2006.8.1 18:00/ Jun
先日の朝日新聞6面、「スペインよ目覚めよ、脱シエスタのススメ」は面白かった。
シエスタとは「昼寝」。スペインには他国とは違った、下記のような時間が流れている。
AM 8:30 出勤
AM 9:00 午前の始業
PM 2:00 食事+シエスタ
PM 5:00 午後の始業
PM 7:30 終業
PM 9:00 帰宅
PM 10:00 夕食開始
PM 11:30 夕食終了
AM 1:00-AM 7:00 就寝
記事によると、スペインのこの慣習を変えようとする動きがでているらしい。1) 労働生産性が低い、2)子どもの下校自国と親の終業時刻に差がありすぎて、女性の社会進出を妨げている、などという理由だという。
僕自身はスペインには行ったことはないのだけれども、以前、ある美術番組の海外ロケをやったことのあるカミサンによれば、「レストランが午後10時頃にならなければ開かないので困った」とのことだった。「午後10時よりも前に食べるとすれば、中華か、バールくらいで軽くすますかたちになる」のだという。
脱シエスタの動きは、政府やIT企業などが中心になって推進している。ただし、世論の85%は、1)シエスタはスペインの気候にあっている、2)人脈を広げるチャンス、だとして「現状維持」なのだそうだ。いったん慣習として定着したものは、一筋縄では変わらない。
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個人的には、3時間のお昼寝は長すぎると思う。ちょっと長すぎない? そんなに寝てられないわー。ただ、昼ご飯を食べたあとの30分くらいのお昼寝は、労働効率をあげるように思うので、プチ・シエスタが日本に導入されると嬉しいなと思うけれども。
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