ノーミーツ時代（No Meets：逢えない時代）のOJTの効果を高めるためにはどうするか？・・・事例共有会の報告書を配布させていただくことになりました！
　　　　　
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　先だって、わたしは、コロナ禍のように、人々がなかなか逢えない時代（No meets）には、新人育成、中途採用社員の育成などで行われるOJT（On the job training）などが厳しくなることを記事にいたしました。
　　　　
ノーミーツ（No meets）時代のOJTでは、オンライン会議の「退出ボタン」を直ちに押してはいけない！：皆さんで「実践知」と「お困り事」を共有しませんか？
https://www.nakahara-lab.net/blog/archive/12014
　　　　
　この記事を読んだ、中原研OBの関根雅泰さんが、お仲間をつのって、「逢えない時代のOJT、教え方」についての実践知共有会を開催いただいたそうです。
　　　　
　つきましては、関根さん、みなさまのご厚意で、この共有会の報告書を、このブログで公開させていただくことになりました（関係者の皆様、心より感謝いたします！）。
　　　
　この報告書には、
　　
1．OJT担当者の悩み、課題
2．OJTを受ける側（新人）の悩み、課題
3．上司・先輩側の悩み、課題
4．1から4に対する対応策の事例
5．OJTを裏打ちする理論
　　
　などがコンパクトまとめられております。
　どうぞご笑覧いただけますと幸いです！
　　
　　
【無償PDF公開】「ノ―ミーツ時代のOJT」実践知 共有会開催レポート
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/08/nomeet_ojt.pdf
　　　　
　この会は、関根さんのお声がけのもと、当日の進行役は、ラーンフォレスト合同会社の林博之さん、デジタルファシリテーションは学生チーム山王（Kazumaさん＆かなさん）、レポート作成：まなびしごとLAB　風間崇志さんがおつとめになったとのことでした。ありがとうございました。関係者の皆さまに心より感謝いたします。
　　　　　　
「ノーミーツ時代のOJT」実践知の共有会を開催しました！
http://www.learn-well.com/blogmanabi/2020/08/ojt_21.html
　　　　
　関根さんと林さんは、現在、「逢えない時代の教え方」という本を書かれているとのことです。この本の出版も楽しみです。
　　
　多くの現場で、この報告書をきっかけに、今年・来年の新人・中途採用の皆様へのサポートの企画がなされること、彼らを受け入れる現場での作戦会議がなされることを願っております。ぜひ対話にお役立ていただければと思います。
　　
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　なお、こちらの会には、立教大学の卒業生のO君や、現役4年生のSさんなど、学生の皆様のほか、企業の方も数多くご参加になったとのことでした。
　　
　開催の報告を伺ってとても印象的だったのは、
　　
「オンラインOJTがうまくいくかどうか、そもそも、組織に、何を言っても大丈夫な雰囲気があるか、どうかが影響する」
　　
　という卒業生O君の意見です。
　　
　ただでさえ、オフラインであっても、新人は、「わからないこと」「手助けをしてほしいこと」を口に出すことは難しいものです。それがオンラインであれば、さらにそうでしょう。
　　
　もちろん、このことはオンラインであっても、オフラインであっても、言えることだと思いますが・・・
　　
　皆さんの会社では、オンラインでのOJT指導、うまくいっていますか？
　　　
　皆さんの会社では、新人が、わからないことを口にだして聞ける雰囲気がありますか？
　　
　そして人生はつづく
　　
【無償PDF公開】「ノ―ミーツ時代のOJT」実践知 共有会開催レポート
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/08/nomeet_ojt.pdf