2016.3.18 05:58/ Jun
先だって、ご縁があって、写真家のたかはしじゅんいちさんに、ポートレートをとっていただくことができました(Yさんにご紹介いただきました。心より感謝です)。
いつも使っているポートレートが、5年以上前のもので、
「さすがに、そろそろ実態にあってなくて詐欺だろう」的な雰囲気が漂ってきた
ので、そろそろ変えなきゃな、と思っていたのです。
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たかはしじゅんいちさんは、1980年代後半からNYをベースに活動なさったフォトグラファーで、その当時は、ロバートデニーロ、ジェニファーロペスなどを撮影なさった経験をお持ちの方でした。
たかはしじゅんいちさんのポートフォリオ
http://junichitakahashi.com/profile/
2009年 newsweek誌が選ぶ世界で尊敬される日本人にも選出されたことがあるそうです。現在は、東京をベースに活動をなさっていらっしゃいます。
こんな素晴らしいご経歴をお持ちの方に、小生なんぞシオシオノパーマンが、写真をご依頼させていただいていいものかと一瞬躊躇いましたが、また小生の悪い癖?が頭をもたげ、
どうしても、プロの写真家の仕事の様子が見てみたい!
たかはしさんがどんな風に仕事をなさるのかが見てみたい!
ということで、仕事をご依頼させていただきました。
ショボショボの被写体ですみません(笑)
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撮影は、都内の某所で行われました。
僕は大変緊張して、某所に伺いましたが、すでにこんなセットが組まれておりました。ヤっ、ヤバイ、「おおごと臭」が漂っています(笑)
たかはしじゅんいちさんには、はじめてお逢いしましたが、大変気さくな方で、ホッといたしました。
こちらの緊張や、慣れていない様子を常に気遣ってくださっていただいたことは、心より感謝いたします。
撮影は、たかはしさんと、おしゃべりをしているうちにあっという間に終了いたしました。たぶん、相当愉しくおしゃべりをし、またいろんな話を伺っていたので、撮影には、かなり笑顔で望めたのではないかと思います。
グローバルで仕事をするということ、写真を学ぶということ。駆け出し時代のご苦労。日本の帰国後のこと。日本がもつ可能性。そんなことを話しているうちに、あっという間に時間が過ぎました。
個人的に大変興味深かったのは、たかはしさんがおっしゃっていた、「写真家の仕事の本質」に関する議論です。
「写真家の仕事の根っことは何か?」という話の際、たかはしさんは、
僕らの仕事でもっとも重要なことは、「光」を読むことです
とおっしゃっていました(ICレコーダを持っていたわけではないので、一言一句同じではないと思いますが、そのような主旨のお言葉です)。
一般の人は、ふだん生活するうえで、あまり「光」を意識しないかもしれませんが、写真家は、常に「光」を意識し、それをどのように活かせば、被写体を効果的にうつせるかを計算しているといいます。
たかはしさんは、おっしゃいます。
光をつかって、影をつくるのです。光の力で、2次元のものを、3次元に見せるのです
たかはしさんは、仕事の合間、何度か
あっ、今、いい光です
とつぶやいておられました。僕には何のことかわかりませんが、きっとたかはしさんの目には、「僕の目には見えない光」が見えておられていたのかな、と思っておりました。
プロの仕事は、まことに興味深いものです。
そして、プロフェッショナルの語る「仕事の本質」は、いつもハッとさせられます。
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たかはしじゅんいちさんに、ご撮影いただいた写真はこちらです(他にもございます)。
被写体がショボショボなので恐縮ですが、自分自身としては気に入っております。
このたびはお逢いできて光栄でした。ありがとうございました。
そして人生はつづく
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