2021.11.26 08:02/ Jun
立教経営・中原ゼミは、リアル商品開発にチャレンジしています!
共同商品開発の企画プレゼンを行いました!
最近の大学では、いわゆる「PBL(プロジェクト学習:Project – based Learning)がカリキュラムに取り入れられています。その形式は、ボランティア学習、地域振興、地域連携プロジェクト、企業連携プロジェクトなど、さまざまなものがあります。
PBLは知識獲得だけではない、身体性を取り入れた学びであり、コミュニケーション能力の向上などの、全人格な発達を目指すことができます。いずれも、そのすべてが貴重な試みです。
中原ゼミでも、ゼミ発足当初から、PBLを積極的に取り組み、多くの企業を訪問させていただいたり(ヤフーさま、マクドナルドさま、内田洋行さま)、産学連携コラボ(BOSCHさま、金融庁さま、きらぼし銀行さま、パーソルさま、エンジャパンさま、ビズリーチさま)を実施させていただいておりました。
今年のゼミ(2年生)は、また新たな挑戦を行っています。コンセプトは「超・プロジェクト学習(PBL)」です。PBLでは、企業とのコラボのとき「アイデア提案」までを行うことが多いものです。アイデアを実行し、商品開発に活かすかどうかは、企業のみなさんの判断ということになっていることが多いのです。
「超・プロジェクト学習(PBL)」は、これを超えます。端的に申し上げますと、企業のみなさんとご一緒させていただき、自分たちの専門知識を活かして、「ともに新たな商品・サービスをうみだすこと:共同研究開発」をめざします。
要するに「提案で終わる」ではなく「提案がよいもの」であれば「商品の共同研究・協働開発」を行い、「マーケティング」され、実際に売り上げをあげるまでを行うのです。もし開発したものが実際にお客様にご購入いただいた場合には、利益の一部を還元していただけるそうです。
今年、中原ゼミは「リアルな商品開発」にチャレンジしています!
コラボしていただける企業様は、ダイヤモンド社、ダイヤモンドヒューマンリソースの皆様です! 学生に貴重な機会を与えていただき、ありがとうございます。ダイヤモンドグループの永田正樹さん、広瀬一輝さん、廣畑達也さん、小川敦行さん、濱崎麻美さん、井上直さん、石丸恵美さん、永井敬太さん、渋木結さんに心より感謝いたします。
今年のプロジェクトでは、ダイヤモンド社のみなさんとともに、同社の新卒内定者フォローツールである「フレッシャーズコース」に準拠した「内定者向けワークショップ・ツール」などを共同開発させていただきます。
内定者フォローツール「フレッシャーズコース」
https://jinzai.diamond.ne.jp/tools/fresherscourse/
ダイヤモンド社様には、メンタリングをご提供いただけるだけでなく、学生の頑張りや知財にも最大限ご配慮をいただき、心より感謝いたします。
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せんだっては、第一回中間発表会でした。
内定者フォロー、内定者定着というテーマで4本のワークショップ企画を提案させていただきました。
1.内定者が社会人とコミュニケーションをとるにはどうすればいいのか?
2.内定者が強みを活かして仕事を行うためにはどうすればいいのか?
3.内定者が陥る仕事にまつわる不安をどのように解消すればいいのか?
4.内定者が働く意味を見いだすためにはどうすればいいのか?
内定者というのは、意外にワークショップを企画するのは、難しい側面があります。
といいますのは、内定者は「宙ぶらりん」なのです。
社会人に片足を突っ込んでいながらも、大学生です。しかし、一方、大学生でありながらも、社会人らしき振る舞いをしたりします。このどっちつかずのアイデンティティの方々を対象に、いかにケアするというのは、なかなか難しい。
研究領域的には、組織社会化、強みの活用、トランジション、青年期のアイデンティティ、職業価値観、とかいった領域なのかな、と思います。これらの研究領域の知見を生かしながら、開発を行います。
発表には忌憚のないフィードバックをいただきました。条件付きでありながらも、このままの方向性で企画をすすめようということになったものが3件、企画をもう一度最初から練り直した方がいい、となったものが1件でした。学生のみなさんは、本当にお疲れ様でした。引き続き、頑張って共同開発に邁進していただきたいものです。
プロジェクトは、さらにさらに続きます。
「商品開発」とは「自らつくりだした付加価値」をお客様に「お届け」して、対価を得ることです。それは並大抵のことではありません。商品そのものはもちろん、そのためのマーケティング戦略なども含めて、商品開発です。
ダイヤモンド社さまからいただいた機会を活かして、ぜひ、素晴らしい価値を「社会にお届けしたい」と願っております。そしてその際には、しっかりとしたアカデミックな知見をお届けして欲しいのです。
ダイヤモンド社の役員の井上さんからは、前回の打ち合わせ同様、
「わたしたちは、君たちをビジネスパートナーとしてみなす」
「お客様に商品をお届けするということは、正しい商品を届けなければならない」
という激励のお言葉をいただきました。この言葉の意味をかみしめ、しっかりとした価値を「お届け」して欲しいものです。
心ゆくまで「知的」に暴れよ!
そして人生はつづく
ダイヤモンド社・人材開発
https://jinzai.diamond.ne.jp/
ダイヤモンド・ヒューマンリソース
https://www.diamondhr.co.jp/
ダイヤモンド社HRオンライン
https://diamond.jp/list/sp/jinzai
中原ゼミ(学生運営の公式ゼミページ)
https://www.nakaharaseminar.com/
中原ゼミ メンバーリスト
http://www.nakahara-lab.net/zemi
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追伸.
中原ゼミ3期生(3年生)は、今期は、人材開発・組織開発の専門知識を学びつつ、ミニ卒論(1万字の卒論)にチャレンジしています。調べた専門用語は、インスタにまとめているようです。
中原ゼミ3期生インスタ
https://www.instagram.com/nakahara.seminar.third/?hl=ja
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中原2期生(4年生)は、卒論にまっしぐらです。昨日は中間成果発表会でした。最後まで自分の問いを「完走」して欲しいものです。
そして人生はつづく
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