2018.9.21 06:16/ Jun
せんだって、あるところで講演させていただいた歳、質疑応答の時分に、話題が「公務員の人材開発」についてのお話になりました。僕自身は「公務員の人材開発」は、まったく手をつけたことがございませんので、「お話」をただただうかがっていました。
「公務員の人材開発は、あまり取り組まれているとは言えませんね」
「公務員の人材開発は、引き継ぎがすべてですね。担当者が異動のときに、引き継ぎをしますよね。そのなかで伝授しますね」
「公務員は、条例と法律に基づいて、仕事をしているので、あまり人から教わるということはないですね。読めばわかる。わからなければ、条例と法律を読んで、自分で調べる」
「なぜなら、公務員は、いわば職人のようなものですね」
といったような意見が質疑応答の時分、また会が終了後の名刺交換の際などにうかがえました。なかなか興味深く思いました。
まぁ「(人材開発が)あまり取り組まれていない」のは、世の中が多忙ななか、どこの業界もたいした変わらない、とは思いますが、「引き継ぎがすべて」「条例と法律を読んで自分で調べる」「公務員は職人である」といったものは、なかなか独特の世界があるのだな、と思いました。
もちろん、こうしたご意見が、どの程度、世間の公務員を代表しているかは、わたしにはわかりません。一部の話かも知れませんし、過去の話題なのかもしれませんけれども。まぁ、そんなわけはないと思うけどなぁ。。。
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もし仮に上記が「そこそこ正しい」として、一番不思議だと思ったことは、このやり方で、若手の「モティベーションが継続するのか?」という点です。僕は、昨今の若手は「フィードバックを求めてくる傾向」が以前の世代よりも、多いような気がしています(印象論です)。
どちらかというと、上記で描かれている公務員の人材開発?は、「孤高に仕事をする職人」的なイメージなのですが、それが現代に通用するのかな、と思いました。まぁ、何も調べていないので、わたしには現場の様子はわかりませんけれども。また、関係者の方々は、機会があれば、現状をご教示いただけますと幸いです。
公務員の人材開発・・・新たな領域ですね。
わたしは、授業がはじまり、初日から「死にかけ人形」になっているので、この問題にチャレンジはできませんが、人材開発の広大な領域に「未開の地」は、まだまだあるような気がします。
そして人生はつづく
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