4. Epilogue - Design of Knowledge-Creating Environment

4.0. 協同的知識創造の時代

教育の現場も、社会の現場も、「協調」と「知識創造」がキーワードになっていき、そこにコンピュータがからみあっていく

  • 教員になろうとも、エンジニアになろうとも、営業をやろうとも
  • 4.1. 人を賢くする道具 - 協調的知識創造できる道具のデザイン -

    人の「協調」と「知識創造」を支援する道具としては、既存のメディアでは不十分である。

  • 電子メールで議論ができるか?
  • それでは、どのようにこれをデザインし直すか?

    4.2. デザインするのは道具だけでいいのか - 協調的知識創造できる組織のデザイン -

    協調的知識創造できる「道具」だけあれば、ホントウに「協調的知識創造」できるのか?

    「デザインとは、ツールとそのツールを使用する状況をつくりだすことである」(Winograd, T)

  • ツールだけをつくってもダメ
  • 組織のデザイン、環境のデザインを同時におこなわなくてはならない
  • たとえば、「官僚組織」でGroupwareを利用しても、あまり意味がない。
  • 学習環境のデザイン【教育環境の変革】

  • 教師が、黒板を背に、一斉に知識を伝達するという「教室」の再編
  • 組織のデザイン【社会の変革】

  • プロジェクトベース、タスクフォース

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    NAKAHARA,Jun
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