2020.5.12 08:46/ Jun
リモートワークでパコーンと成果をだす「マネジメント手法」ってありませんか?
リモートワークにガツンと効く「リーダーシップ」って、ありませんか?
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最近、このようなご相談やご質問を受けることが多くなっています。
新型コロナウィルスの感染拡大によって、すべての業種・職種ではないにせよ、日々、すこしずつ、リモートワークやテレワークが実践されるようになってきているせいでしょうか。皆さまの関心が、そのようなリモート環境下で奏功する「マネジメント手法」や「リーダーシップ」に集まっているのでしょう。
もちろん、そのお気持ちにお答えしたいとは思います。
しかしながら、脳裏では、どこかで、いささか、「もやもや感」を感じているのもまた事実です。
今日は、朝っぱら、その「もやもや感」を皆様にお裾分けしましょう(そんなもん、いらんって?笑)。
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僕が感じている「もやもや感」とは、
リモートワークに特化した「マネジメント手法」って存在するのかな?
リモートワークに特化した「リーダーシップ」って、ありえるのかな?
という素朴な疑問です。
もっと平たく言うと、
「リモートワークで必要になるマネジメント」って、「対面状況下における一般のマネジメント」をきっちり「やり切ること」だけじゃないの
と思いますし
「リモートワークで必要になるリーダーシップ」って、「対面状況下における一般のリーダーシップ」をきっちり「発揮しきる」だけじゃないの
と思ってしまうのです。
むしろ、うがった見方をすれば・・・
リモートワークは「管理職の平時のマネジメントの手抜き」を「白日のもとに晒した」だけ
リモートワークは「管理職の平時のリーダーシップスキルのしょぼさ」を「白日のもとに晒した」だけ
のようにも思えるのです。
つまり・・・
対面状況下であれば、たとえ管理職のマネジメントスキルやリーダーシップが「イケ」てなくても、職場のメンバーが「あうんの呼吸」と「空気を読んで」、何とかかんとかフォローやカバーをしながら、成果をだしていたものが、それがリモートワークによって不可能になってしまった。
対面状況下とリモートワークを比べてみると、圧倒的な差異は「メンバーの仕事をしている様子・プロセスが見えにくい」ということにつきる。つまり、「あうんの呼吸」と「空気を読む」が難しい。だから、今まで、なんとかごまかしてきたもの、なんとかメンバーに甘えてきたものが露呈している。
つまり「管理職の平時のマネジメントスキルの低さ・リーダーシップのしょぼさ」が露呈しただけのようにも思えるのです。
もし、この仮説が正しいのだとすれば、
管理職が学ばなければならないのは「リモートワークに特化したマネジメントスキル」ではなく「マネジメント」そのものだと思います。
管理職が学ばなければならないのは「リモートワークに特化したリーダーシップスキル」ではなく「リーダーシップ」だと思うのです。
皆さんはいかが思われますでしょうか。
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今日は、最近、僕がモヤモヤしていることを、何とか言葉にしてみました。もちろん、オンライン化でのチーム研究として「バーチャルチーム研究」があり、同様のリーダーシップ研究領域に「e-leadership」があることは承知しています。
しかし、それらの知見を見ていても・・・
うーん・・・これって、対面状況下でも、そこそこおんなじ事が言えるんでないの・・・
と思ってしまいます(すみません・・・もちろん、細かい違いは多々あるのですが)。
おそらく予想ですが、ここから半年の間に、それでも
リモートワーク・マネジメント
とか
リモートワーク・リーダーシップ
とかいう講座や研修が増えていくのでしょう(笑)。ぜったいに増えます。
しかし、それらが「マネジメント一般」や「リーダーシップ一般」と本質的に何が異なるのか・・・注視していきたいものです。
まぁ、こうも言えるのかもしれません。
リモートワークは「きっかけ」です。
今、地に足をつけて、マネジメントを学ぼう
今こそ、地に足をつけて、リーダーシップを学ぼう、と。
そして人生はつづく
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