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2019.3.29 06:50/ Jun

「例外」は「怠惰」をつくり「継続」を阻害する!? : 毎日物事に取り組むためには、どうすればいいのか?

 なぜ先生は、毎日、ブログを書くことができるんですか?
 なんか、コツがあるんですか?
   
  ・
  ・
  ・
  
 先だって、ある学生さんから、こんなご質問を受けました。
 興味をもってくれて、ありがとう。コツねぇ・・・。
  
 あるといえば、ある。
 ないといえば、ない。
  
 今日は、そんなコツを書いてみましょう。
  
  ▼
  
 これは、意外に知られていないことですが、ひとつ「コツ」を開陳させていただきますと、
  
 書くためには「書き続けること」
  
 である、というのがございます。
  
 もう少し言葉をたすと、「毎日書くため」には、「例外」などをもうけず書き続けると腹をくくったほうが、自分を駆り立て書き続けることができるようになる、ということです。
    
 僕は月曜日から金曜日まで、よほどの無理な状況がないかぎり、「例外なく」書き続けることを、心に決めています。
 おそらく、これが、月曜日から金曜日まで「書けるときに、書く」といったような、「例外」を認めてしまうようなルールで書いてしまうと、僕は、きっと「書くこと」をやめてしまうのだと思います。
  
 なぜか?
 きっと、こうなるのです。
  
 月曜日・・・今日は、二日酔いだな・・・まっ、いいか。明日書けばいいんだから
 火曜日・・・今日は、朝から忙しい。まっいいか、あさっては大作を書こう
 水曜日・・・うーん、プレゼンがまだできていない。3日連続書いていないけど、明日こそは
  
  ・
  ・
  ・
 
 もうおわかりですね。
  
「例外」は「怠惰」をつくりだす
 
 のです。
  
「例外」をいったん認めてしまうと「継続」は不可能です。
  
 ワンセンテンスでいえば
  
「例外」は「怠惰」をつくり「継続」を阻害する
     
 なぜなら・・・僕もふくめて、ひとは「心が弱い」ものなので。
  
  ▼
  
 書くためには「書き続けること」
  
 であるには、もうひとつの「含意」もあります。
   
 それは、僕のブログのように、どんなに「しょーもない記事」でも、書き続けてさえいれば、いざ書く段には、スラスラと書けるようになっていく、ということです。書き続けてさえいれば、文章や接続詞が、自然と浮かんでくる。
    
 逆にいえば、「書き続けていないと、なかなか言葉やセンテンスが浮かばず、いざ書こうと思っても、苦労する」のです。
  
 これは、僕は、「始動負荷理論」と呼んでいます。
 自転車の「ペダルこぎ」を思い出してください。
  
 ペダルに足をかけて、一番最初に、自転車を動き出す時には「始動負荷(始動トルク)」といって、すこし大きな力が必要になります。しかし、いったんペダルが回り始めると、回転することにかける力は少なくてすむものです。
 
 つまり、
  
 ペダルから足を離さず、回し続けること
  
 が、負荷を感じずに物事を進めるためには必要なことなのです。
 これが、いったん回転をためてしまうと、再びこぎだすときには、とてつもなく時間がかかってしまいます。
  
 ペンをとめるな、書き続けろ
 書くためには、書き続けろ
  
 は、こうしたことからも説明ができます。
  
  ▼
  
 今日は「書くこと」と「継続」について書いてみました。いかがでしたでしょうか。
  
 皆様には、想像を絶すると思われますが、毎日、ハッと5時におきて、今起きたばかりの頭をフル回転させブログを30分程度で書く、というのは、かなりの「体力」「気力」を消耗します。
  
 たまには、
  
「今日は書くのをやめちゃおっかな」
  
 と思うときもございます。
  
 あるいは
  
「もう週3くらいの更新にしよっかな」
  
 と日和ってしまうときもあるのです。
  
 しかし、こうした「例外」を作り出してしまえば、僕は、きっと書けなくなってしまうのだと思うのです。
  
 だから
  
 書くためには、書き続けろ
  
 です。
   
 別の言葉でいえば、
  
 書きづけるのか、書かないのか・・人生には、その二択しかない
  
 ということです。「たまに更新するブログで、継続できたブログ」を僕は、寡聞にして知りません。
   
 物事を継続するとは、そういうことなのかもしれませんよ。
  
 あなたは、物事を継続させるための「自分なりのコツ」をお持ちですか?
  
 そして人生はつづく
  
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