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2019.10.22 09:06/ Jun

【御礼】「組織開発の探究」が「HRアワード2019書籍部門・最優秀賞」を受賞しました!

 拙著「組織開発の探究」(中原淳・中村和彦共著、ダイヤモンド社)が「日本の人事部」の主宰する「HRアワード2019書籍部門」の「最優秀賞」を受賞したとのご連絡を受けました。
 応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。心より感謝いたしますとともに、さらに多くの方々にお読みいただけることを願っております。
    

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 本書「組織開発の探究:理論に学び、実践に活かす」は、「入門書」でもあり、「専門書」でもあり、「実務書」でもあります。
  
 まず、「組織開発の探究は」
    
1. 組織開発の「初学者」の方が、なるべく専門用語を廃して、組織開発をまなぶことができるように書かれた「入門書」でもあります。
  
 同時に
   
2. 組織開発の「玄人」の方が、その思想や歴史を詳細に学び取ることができるようにかかれた「専門書」でもあります。
    
 さらには
    
3. 組織開発を実践している「実践者」の方が、実践のヒントを得ることができるように書かれた「実践書」でもあります。
    
「入門書」でもあり、「専門書」でもあり、「実践書」でもあるという「1粒で3度おいしい本」を1冊で実現するために、わたしと中村先生は、この2年間苦闘してきました。
  
 どうぞご笑覧くださいませ!
  

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 なお、この本の執筆にかけた私的な思いとは、書籍中に何度も繰り返していますが「よき人材開発とは組織開発とともにある」「よき組織開発には、人材開発がともなう」ということです。
  
 このことは、様々な場所でお話ししておりますが、僕は、おそらく10年後ー20年後には「人材開発と組織開発を分けること」すら、あまり意味をなさなくなると思っています。
  
「多様性」がさらに増していく現代の組織では、「ひとを育てること(人材開発)」と「育てたひとびとをまとめること(組織開発)」がセットになって、「経営」にインパクトをもたらすことが求められていると思っています。
  
 HRD(Human Resource Development:人材開発)とOD(Organizational Development : 組織開発)
  
 それは、おそらく融合し合い、さいごには、おそらく「Development:開発」しか残らなくなる(笑)これが僕が本書の執筆にかけた思いの一つです。
  
 そして、それは、すでに、理論的にも歴史的にも「暗示」されている。
 本書の巻末には、「組織開発の発展の歴史」をまとめた「年表」がついています。
    

    
 こちらは、僕が数年前にひとりでしこしこ書き足し、書き足していた、こちらのアナログの年表と、中村先生の年表がクロスされてつくられました。
   

       
 組織開発の発展の歴史を一覧できる「年表」としては、世界で、ここだけで見ることができるものであると思います。
   
 これらの歴史をひもとき、本書では、理論的にも、もともと「人材開発」と「組織開発」は「同じルーツ(同根)」であったということを書籍内では明らかにしています。
    
 秋の夜長、100年の歴史をひもとき、人材開発と組織開発の「これから」がどうなるかについても、思いを馳せてみませんか?
  

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 最後になりますが、この場を借りて本書の執筆に際し、お世話になった皆様に御礼を申し上げます。
   
 ダイヤモンド社の編集者・間杉俊彦さん(当時)、構成をご担当いただいた井上佐保子さん、人材開発の仕事で御一緒している永田正樹さんには心より御礼を申し上げます。
   
 また、本書のきっかけとなったいくつかの組織開発イベントを支えてくれたODNJ(ODネットワークジャパン)の皆様、とりわけ内田桃人さん、大島岳さん、ODNJ中部のイベントを主宰いただいた高橋妙子さん、川内理恵さん、百野あけみさんには、心より御礼を申し上げます。
 また、経営学習研究所のみなさん(板谷和代さん、稲熊圭太さん、岡部大介さん、島田徳子さん、田中潤さん、田中聡さん、牧村真帆さん、三原裕美子さん、長岡健さん、松浦李恵さん)にも御礼を申し上げます。ありがとうございました。
   
 また、企業の皆様のご協力なしでは、本書の完成はありえませんでした。
   
 ヤフー株式会社の 本間浩輔さん、池田潤さん、小向洋誌さん、キヤノン株式会社の市川泉さん、小西大輔さん、早瀬信さん、株式会社オージス総研の山海一剛さん、東村奈緒美さん、豊田通商株式会社の辻沙希さん、ベーリンガーインゲルハイム株式会社の来海敬子さん、泰道明夫さん、相原修さん(当時)、大野宏さん、中嶋 香奈子さん(当時)には大変お世話になりました。この場を借りて 心より感謝申し上げます。
  
 本当にありがとうございました。
 そして人生はつづく
  

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