研修主旨:
高等教育機関において、通常の対面授業にWeb等を組み合わせた教育実践が見られるようになってきた。
しかしこうした新しい環境の中での学習は教員、学生ともに新しい試みであり、Webそのものは簡易ソフトなどの普及に伴って作成可能なものの、それを実際の授業に組み込もうとした場合に、どのように用いれば学習効果があがるのかに関しては個人的な努力に依っているのが実状であろう。
そこで本研修では、すでにWeb等を作成し、それを実践に用いている、あるいは今まさに用いようとしている高等教育機関の大学教員等を対象とし、どのように学習環境をつくりだせばよいのかを講師とともに考察することを目的とする。
研修は、二部構成である。
第一部は集合研修である。集合研修では、まず最初に各教員から自己の教育実践を報告してもらう。次にそれを素材として会場全体でより深いディスカッションを行う。集合研修は一方向的なレクチャーではなく、ディスカッションを中核に実施する。
第二部は、集合研修終了後1週間の間に、インターネット上でリフレクションと、それを素材としたディスカッションを行う。
主催:
メディア教育開発センター
開催日:
平成14年6月8日 - 6月9日
場所:
メディア教育開発センター
講師:
永田智子講師(兵庫教育大学)、鈴木真理子講師(滋賀大学)
田中毎実講師(京都大学)、山口重之講師(京都工芸繊維大学)
溝上慎一講師(京都大学)、三宅なほみ講師(中京大学)
山内祐平講師(東京大学)、中原淳(NIME)、田口真奈(NIME)
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