2022.9.9 08:06/ Jun
いまどきの新人の「リアリティショック」は「1年目」ではなく「2年目」にくるのではないか?
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ひとが、新たに組織に参入するときに、感じる違和感・葛藤のことを専門用語では「リアリティショック(reality shock)」といったりします。
こんなハズじゃなかった!
この組織にはいったのは、ババをつかんだかもしれない!
それまでに抱いていた、新たな組織への「バラ色の期待」が裏切られる。急に、組織の厳しさを知る瞬間は、程度の差こそはあれ、どんなひとでも一度は、経験したことのあるかもしれません。
新たな組織に参入するとき、リアリティショックは、必ず伴うものです。
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このことにつき、せんだって、ある研究会で、共同研究者の方々と話していたとき(本当はご紹介したいのですが、ご迷惑がかかるかもしれないので、名前を伏せます)、みなで話していた内容、実に印象的でした。
すなわち、
いまどきの新人の「リアリティショック」は「1年目」ではな「2年目」に遅れてくるのではないか?
という内容です。
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曰く
内定者研修やら、OJT制度が以前よりもととのっているので、
いまどきの新人は、新入社員時期の1年目は「守られてる」
人手不足のなか「離職」されたら最悪なので、
あまり新人には負荷をかけない
でもマネジャーのなかには、1年目から2年目に移行するときに
急に「手のひら返した」ように「もう1年目じゃねーんだ」
「いつでもお客さん気分でいるんじゃない」とか言うひともいる
1年目から2年目になるときに急に「防御壁」
がとりはらわれて、「とっとと数字出せ」となる
突然移行「強制ハシゴはずし」がはじまる
ということは、いまどきの新人の「リアリティショック」は
1年目ではなく2年目にくるのかもしれませんね
うわっ。社会人甘くないわ。2年目になったら、
急に、ごりごりに「数字」を要求されるようになった
こんなハズじゃなかったわ・・・
遅れてきたリアリティショック、リアリティショック遅延
でしょうかね。
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こうした現象が本当に一般化できるかどうかはわかりませんが、何となく、わかる気もします。
仕事柄、多くの新入社員の方にお会いしますが、長時間労働でヒーコラヒーコラ働いている新入社員の方がいる一方で、どことなく「手持ち無沙汰」な方もいらっしゃるからです。
曰く
うちの職場はヌルいです、これで本当にいいんですかね
これで給料もらっていいんですかね
リモートなんですけど、午後には仕事がないんで、洗濯干してます
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この背景には、先ほどの理由の他にも、さまざまな要因があるようです。
たとえば、2年目以降の先輩社員(OJT指導員)の方が、あまりに仕事で忙しく、新人に仕事を割り当てる時間がない、などの理由もよく伺います。
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今日は新入社員の組織社会化、リアリティショックのお話をしました。いずれにしてもドサイアクなのは、1年目はたいしてパフォーマンスを出せず、2年目になって突然移行を行ったら、リアリティショックを感じすぎて早期離職してしまった、というケースかもしれません。
あなたの組織の新入社員は、リアリティショックを1年目に感じていますか? それとも2年目ですか?
そして人生はつづく
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■申し込み方法:以下リンク先のフォームよりお申込みください。
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申込締切日:9月8日(木)23:59
定員:350名
※定員に達し次第、申込は締め切ります
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内容の一部は後日レポート記事として本ページに掲載予定です
■申込後キャンセル:キャンセルされる場合は、以下フォームからお願いいたします。
https://ldcrikkyo.syd1.qualtrics.com/jfe/form/SV_bDu1y2op33nWFNA
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中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
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『フィードバック入門』スピンアウト企画
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「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/k00HD0024/
OJT指導員向け・短時間&動画で学べる 部下育成スキルの動画もございます。中原が新人育成のポイントについて解説しています!
短時間&動画で学べる 部下育成スキル・解説動画
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/000HD6260/
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