2020.2.6 08:19/ Jun
あなたは、赤の他人に「リーダーシップ」を生み出せ、という
そういう、あなたはどうなのだ?
あなたは、自ら「リーダーシップ」を生み出しているのか?
あなたは、他者に「対話」をせよ、という
そういう、あなたはどうなのだ?
あなたは、自ら「対話のなか」にあるのか?
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ちょっと前のことになりますが、「ひとづくり・組織づくりのプロフェッショナルを養成する大学院」新コースのファカルティ(教授陣)が集まり、コースのキックオフを行うミーティングが開催されました。
2020年、立教大学大学院 経営学研究科は、経営学を基盤にした「ひとづくり・組織づくり(人材開発・組織開発)のプロフェッショナルを養成すること」をめざす大学院新コース「リーダーシップ開発コース」を開設します。
キックオフミーティングでは、新大学院で教鞭をとる教員たちが集まって、相互に対話を行いつつ、新コースについて熱い議論を行いました。冒頭、石川淳専攻長から、リーダーシップ開発コースについての紹介がありました。
キックオフミーティングの目的は
「リーダーシップ開発コースの授業を充実させるために、それぞれに何ができるのかを考えること」
「各授業が具体的にどのように相互接続し、どんな人材を養成するか?について意識あわせを行うこと」
です。
ファカルティは、それぞれ熱心に議論を重ね、この2つの問いについて考えました。
テーブルの上には、大学院新コースの授業の相互接続を表現した、いわゆる「カリキュラムマップ」を模造紙に用意されていました(事務局のみなさま、ありがとうございます!)。
このカリキュラムマップを頼りにしつつ、授業間の関係について考えることができることができました。
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あくまであくまで一般論ですが、これまで
大学院とは「個人商店の集まり」である
ところが多かったように思います。
すなわち、それぞれの教員が、「個人商店の主」よろしく自分の店をひろげ、自分の商品を、それぞれに売っていた(自分の専門領域の教育研究・授業を行っていた)ところが多かった。
そこで見落とされがちだったのは、授業の連続性、教員同士が対話的な関係にあること、育成する人材像を共有することです。
このたび、わたしたちが、学生とともにつくりあげる新大学院は、「ひとづくり・組織づくり」を主とする「リーダーシップ開発コース」です。
教員に「対話」なくして、教員と学生に「対話」はなし
教員と学生に「対話」なくして、「人づくり・組織づくりの学び」はなし
教員と学生に「対話」なくして、「リーダーシップ開発」はなし
なのです。
冒頭のべたように、
あなたは、他者に「対話」をせよ、という
そういう、あなたはどうなのだ?
あなたは、自ら「対話のなか」にあるのか?
ということになりますね。
「ひとづくり・組織づくり」のプロフェッショナルとして、外部の「他者」に向けて、威勢良く発した、その言葉は、すべて、わたしたち自身に返ってきます。
そういう、あなたはどうなんだ?、と。
リーダーシップ開発コースでは、教員たちがしっかりと対話・連携しながら、2020年からともに学んでいける学生たちをお迎えしようと、今、準備を重ねています。
この大学院の立ち上げは構想から実装まで、まだまだ多くの課題があります。
でも、わたしは、リーダーシップ開発コースのはじまりが、とても楽しみです。教員と職員が対話しながら、新たな事を成し遂げるプロセスが楽しみです。
そして、この新たな学び舎で、志あふれる学生の皆さんにお会いできることに、心躍らせています。
「対話する大学院」へようこそ!
そして人生はつづく
立教大学大学院 経営学研究科 リーダーシップ開発コース
https://ldc.rikkyo.ac.jp/
リーダーシップ開発コース、授業間連携を進める教員ミーティング
https://ldc.rikkyo.ac.jp/news/2020/0122/
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