が良くても心理的安全性が低い残念な理由【中原淳 立教大学経営学部教授】
■“残念な話し合い”5つの病【中原淳 立教大学経営学部教授】
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【人事・採用ご担当者さまへ】御社で人材開発・組織開発のプロフェッショナルを採用しませんか?
立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース(以下、LDC)では、経営学を基盤にしながら、次世代のリーダーシップ開発(人材開発・組織開発)を企業・組織で推進することのできる高度プロフェッショナル人材を育成しています。
このたび、このコースを修了した大学院生の皆さん(卒業生ネットワーク:アルムナイネットワークのメーリングリスト:アルムナイネットワークは、卒業生の自主的な活動です)に対して、企業人事の皆様が「採用情報」をお届けいただけるサイトを開設いたしました!。利用上の注意をご高欄いただき、適宜、ぜひ、ご利用くださいませ。無料で情報を送付いただけます。
■立教大学大学院・採用情報発信サイト■
https://ldc.rikkyo.ac.jp/recruit/
【立教大学大学院で大学院生として学びませんか?】
授業は「フルオンライン」。授業は金曜日夜と土曜日だけ行われており、2年間で、修士(経営学)が取得できます。来年1月に願書提出、2月に入試が予定されています。
在学生などの声、リーダーシップ開発コースでの授業の様子について知りたい方は、ぜひ、下記のニュース欄をお読みくださいませ!
ひとづくり・組織づくりの大学院での「学び」とは?
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/
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【アンコンシャスバイアス研修・内製化ツールキット開発!】武蔵野大学・島田徳子先生、ダイヤモンド社の皆さん(広瀬一輝さん、永田正樹さん)との数年にわたる共同研究と、NPO法人日本ブラインドサッカー協会との連携で、スマホで手軽に受検できる「アンコンシャスバイアス測定テスト」と、内製化研修(プレゼンキット)を開発しました!。この問題は、学術的な背景などは、わたしどもが、テスト結果に基づき動画像(ビデオ)で解説させていただきます。ご利用くださいませ! ご自身の組織にもっともフィットしたアンコンシャスバイアス研修をつくることができます。どうぞご利用くださいませ!
■アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のWebページはこちら!■
https://jinzai.diamond.ne.jp/ub/unconscious-bias/
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新刊「チームワーキング」がオンライン管理職研修になりました。JMAMさんからのリリースです(共同開発をさせていただいた同社の堀尾さん、ありがとうございました。中原は共著者の田中聡さんと監修をつとめさせていただきました)。どうぞご笑覧ください!
「チームワーキング研修版」リリースされました!
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/
「チームワーキング」が「アセスメントを絡めた管理職研修」として利用されております。モニター利用各社の人事担当者の皆様、開発担当者の堀尾さんと、座談会をさせていただきました。ぜひご覧くださいませ!
チームワーキング座談会
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/case/index.html
書籍「チームワーキング」の方も、おかげさまで「重版」を重ねております。応援いただいた皆様に心より感謝いたします。
https://amzn.to/3esCOrW
すべてのリーダー、管理職にチームを動かすスキルを!
ニッポンのチームをアップデートせよ!
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立教大学経営学部 中原ゼミ4期生、ゲームなどを活用した「内定者フォローワークショップ」を共同開発! ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソースさまから発売中!デンソー様、東急不動産SCマネジメント様、ラインズ様、日水コン様、リリカラ様など、20社を超える企業で、内定者研修・新入社員コンテンツの一部として、ご利用いただいております。
内定者の論理思考力、質問力などの工場、強みの発見、内定者同士の関係構築を、オンライン・オフラインで行えます。スライド、ワークシート、動画など完全完備。企業ごとに内製化してお使いいただけます。
立教大学経営学部 中原ゼミ、ゲームなどを活用した「内定者フォローワークショップ」を共同開発! ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソースさまから発売中!
https://jinzai.diamond.ne.jp/rp/prospective-employee-workshop/
どうぞご高覧くださいませ!
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職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS(オーディ・アトラス)」が多くの職場で使われはじめています。サーベイはもとより、それをいかに「フィードバック」するかに焦点をあてたツールです。ワークショップも開発しております。どうぞご笑覧くださいませ!
職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS」 (パーソル総合研究所・中原の共同開発)
https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/od-atlas.html
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【好評発売中】1on1のコツをまとめた映像教材を、中原とPHPさんで共同開発しました。上司用、部下用あります。1on1について「同じイメージ」をもつことができます。どうぞご笑覧くださいませ!
上司と部下がペアで進める 1on1 振り返りを成長につなげるプロセス(上司用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
経験を成長につなげる1on1(部下用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
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【祝・eラーニング完成!】中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース完成しました。リーダー・管理職になる前には是非もっていたいフィードバックスキルを、PC、スマホ、タブレット学習可能です。ケースドラマでも学べます!
中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q
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新刊「フィードバック入門:耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」絶賛発売中、13刷重版出来です!。AMAZON総合13位、1位(マネジメント・人材管理カテゴリー、リーダーシップカテゴリー)を記録!年上の部下、若手のトンガリボーイ、トンガリガール。職場には、多様な人々が集っています。難易度の高い部下育成に悩む管理職向けの新書です。どうぞご笑覧くださいませ。スピンアウト企画にDVD教材「フィードバック入門」、研修、通信教育もあります。こちらもどうぞご笑覧ください。
『フィードバック入門』スピンアウト企画
https://www.php.co.jp/seminar/feedback/
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【泣くな!新米管理職!】
おかげさまで10刷重版出来。「駆け出しマネジャーの成長論」は、「実務担当者」から「新任管理職」への役割移行をいかに進めるかを論じた本です。「脱線」をふせぎ、成果をだすためには「7つの課題」への挑戦が必要であることを解説しています!全国の管理職研修で用いられています。どうぞご笑覧くださいませ!
パーソル総合研究所と中原は、このテキストをもとにした「マネジャーになる研修」を開発しました。種部吉泰さんとディスカッションは、非常に楽しいものでした。このコースについても、どうぞご覧くださいませ!
「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
https://rc.persol-group.co.jp/seminar/become-a-manager.html
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
「新人研修をアップデートするための5つのコンセプト」に基づいて開発された、中原が監修をつとめる新人研修プログラムです。全4回にわたって実施する「オンライン研修」と「現場での実践&振り返り」を往還することによって、新人期に直面する壁を乗り越え、トランジションを果たせるよう手厚くサポートできるようになっています。経験学習を習慣化するほか、ストレスマネジメント、フィードバック、ジョブクラフティングなどについて学ぶことができます。
Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/k00HD0024/
OJT指導員向け・短時間&動画で学べる 部下育成スキルの動画もございます。中原が新人育成のポイントについて解説しています!
短時間&動画で学べる 部下育成スキル・解説動画
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/000HD6260/
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新刊「研修評価の教科書」好評発売中です。アカデミックな知見に根ざしつつも、実際の企業のなかで実践可能な研修評価とは、いかにあるべきか。「企業における」研修評価のあり方を論じた本です。質問事例などのワークシートなどもついております。3つの企業事例も含まれています。どうぞご笑覧くださいませ。
新刊「研修評価の教科書:数字と物語で経営・現場を変える」
https://amzn.to/3ta9mhf
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新刊「M&A後の組織・職場づくり入門」発売中です。AMAZON「企業再生」カテゴリー1位を記録しました(感謝です!)。
これまで税務・法律の観点からしか語られなかった「企業合併(M&A)」の問題に対して、ひとと組織(人材開発・組織開発)の観点からアプローチし、シナジーを生み出す可能性を考えます。
M&Aという「巻き込まれ事故」に関わってしまった経営企画・人事・現場の管理者・リーダーの皆様にぜひお読み意いただきたい一冊です!
購入はこちら!「M&A後の組織・職場づくり入門」
https://amzn.to/3v0P0bE
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【注目!:中原研究室記事のブログを好評配信中です!】
中原研究室のTwitterを運用しています。すでに約39000名の方々にご登録いただいております。Twitterでも、ブログ更新情報、イベント開催情報を通知させていただきます。もしよろしければ、下記からフォローをお願いいたします。
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