2022.7.8 08:15/ Jun
【立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース】
https://ldc.rikkyo.ac.jp/
ひとづくり・組織づくりの大学院・・【立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース】のカリキュラムは、かなり「独特」です。日本にここしかありません。一言でいえば「フルオンラインのアクションリサーチ風大学院」といってもよいのかな、と思います(笑)。
(ここでアクションリサーチとは、1)問題の当事者が、2)自分の現場の抱える課題を調査・探究し、3)現場の改善を行いながら、4)知見を創出するものと、仮に定義します。私たちは、アクションリサーチに深いインスピレーションを持っています。しかし、アクションリサーチ「型」大学院とは言いません。アクションリサーチの知見をかなりベースとしてカリキュラムが立ち上がっていますが、純粋に「アクションリサーチの概念」だけを「現実化」しようとは、わたしたちは思いません。アクションリサーチをベースに、従来型の大学院、サイエンスの良さ、とデジタルテクノロジーをブレンドしながら、カリキュラムをつくっています。私たちは、教職員スタッフみなで、私たちの大学院がつくりたいだけです)
この大学院コースの特徴は下記の7つ。
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1.チームでの課題解決が多い
ほぼ全カリキュラムは「チームでのプロジェクト学習」でしめられています。大学院生は、チームでの課題解決を通して、グループダイナミクス、リーダーシップ、チームワークリフレクション、フィードバックなどの、人材開発・組織開発の基礎知識を「理解」というより「体感」していきます。データアナリティクス演習では、量的データの分析をチームで行うことで、組織の課題解決を行います。
チームで効果的に働くための「People skills(対人関係スキル)」というものは、大学・大学院のなかで、もっとも学ばれていないものだとされています(Foggin,1992)。しかし、わたしたちは、「チームでの課題解決」というエッセンスを大学院レベルの教育にも入れ込むことで、人材開発や組織開発にとって必要な「People skills」を「身体化」していくことをめざしています(Gardner & Korth 1997)
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2.プロジェクトにはじまり、プロジェクトに終わる
大学院生は、2年間の学修の最後に、アクションリサーチ風のプロジェクトをひとりで成し遂げなければなりません。いくらチームで動くといっても、最後は「個」にかえります。
1)自分ひとりでクライアント組織を見つけ
2)クライアント組織のキーマンと交渉し、
3)人材開発・組織開発を組織内で実行し、
4)クライアント組織に生じた変化を方法論に基づき記述しなければ鳴りません
1年生のカリキュラムは「チームでのプロジェクト」が多いです。一方、2年生になると「個人でのプロジェクト探究」が主になってきます。
LDCの学修の集大成 リーダーシップ・ファイナル・プロジェクト始動!
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/2021/0430-2/
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3.少人数精鋭・必修中心のカリキュラムで、めざす人材像を確実に育成します
1学年の定員10名、実際には毎年20名が入学します。少人数精鋭で、かつ、8割近くの授業は「必修」です。確実に必要な知識や体験を行ってもらい、コースがめざす人材像を実現します。階段教室で一斉講義を行うことはありません。レクチュア型の講義であっても、インタラクティブに進行します。
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4.フルオンラインカリキュラムなので、場所を選びません。
フルオンラインで授業は金曜日・土曜日に展開されます。学生一人一人にもZOOMアカウントが与えられるため、グループワークなども、すべてオンラインで行われます。年に2度程度は、対面での授業・スクーリングもあります。忙しい社会人での学び直すことができます
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5.MBAはいたしません。人と組織の専門知を深く学び「修士(経営学)」を取得できます
ビジネス関連科目(ファイナンス、会計)などの、フルスペックをそろえたMBAでは「まったくありません」。わたしたちは「MBA」をいたしません。従来型MBAでは「ひと・組織の科目」はあっても2つか3つ。全体のカリキュラムからみれば、ごくごく一部です。一方、わたしたちは、開講科目のうち9割は「ひとと組織の科目」です。人と組織の専門知を深く学び「修士(経営学)」を取得できます
修了生インタビュー「MBAとは全く違う世界観、価値観で組織について学べる日本で唯一の大学院だと思います」
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/2022/0527/
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6.卒業生には「就職情報」が寄せられます
人材開発や組織開発でひとを雇用したい企業とアラムナイ(卒業生)組織をむすぶ仕組みがあります。すでに多くの企業から、就職情報が卒業生に寄せられています。人的資本経営が叫ばれる中、人材開発・組織開発のプロフェッショナルの需要が高まっています。もし御社で「人材開発・組織開発のプロフェッショナル」を求めていらっしゃるようでしたら、下記のサイトをお読みになって、ぜひ情報をお寄せください。
【無料】立教大学大学院で切磋琢磨しつつ学んだ「人材開発・組織開発のプロフェッショナル」を御社で「採用」しませんか?
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/14298
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7. 在校生・卒業生はビジネスの「最前線」にいる方です!:働きながら、学ばれています!
大学院は「何を学ぶか」も大事ですが、「誰と学ぶか」も重要です。在校生・卒業生はコンサルティングファームにおられる方、事業会社の人事担当者・人事責任者、個人で人事向けサービスを展開している方、経営者、教師、看護師さんなど、非常に多様です。みな、バリバリ働きながら、学ばれています!
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これだけ「クセの強い大学院」ですので
「あうひとには、ぴったり、あいます」
ここで「クセが強い」とは「既存の大学院コースとは、その特徴も、狙い、教育の仕組みも異なっている」という意味です。個性が強いです。振り切ってます、笑。
そして、
わたしたちの求める学生像、学びの像に共感いただける方がいらしたら、きっと楽しく学べると思います。こればっかりは、ご縁です。
ぜひ、理念に共感し、将来、人材開発や組織開発などの領域で、専門性を発揮したい方に、入学をご検討いただければと思います。
今年度(4期生)は、9月17日(土曜日)にオンライン説明会が開催されます。そののち、1月に願書を出願し、2月に入試が行われるということになります。
将来の4期生の皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
そして人生はつづく
春学期を乗り越えた3期生の皆さん!お疲れ様でした!
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7月19日(火曜日)新刊「研修評価の教科書」の刊行を記念して無料セミナーを行います。すでに500名ほどの参加申し込みをいただいているようです。少し余裕があるようですので、ぜひお越しくださいませ!
新刊刊行記念「研修評価の教科書」を2時間だけでギュギュっと濃縮!ー効果的な研修評価の仕組みがわかります!
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/14291
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【無料オンラインセミナー参加者募集】「内定者の活躍」を支援せよ!:Z世代がつくる、Z世代のための「内定者フォローワークショップ」を体験してみませんか?
立教大学 経営学部 中原ゼミ(現・3年生)では、ダイヤモンド社さま、ダイヤモンドヒューマンリソース社さまとの産学共同プロジェクトにおいて、「内定者フォローのためのワークショップ(研修)」を共同開発させていただきました。
コロナ禍で、従来のように、内定者同士の懇親会などをするなどして「同期の絆」をつくれない。ありきたりのアイスブレイクでは、なんか、白ける。人手不足の今だからこそ、オンラインネィティブの今年の内定者にこそ、「良質な学びの経験」を積んでもらい、その結果、「良質なつながり」をつくっていくことが重要になります。
このワークショップでは、同期同士で愉しみながら、内定者に必要になる「同期の絆」「質問力」「強みの強化」「論理思考強化」をおこなうことができます。中原が監修をつとめ、クオリティチェックをおこなっています。ぜひお越しくださいませ!
■7月13日・15日ワークショップ全編体験会・参加者募集ページ(無料)■
(片方の日、一個からでも全然OK!、興味が向いたものにご参加ください)
https://forms.gle/xnhjZRAQEVkyjPjZ7
■各ワークショップの概要は、こちたをご覧ください!
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/14251
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
「新人研修をアップデートするための5つのコンセプト」に基づいて開発された、中原が監修をつとめる新人研修プログラムです。全4回にわたって実施する「オンライン研修」と「現場での実践&振り返り」を往還することによって、新人期に直面する壁を乗り越え、トランジションを果たせるよう手厚くサポートできるようになっています。経験学習を習慣化するほか、ストレスマネジメント、フィードバック、ジョブクラフティングなどについて学ぶことができます。
Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/k00HD0024/
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【立教大学大学院で大学院生として学びませんか?】
立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コースでは、経営学を基盤にしながら、人材開発・組織開発・リーダーシップ開発を実践できるアカデミックプラクティショナーを養成しています。別名、「ひとづくり・組織づくりの大学院」です。
授業は「フルオンライン」。授業は金曜日夜と土曜日だけ行われており、2年間で、修士(経営学)が取得できます。
今年は、4期生の募集になります!ご興味がおありの方は、ぜひ、お申し込みくださいませ!
なお、在学生などの声、リーダーシップ開発コースでの授業の様子について知りたい方は、ぜひ、下記のニュース欄をお読みくださいませ!
ひとづくり・組織づくりの大学院での「学び」とは?
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/
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新刊「研修評価の教科書」好評発売中です。アカデミックな知見に根ざしつつも、実際の企業のなかで実践可能な研修評価とは、いかにあるべきか。「企業における」研修評価のあり方を論じた本です。質問事例などのワークシートなどもついております。3つの企業事例も含まれています。どうぞご笑覧くださいませ。
新刊「研修評価の教科書:数字と物語で経営・現場を変える」
https://amzn.to/3ta9mhf
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新刊「M&A後の組織・職場づくり入門」発売中です。AMAZON「企業再生」カテゴリー1位を記録しました(感謝です!)。
これまで税務・法律の観点からしか語られなかった「企業合併(M&A)」の問題に対して、ひとと組織(人材開発・組織開発)の観点からアプローチし、シナジーを生み出す可能性を考えます。
M&Aという「巻き込まれ事故」に関わってしまった経営企画・人事・現場の管理者・リーダーの皆様にぜひお読み意いただきたい一冊です!
購入はこちら!「M&A後の組織・職場づくり入門」
https://amzn.to/3v0P0bE
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【アンコンシャスバイアス研修・内製化ツールキット開発!】武蔵野大学・島田徳子先生、ダイヤモンド社の皆さん(広瀬一輝さん、永田正樹さん)との数年にわたる共同研究と、NPO法人日本ブラインドサッカー協会との連携で、スマホで手軽に受検できる「アンコンシャスバイアス測定テスト」と、内製化研修(プレゼンキット)を開発しました!。この問題は、学術的な背景などは、わたしどもが、テスト結果に基づき動画像(ビデオ)で解説させていただきます。ご利用くださいませ! ご自身の組織にもっともフィットしたアンコンシャスバイアス研修をつくることができます。どうぞご利用くださいませ!
■アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のWebページはこちら!■
https://jinzai.diamond.ne.jp/ub/unconscious-bias/
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新刊「チームワーキング」がオンライン管理職研修になりました。JMAMさんからのリリースです(共同開発をさせていただいた同社の堀尾さん、ありがとうございました。中原は共著者の田中聡さんと監修をつとめさせていただきました)。どうぞご笑覧ください!
リリースしました!「チームワーキング研修版」
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/
書籍「チームワーキング」おかげさまで「重版」を重ねております。応援いただいた皆様に心より感謝いたします。
https://amzn.to/3esCOrW
すべてのリーダー、管理職にチームを動かすスキルを!
ニッポンのチームをアップデートせよ!
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職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS(オーディ・アトラス)」が多くの職場で使われはじめています。サーベイはもとより、それをいかに「フィードバック」するかに焦点をあてたツールです。ワークショップも開発しております。どうぞご笑覧くださいませ!
職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS」 (パーソル総合研究所・中原の共同開発)
https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/od-atlas.html
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【好評発売中】1on1のコツをまとめた映像教材を、中原とPHPさんで共同開発しました。上司用、部下用あります。1on1について「同じイメージ」をもつことができます。どうぞご笑覧くださいませ!
上司と部下がペアで進める 1on1 振り返りを成長につなげるプロセス(上司用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
経験を成長につなげる1on1(部下用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
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【祝・eラーニング完成!】中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース完成しました。リーダー・管理職になる前には是非もっていたいフィードバックスキルを、PC、スマホ、タブレット学習可能です。ケースドラマでも学べます!
中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q
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新刊「フィードバック入門:耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」絶賛発売中、13刷重版出来です!。AMAZON総合13位、1位(マネジメント・人材管理カテゴリー、リーダーシップカテゴリー)を記録!年上の部下、若手のトンガリボーイ、トンガリガール。職場には、多様な人々が集っています。難易度の高い部下育成に悩む管理職向けの新書です。どうぞご笑覧くださいませ。スピンアウト企画にDVD教材「フィードバック入門」、研修、通信教育もあります。こちらもどうぞご笑覧ください。
『フィードバック入門』スピンアウト企画
https://www.php.co.jp/seminar/feedback/
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【泣くな!新米管理職!】
おかげさまで10刷重版出来。「駆け出しマネジャーの成長論」は、「実務担当者」から「新任管理職」への役割移行をいかに進めるかを論じた本です。「脱線」をふせぎ、成果をだすためには「7つの課題」への挑戦が必要であることを解説しています!全国の管理職研修で用いられています。どうぞご笑覧くださいませ!
パーソル総合研究所と中原は、このテキストをもとにした「マネジャーになる研修」を開発しました。種部吉泰さんとディスカッションは、非常に楽しいものでした。このコースについても、どうぞご覧くださいませ!
「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
https://rc.persol-group.co.jp/seminar/become-a-manager.html
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【注目!:中原研究室記事のブログを好評配信中です!】
中原研究室のTwitterを運用しています。すでに約38000名の方々にご登録いただいております。Twitterでも、ブログ更新情報、イベント開催情報を通知させていただきます。もしよろしければ、下記からフォローをお願いいたします。
中原淳研究室 Twitter(@nakaharajun)
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