2023.3.23 11:04/ Jun
部下と1on1なんて「恥ずかしい」!?
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先だって、大学院修了生の皆さんがおこなっている自主勉強会(リーダーシップ「エンドレス」プロジェクト)にお邪魔させていただきました。自主勉強会では、修了生の皆さんが、大学院修了後の自分のチャレンジをプレゼンテーションなさっていました。
サーベイを活用した組織開発の場を活性化している方、新入社員のオンボーディング施策を再構築している方、新たに会社で人事制度の構築をはじめられた方、起業なさる方・・・修了生の皆さんが、それぞれの各領域で、それぞれにご活躍で、非常に嬉しく思いました。
企画をご担当いただいた杉江さんはじめ、プレゼント製作チームの安藤さん、遠藤さん、海野さん会計の望月さん、ありがとうございました。山口先生、石川先生、お忙しいところご参加いただき、本当にお疲れ様でした。
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ところで、ある方のご発表で、個人的には非常に「興味深い」内容がございました。
それは、1on1(ワン・オー・ワン:上司部下間の定期的な面談)にあまり積極的ではなかった管理職の何名かが、1on1をおこなったときに、下記のような感想をもらした、という、ある方のご報告でした!
部下と1on1なんて「恥ずかしい」
わたしの興味が離れなくなってしまったのは、この「恥ずかしい」というワードなのです。「部下と1on1すること」が、なぜ「恥ずかしい」と知覚・経験されるのかについて、とてもとても、気になりました(笑・・・マニアックすぎ?)。
といいますのは、別のワード・・・たとえば、
部下と1on1なんて、めんどくさい
部下と1on1なんて、かったるい
ならわかるのです。その気持ちは、よくわかります。ま、時間かかるしね。
あるいは、
部下と1on1なんて、何話していいかわからない
もわかります。よくわかる。
ただ、
部下と1on1なんて「恥ずかしい」
というのは、「何」に恥ずかしがっているのか、わたしには飲み込めませんでした。
「今さら、部下と対峙しようとしている自分」への「恥ずかしさ」なのか・・・はたまた「これまで部下と向き合うことを避けてきたことが、恥ずかしい」なのか、それとも、「1on1という定型的面談フォーマットに乗せられてしまう自分が恥ずかしい」なのか・・・。
もしかすると、そこには、彼 / 彼女なりの葛藤やイラショナルビリーフ(外からみたら、どう考えても不都合にしかみえない、ねじまがった信念)が存在しているような気がして、モヤモヤしていました。
いったい、何が、彼/彼女たちに、「部下と1on1すること」が「恥ずかしい」という気持ちを起こさせているんだろう。わたしには、まだよく見えていません。
一方、他の方からは、
「でも、先生。管理職研修のアンケートでは、自由記述欄に、よく「恥ずかしい」というワードがでてきますよ」
という情報提供もいただきました。私自身、まことに不勉強でした。
うーん、でも「恥ずかしい」か。
管理職の皆さんは、何に「恥ずかしがっている」んだろう。笑。
皆さまはどう思われますか?
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今日は、部下と1on1なんて「恥ずかしい」!?という管理職の思いについて、少しだけ踏み込んで考えてみました。
皆さんは、部下と1on1することは「恥ずかしい」ですか?
そして人生はつづく
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チームワーキング座談会
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JTの内定者懇親会が教えてくれる、内定者同士の“つながり”の大切さ
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立教大学経営学部 中原ゼミ、ゲームなどを活用した「内定者フォローワークショップ」を共同開発! ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソースさまから発売中!
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中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q
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【泣くな!新米管理職!】
おかげさまで10刷重版出来。「駆け出しマネジャーの成長論」は、「実務担当者」から「新任管理職」への役割移行をいかに進めるかを論じた本です。「脱線」をふせぎ、成果をだすためには「7つの課題」への挑戦が必要であることを解説しています!全国の管理職研修で用いられています。どうぞご笑覧くださいませ!
パーソル総合研究所と中原は、このテキストをもとにした「マネジャーになる研修」を開発しました。種部吉泰さんとディスカッションは、非常に楽しいものでした。このコースについても、どうぞご覧くださいませ!
「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
https://rc.persol-group.co.jp/seminar/become-a-manager.html
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
「新人研修をアップデートするための5つのコンセプト」に基づいて開発された、中原が監修をつとめる新人研修プログラムです。全4回にわたって実施する「オンライン研修」と「現場での実践&振り返り」を往還することによって、新人期に直面する壁を乗り越え、トランジションを果たせるよう手厚くサポートできるようになっています。経験学習を習慣化するほか、ストレスマネジメント、フィードバック、ジョブクラフティングなどについて学ぶことができます。
Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/k00HD0024/
OJT指導員向け・短時間&動画で学べる 部下育成スキルの動画もございます。中原が新人育成のポイントについて解説しています!
短時間&動画で学べる 部下育成スキル・解説動画
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/000HD6260/
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新刊「研修評価の教科書」好評発売中です。アカデミックな知見に根ざしつつも、実際の企業のなかで実践可能な研修評価とは、いかにあるべきか。「企業における」研修評価のあり方を論じた本です。質問事例などのワークシートなどもついております。3つの企業事例も含まれています。どうぞご笑覧くださいませ。
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新刊「M&A後の組織・職場づくり入門」発売中です。AMAZON「企業再生」カテゴリー1位を記録しました(感謝です!)。
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M&Aという「巻き込まれ事故」に関わってしまった経営企画・人事・現場の管理者・リーダーの皆様にぜひお読み意いただきたい一冊です!
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拙著「経営学習論」の増補改訂版が、東京大学出版会より刊行されました。新たに「リーダーシップ開発」の章を追加し、カバーの装いも変わっています。人材開発の基礎的な理論を体系的に学べる一冊です。どうぞご高覧くださいませ!
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「組織開発の探究」HRアワード2019書籍部門・最優秀賞を獲得させていただきました。「よき人材開発は組織開発とともにある」「よき組織開発は人材開発とともにある」・・・組織開発と人材開発の「未来」を学ぶことができます。理論・歴史・思想からはじまり、5社の企業事例まで収録しています。この1冊で「組織開発」がわかります。どうぞご笑覧くださいませ!
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「中小企業の人材開発」(中原淳・保田江美著、東京大学出版会、2021年)マニアックなガチ・学術研究書なのですが、発売10日で重版出来となりました。ありがとうございます。中小企業の人材開発メカニズムに接近を試みています。どうかご笑覧くださいませ!
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