2010.6.12 12:10/ Jun
ブログやTwitterなどですでにお知らせしている、来学期開講の学部生向け授業「メディア創造ワークショップ」ですが、関係各位の暖かいご協力の結果、だんだんと骨格が見えてきました。皆さん、アドバイスをありがとうございます。技術的にも、いろいろ教えていただき、何とか、実現のめどがつきました。
下記、「たたき台のシラバス」(まだまだ変わるよ)ですが、公開させていただきます。とはいっても、まだ趣旨しか書いてないけどね。ご意見いただければ幸いデース。
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東京大学 駒場キャンパス 全学自由ゼミナール 2010年後期水曜4限「メディア創造ワークショップ」(!まだまだたたき台注意!)
担当:中原 淳(東京大学 大学総合教育研究センター准教授)
重田勝介(東京大学 大学総合教育研究センター助教)
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■趣旨(!まだまだたたき台注意!)
近年、ソーシャルメディア、電子書籍など、テレビ・新聞・ラジオの
いわゆるマスメディアに変わり、様々なユーザー参加型メディアが登場
しつつある。これらのメディアにおいては、ユーザーが、コンテンツの
「受け手」というよりも、自ら望めば、コンテンツの「作り手」になる
ことが可能である。すなわち「メディア創造」の機会が、万人に開かれ
ている。
この授業の目的は、「メディア創造」である。メディアとしては「電
子書籍」を取り上げる。学生自らが取材を行い、コンテンツを執筆・撮影
・編集し、「スチル・テキスト・ビデオを含む、ipadで閲覧可能な
インタビュー雑誌」を開発し、配信するまでを実習する。
具体的には、自ら進路や就職を切り開こうとしている20代の同年代
の学生、大学院生を勇気づけ、背中を押してあげられるようなインタ
ビュー雑誌を開発する。作成したコンテンツは、授業終了後、広く
一般に無償で公開する。
必要機材(Macbook、編集機、マイク、ipad)等は準備するので、学生
は準備をする必要はない。
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本講義の性格上、受講にはいくつかの注意がある。
まず第一に、取材・撮影・編集などはグループで行う。協調的な作業
やコミュニケーションを厭わないことが求められる。
第二に、受講にあたって、事前に特別なスキルやプログラミング等の
知識は必要ない。ただし、撮影・編集のスキルは、作業をしながら学ぶ
「熱意」が必要である。プログラミング等の知識については必要ない。
第三に、授業時間以外にも、場合によっては、グループで話し合った
りする時間が必要である。また、実際の取材は、具体的に手を動かし、
足を使ってなす必要がある。これらの活動に積極的に取り組むことの
できる学生の参加を希望する。
機材の関係上、人数は少数にしぼり12名までとする。希望者が多い
場合には、初回授業開始時にレポート課題を与え、所定日時まで提出
してもらう。それによって受講制限を行うことがあるので、ご了承いた
だきたい。
最後に、このような授業の性格上、途中で授業受講を辞めることは
極力差し控えていただきたい。
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本授業の主なターゲットとしては、将来メディア産業で働きたい人の
みならず、広くナレッジワークにつきたい学生を想定している。
本授業を受講することで獲得することが予想される知識・技術は、
1)現在のメディア環境に関する知識、2)取材に関する基礎的スキル、
3)コンテンツの撮影・編集等に関する知識などがある予想されるだろう。
本講義は、東京大学 大学総合教育研究センター 教育の情報化プロ
ジェクトが主催し、東京大学 教養学部付属 教養教育高度化機構の支
援のもとに実施される。
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●内容(!まだまだたたき台注意!)
■10.6「オリエンテーション」
・授業シラバスの確認
・セレクションが必要な場合はレポート課題の提示
・(グループの構成・リーダーの決定・連絡先の確認)
■10.13 大学生の社会見学「スタジオ」訪問
・(グループの構成、リーダーの決定・連絡先の確認等)
■10.20「メディアの現状:激変する電子書籍環境」
・(グループの構成・リーダーの決定・連絡先の確認)
・電子書籍の現状に関する講義
■10.27
・インタビュー取材の方法論 レクチャー
■11.10
・インタビュー取材の方法論 実習
・取材候補アポとり経過報告
■11.17
・インタビュー取材の方法論 実習
・取材候補アポとり経過報告
■12.1
・ビデオ撮影と編集の基礎
・取材候補アポとり経過報告
■12.8
・コンテンツ編集作業
12.15
・コンテンツ編集作業
12.22
・コンテンツ編集作業
1.12
・コンテンツ編集作業
1.19
・コンテンツ編集作業
1.27(水)
・コンテンツ編集作業
・完成作品の鑑賞
(後日配信)
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■2010年6月11日 中原のTwitterタイムライン
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