2019.5.9 06:41/ Jun
近い将来、「学生」と「社会人」という分け方自体が「死滅」するのではないか?
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最近、そんな未来を「妄想」することが多くなっています。あくまで「妄想」です。根拠はありません。
ただ、実際、大学で教えておりますと、まだまだメジャーな生き方とは言えませんが、
(企業で)働きながら、(教育機関で)学生をしている「学生」
がチラホラいます。
もし仮に、企業で働くことを「社会人」とよぶならば、
社会人でもあり、学生でもある「学生」
が、少しずつですが増えている印象があります。
多くは、企業でインターンをしている学生ですが、中には、スタートアップ系の企業で正社員をしていたりしている人もいらっしゃいます。もちろん、起業をしている学生もいいらっしゃいます。
大学教員としては、働いていても勉学に励んで欲しいことは言うまでもありません。もちろん、働いて疲れた体を押してでも学びたいと思える科目、カリキュラムを用意していく必要があるのは、教育機関の責務です。最終的には、働くことも、学ぶことも、自由意志の問題ですので、学生が、自ら選択をしていく必要がございます。
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それでは、一方、「社会人」の方はどうでしょうか。
わたしの周囲におられる方々が「特殊」ということもありえるのかもしれませんが、最近、働きながら大学院に通われたり、様々なスクールに通われたりして、専門性を高めようとなさる方が、チラホラ見受けられます。
つまり、こちらの方は、
(企業で)働きながら、(教育機関で)学生をしている「社会人」
ということになりますね。
別の言葉でいえば、
社会人でもあり、学生でもある「社会人」
です。
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学生が社会人であり
社会人が学生である
しかし、ここまで来ると、もはや「学生」と「社会人」という「典型的な二分法」を維持することに、何の意味があるのだろうか、という気にもなってきます。
未来は、
働きながら、学ぶこと
学びながら、働くこと
がより「常態化」してくるのではないか。
そのとき、学生と社会人という二分法が死滅する。
「ある一時期に特定の教育機関のなかで教育課程を修める存在」であった「学生」という概念と、教育機関における教育課程を学び終えて社会で働くことだけに専念する人材」であった「社会人」という概念が死滅する。
そんな妄想をすることが多くなりました。
皆さんはいかが思われますか?
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今日は「学生」と「社会人」という二分法について書きました。
この二分法が本当に死滅するかどうかは、わたしは「占い師」ではないので、予測しえません。
ただ、
働きながら、学ぶこと
学びながら、働くこと
が「常態化してくる未来」
というのは、あながち間違っていないのではないかな、と思ったりもしています。それほどまでに必要なスキルが高度化し、働くために必要な経験を前倒しておかなければスムーズに適応できない。ないしは、変化がはやく、新たなことを学び直さなければ、世の中にキャッチアップできない、ということなのかな、と思います。
皆さんはいかが思われますか?
そして人生はつづく
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