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2020.1.9 07:06/ Jun

100年カレンダーのどこかで迎える「自分の命日」まで、あなたは、どのように生きたいですか?

 このカレンダーのどこかに、自分の「命日」がある!?
 あなたは、自分の命日まで、どのように息ますか?
   
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 せんだって、年輪経営で有名な伊那食品工業さんに、雑誌「ラーニングデザイン」(JMAM)の取材で訪問させていただきました。
  
 僕は、雑誌「ラーニングデザイン」に、「Good Teamのつくり方」という連載を持たせていただいております(感謝)。取材は、いつものように、編集部の竹内さんと、ライターの井上さんとの訪問です。貴重な機会を、いつもありがとうございます。
     
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 伊那食品工業さんは、会社を「年輪」のように、敢えて「ゆっくり成長」させることで、社員の幸せを維持する経営を続けていらっしゃる優良企業です。かんてんぱぱで有名な寒天の製造を行っており、増収増益をつづけておられます。
    
 伊那食品工業さんの社是は「いい会社をつくりましょう」。
 ここで「いい会社」とは、経営上の「数字」が良いというだけでなく、会社をとりまくひとびとや、社員から「いい会社だよね」と言ってもらえるような会社をさします。
  
 同社では、とりわけ「社員の幸福」を最大化することに取り組まれていて、社員を「家族」だとみなしています。
 このご時世に、リストラなし、長期雇用・年齢給を守られており、その独自の経営スタイルは非常に注目されています。
      
 当日は、社長の塚越 英弘さんにお話を伺わせていただきました(心より感謝です)。越塚さんは、常にニコニコなさっていて、そのお人柄からも、同社の経営スタイルがしのばれました。詳細は連載をお楽しみに。
    
 
    
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 当日、越塚さんの話は、どれも、非常に興味深かったのですが、ひとつだけ、ドキッとしたことがございました。
 それは、同社の会議室にかかげられていた「100年カレンダー」というものを見て、そのお話をうかがったときです。
  
 100年カレンダーは、文字通り、ある年から、100年間のすべての年、月、日を記載したカレンダーです。通常のカレンダーは「1年12ヶ月のつきひ」が記載されておりますが、100年カレンダーには「100年1200ヶ月のつきひ」が記載されているのです。」これを同社では、社員にかかげて、どのように働くかを考えてもらうのだそうです。
  
  
  
 曰く、
  
「100年カレンダーのどこかには、自分の命日があります。このどこかで、あなたは命日を迎えるのです」
  
「大切なのは、命日はいつか来る、ということと、そこまでの日数は数えられるということです」
  
「限りある、命日までの日数を、あなたはどのように生きたいですか? 命日まで過ごす時間のうち、仕事をしている時間は、圧倒的に長いはずです。限りある人生の仕事のなかで、あなたは、どのように働きたいですか?」
  
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 こう話す越塚さんの話を聞きながら、僕も、ついつい、自分の命日について考えてしまいました。おっしゃるように、いつか、目の前にある、どこかの月日で、僕は、息絶える。そして、それまでの日数は、数えられる。
  
 自分は、どのように生きたいのか?
 そして
 自分は、どのように働きたいのか?
  
 越塚さんには、グッと考えさせる問いをいただきました。
 ありがとうございました。
  
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 今日は、100年カレンダーについて書きました。
   
 100年カレンダーのどこかで、あなたの命日は来ます。
 そして、それまでの日数は「数えられ」ます。
  
 あなたは、100年カレンダーの命日まで、どのように生きたいですか?
  
 そして人生はつづく
  
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