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2022.9.2 08:38/ Jun

ニッポンの人事・人材開発が抱えがちな「三大疾病」とは何か?:人事はひそかに「片思い」!?

 日本の人事部がひそかに抱えていがちな「慢性の病」とは!?
     
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 慶応丸の内シティキャンパスでもう14年に渡り開催している、僕の講座「ラーニングイノベーション論」では、昨夜、「人事・人材開発と現場の関係を振り返る」というワークをやりました。
      
■慶応丸の内シティキャンパス・ラーニングイノベーション論
https://www.keiomcc.com/program/lin22a/
    
 昨日の授業は対面授業。しかもワークショップが2つに、レクチャー1つで、参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。しかしながら、久しぶりの対面授業で、非常に濃密な時間を過ごすことができました。参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。
   

   
 セッションの最初は、LEGOブロックを用いて、自社の人材開発の課題を「見える化」して、その背後に潜む真因を対話しました(久しぶりのLEGOワーク)。その後、グループになって、「人事・人材開発と現場の関係を振り返る」ワークにチャレンジしました。このワークでは、
  
 人事・人材開発が、現場との関係で、ついつい、陥りがちな罠を「〜症候群」「〜病」と名付け(name it)それへの対応策、再発防止策を考え、ポスターでまとめました。できあがった6枚のポスターは、その後に、ポスターセッションを行い、参加者が回遊。「うーん、人事・人材開発が現場とかかわるって、なかなか難しいねぇ」ということで、みなで議論をしました。
     

  
 下記は、そこで出てきた「人事が抱えがちな病」です。もちろん、みなさん、ふだん誠実に仕事に取り組まれており、自嘲なさりながらおっしゃっているのでしょうけれども。。。
(注意:ポスター内容を、わたしの方でまとめさせていただいたので、まったく同じ意味になっているかはわかりません。意味がくみ取れていないところもあるかもしれません。どうかご容赦を!)  
    
■どこまでやるか?症候群
 どこまでも人と組織の課題だらけで、どこから手をつけていいかわからない
   
■ディスリーチ症候群
 人事からの情報届いていない(ディス・リーチ:Dis Reach)。人事ポータル誰も見てない。人事からのメッセージ、コンテンツがディスリーチ!
    
■先送り症候群
 なかなか決まらず、案件が先送りになってしまう
   
■片思い症候群
 現場への理解なく、なんとかしたいという思いだけが先行しがち
      
■三大人事病・やりすぎ病
よかれと思って、研修やりたがり
  
■三大人事病・みまもり病
課題が多くて、どこから手をつけていいか、わからない
  
■三大人事病・みないふり病
わかっちゃいるけど、忙しいので、後回し
   
■ふたたび片思い症候群
自分たちで勝手に、現場とのあいだに壁をつくっているかも
    
■人事と現場のノーブリッジ症候群
現場との接点ない、現場におまかせ
   
■片思いだよ育成は症候群
経営と現場のあいだで常にシーソーゲームに翻弄されている
    
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 片思い、、、多いですね(笑)
 なんか、これらの事案・・・どこの会社でも起こっているような気もしますし、会社によっては、なんとか、この状況を脱した、というところもあるのかな、と思います。
  
 皆さんの会社の人事部は、いかがでしょうか?
  
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 慶応丸の内シティキャンパスの授業は、ここからいっきに11月のフィナーレに向けて、受講生のアウトプットを中心にしたセッションに少しずつスイッチしていきます。最終発表で、自社課題を分析し、解決策を提案していただけることを心より楽しみにしております。
  
 なお、最後になりますが、受講生の皆さん、久しぶりの対面授業、お疲れ様でした。
 また感染対策をしっかり行いつつ、数時間で、ワークショップを2本回すという暴挙!?の実現のため、机・椅子などなど、会場の環境整備を行ってくださった、内田さん、佐々木さん、またいつもサポートいただいている保谷さんに心より感謝いたします。ありがとうございます。
   
 対面授業をらせていただくと、いかにZoomでのワークショップ展開が「楽」かわかります。そして、オンライン授業のもつ「コントロール・権力の強さ」もひたひたと感じます。
  
 対面ワークショップでは、Zoomのボタン一つで、グループワークがスタートしません。声をかけて移動してもらい、受講生の皆さんの注意を引きつけ、声を届けなくてはなりません。
     
 しかし、一方、対面授業でしか実現しない雰囲気や、ワークもあります。
 今回がそのような機会になったとしたら幸いです。皆さん、本当にお疲れ様でした。
     
 そして人生はつづく
           

        
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【9月17日・入学説明会・参加者募集中!】
   

        
 ひとづくり・組織づくりの大学院:立教大学大学院 リーダーシップ開発コースでは、 経営学研究科経営学専攻リーダーシップ開発コースで学ぶことを考えている皆さまを対象として、当コースについて理解を深めていただくための説明会を開催します。当日は、コースの特色やカリキュラム、入試制度に加えて、在学生・修了生の声もご紹介できればと考えております。
    
【リーダーシップ開発コース説明会】   
■開催日時:2022年9月17日(土曜)10:30~12:15(10:20開場)
  
       
■会場: Zoomウェビナーでの開催を予定 
 ID等はお申込みいただいた方にメールにてお知らせいたします
        
■申し込み方法:以下リンク先のフォームよりお申込みください。
https://ldcrikkyo.syd1.qualtrics.com/jfe/form/SV_6hbMFSQAaBMlXFk   
       
申込締切日:9月8日(木)23:59
定員:350名
    
※定員に達し次第、申込は締め切ります
※事情があり当日ご参加いただけない方のために
    
内容の一部は後日レポート記事として本ページに掲載予定です
     
■申込後キャンセル:キャンセルされる場合は、以下フォームからお願いいたします。
https://ldcrikkyo.syd1.qualtrics.com/jfe/form/SV_bDu1y2op33nWFNA
        
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【新刊ご案内】新刊「話し合いの作法」が8月29日刊行されました!ご笑覧くださいませ!:すべてのひとびとに、対話し、合意して、決断できるスキルを! 人事パーソンはもとより、現場のマネジャー、現場の先生方などなど「話し合い」のスキルを高めたいすべての方々にお読みいただきたい一冊です!
  

新刊「話し合いの作法」(AMAZON予約)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569851843/nakaharalabne-22
   
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【人事・採用ご担当者さまへ】御社で人材開発・組織開発のプロフェッショナルを採用しませんか?
   
立教大学大学院 経営学研究科 経営学専攻 リーダーシップ開発コース(以下、LDC)では、経営学を基盤にしながら、次世代のリーダーシップ開発(人材開発・組織開発)を企業・組織で推進することのできる高度プロフェッショナル人材を育成しています。
  
このたび、このコースを修了した大学院生の皆さん(卒業生ネットワーク:アルムナイネットワークのメーリングリスト:アルムナイネットワークは、卒業生の自主的な活動です)に対して、企業人事の皆様が「採用情報」をお届けいただけるサイトを開設いたしました!。利用上の注意をご高欄いただき、適宜、ぜひ、ご利用くださいませ。無料で情報を送付いただけます。
   

    

    
■立教大学大学院・採用情報発信サイト■
https://ldc.rikkyo.ac.jp/recruit/
     
【立教大学大学院で大学院生として学びませんか?】
 授業は「フルオンライン」。授業は金曜日夜と土曜日だけ行われており、2年間で、修士(経営学)が取得できます。今年は9月17日にオンライン説明会、来年1月に願書提出、2月に入試が予定されています。
    
 在学生などの声、リーダーシップ開発コースでの授業の様子について知りたい方は、ぜひ、下記のニュース欄をお読みくださいませ!
     
ひとづくり・組織づくりの大学院での「学び」とは?
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/
           
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【アンコンシャスバイアス研修・内製化ツールキット開発!】武蔵野大学・島田徳子先生、ダイヤモンド社の皆さん(広瀬一輝さん、永田正樹さん)との数年にわたる共同研究と、NPO法人日本ブラインドサッカー協会との連携で、スマホで手軽に受検できる「アンコンシャスバイアス測定テスト」と、内製化研修(プレゼンキット)を開発しました!。この問題は、学術的な背景などは、わたしどもが、テスト結果に基づき動画像(ビデオ)で解説させていただきます。ご利用くださいませ! ご自身の組織にもっともフィットしたアンコンシャスバイアス研修をつくることができます。どうぞご利用くださいませ!
      
  
■アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)のWebページはこちら!■
https://jinzai.diamond.ne.jp/ub/unconscious-bias/
      
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新刊「チームワーキング」がオンライン管理職研修になりました。JMAMさんからのリリースです(共同開発をさせていただいた同社の堀尾さん、ありがとうございました。中原は共著者の田中聡さんと監修をつとめさせていただきました)。どうぞご笑覧ください! 
       
「チームワーキング研修版」リリースされました!
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/
   
「チームワーキング」が「アセスメントを絡めた管理職研修」として利用されております。モニター利用各社の人事担当者の皆様、開発担当者の堀尾さんと、座談会をさせていただきました。ぜひご覧くださいませ!
   
チームワーキング座談会
https://www.jmam.co.jp/hrm/training/special/teamworking/case/index.html 
  
 書籍「チームワーキング」の方も、おかげさまで「重版」を重ねております。応援いただいた皆様に心より感謝いたします。
     
    
 
https://amzn.to/3esCOrW
         
すべてのリーダー、管理職にチームを動かすスキルを!
ニッポンのチームをアップデートせよ!           
         
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研修開発ラボ(2022年度開講)募集中!
    
【全5回 6日間】第1回:2022年10月18日(火)第2回:2022年11月8日(火)第3回:2022年12月13日(火)第4回:2023年1月30日(月)&1月31日(火)第5回:2023年2月28日(火)
   
研修開発ラボは、組織や現場のニーズ、経営戦略をふまえ、経営に資する社内研修を構築することを目的としたセミナーです。最新のアカデミックな知見やエビデンス、研修開発に役立つヒントを随所に散りばめたプログラムになっています。
  
全5回6日間のオンライン研修を通して、継続的なアウトプットと講師陣によるフィードバックを繰り返しながら、研修の企画・設計・実施までの「研修開発プロセス」を実践的に学ぶことが可能です。
  
設計編では、実際の自社課題・ニーズに基づいて研修プログラムを作成いただきます。中原による公開ゼミナール&講師陣による個別コンサルティングによって、効果的な研修プログラムの開発とアップデートを支援します。
 

    
研修開発ラボ 
https://jinzai.diamond.ne.jp/lab/
    
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立教大学経営学部 中原ゼミ、ゲームなどを活用した「内定者フォローワークショップ」を共同開発! ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソースさまから発売中! 内定者の論理思考力、質問力などの工場、強みの発見、内定者同士の関係構築を、オンライン・オフラインで行えます。スライド、ワークシート、動画など完全完備。企業ごとに内製化してお使いいただけます。
   

   
立教大学経営学部 中原ゼミ、ゲームなどを活用した「内定者フォローワークショップ」を共同開発! ダイヤモンド社・ダイヤモンドヒューマンリソースさまから発売中!
https://jinzai.diamond.ne.jp/rp/prospective-employee-workshop/

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 職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS(オーディ・アトラス)」が多くの職場で使われはじめています。サーベイはもとより、それをいかに「フィードバック」するかに焦点をあてたツールです。ワークショップも開発しております。どうぞご笑覧くださいませ!
   

職場診断ツール&ワークショップ「OD-ATRAS」 (パーソル総合研究所・中原の共同開発) 
https://rc.persol-group.co.jp/consulting/survey/service/od-atlas.html
   
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【好評発売中】1on1のコツをまとめた映像教材を、中原とPHPさんで共同開発しました。上司用、部下用あります。1on1について「同じイメージ」をもつことができます。どうぞご笑覧くださいませ!
     
上司と部下がペアで進める 1on1 振り返りを成長につなげるプロセス(上司用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061
  
経験を成長につなげる1on1(部下用)
https://www.php.co.jp/dvd/detail.php?code=I1-1-061   
  
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【祝・eラーニング完成!】中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース完成しました。リーダー・管理職になる前には是非もっていたいフィードバックスキルを、PC、スマホ、タブレット学習可能です。ケースドラマでも学べます! 
     
中原淳監修「実践!フィードバック」eラーニングコース:Youtubeでデモムービーを公開中!
https://youtu.be/qoDfzysi99w
   
「実践!フィードバック」コース ありのままを共有し、成長・成果につなげる技術(PHP)
https://www.php.co.jp/el/detail.php?code=95123&fbclid=IwAR2he6Z_PTe3YiahcnCv3z9pNRXvrajPwVaRS8LLAYFkbWVH167qHDfYF5Q    
  
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新刊「フィードバック入門:耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」絶賛発売中、13刷重版出来です!。AMAZON総合13位、1位(マネジメント・人材管理カテゴリー、リーダーシップカテゴリー)を記録!年上の部下、若手のトンガリボーイ、トンガリガール。職場には、多様な人々が集っています。難易度の高い部下育成に悩む管理職向けの新書です。どうぞご笑覧くださいませ。スピンアウト企画にDVD教材「フィードバック入門」、研修、通信教育もあります。こちらもどうぞご笑覧ください。
     

   
『フィードバック入門』スピンアウト企画
https://www.php.co.jp/seminar/feedback/
    
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【泣くな!新米管理職!】
  
おかげさまで10刷重版出来。「駆け出しマネジャーの成長論」は、「実務担当者」から「新任管理職」への役割移行をいかに進めるかを論じた本です。「脱線」をふせぎ、成果をだすためには「7つの課題」への挑戦が必要であることを解説しています!全国の管理職研修で用いられています。どうぞご笑覧くださいませ!
  

  
パーソル総合研究所と中原は、このテキストをもとにした「マネジャーになる研修」を開発しました。種部吉泰さんとディスカッションは、非常に楽しいものでした。このコースについても、どうぞご覧くださいませ!
  
「マネジャーになる」 研修:プレイヤーからマネジャーへの移行期支援プログラム
https://rc.persol-group.co.jp/seminar/become-a-manager.html
    
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Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
「新人研修をアップデートするための5つのコンセプト」に基づいて開発された、中原が監修をつとめる新人研修プログラムです。全4回にわたって実施する「オンライン研修」と「現場での実践&振り返り」を往還することによって、新人期に直面する壁を乗り越え、トランジションを果たせるよう手厚くサポートできるようになっています。経験学習を習慣化するほか、ストレスマネジメント、フィードバック、ジョブクラフティングなどについて学ぶことができます。
  

Diamond Transition Program for Freshers(オンライン新人研修)
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/k00HD0024/
          
OJT指導員向け・短時間&動画で学べる 部下育成スキルの動画もございます。中原が新人育成のポイントについて解説しています!
   
短時間&動画で学べる 部下育成スキル・解説動画
https://jinzai.diamond.ne.jp/items/000HD6260/

    
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新刊「研修評価の教科書」好評発売中です。アカデミックな知見に根ざしつつも、実際の企業のなかで実践可能な研修評価とは、いかにあるべきか。「企業における」研修評価のあり方を論じた本です。質問事例などのワークシートなどもついております。3つの企業事例も含まれています。どうぞご笑覧くださいませ。
   

新刊「研修評価の教科書:数字と物語で経営・現場を変える」
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新刊「M&A後の組織・職場づくり入門」発売中です。AMAZON「企業再生」カテゴリー1位を記録しました(感謝です!)。
  
これまで税務・法律の観点からしか語られなかった「企業合併(M&A)」の問題に対して、ひとと組織(人材開発・組織開発)の観点からアプローチし、シナジーを生み出す可能性を考えます。
  
M&Aという「巻き込まれ事故」に関わってしまった経営企画・人事・現場の管理者・リーダーの皆様にぜひお読み意いただきたい一冊です!
  

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