NAKAHARA-LAB.net

2005.6.28 09:09/ Jun

五木ひろし風のフォルティシモ

 今週末、僕は仕事だった(泣)。夜帰ってきて、なんだかこのまま週末が終わってしまうのは、哀しくなって、カミサンとカラオケにいった(僕はオデカケ魔である、週末おとなしくイエにいるということはない)。
 先週あたりから、僕もカミサンもストレス解消がしたく、カラオケにいこう、とは言っていたのだが、いざ行こうということになると足取り重く、だったら、早く寝た方がいいってことで、ずっとのびのびになっていた。
 で、ついに、重い腰をあげて、出かけたわけですね。
 —
 ところで、僕らのカラオケは徹底的なナツメロである。
 カミサンはカラオケボックスに入り、一番最初の曲をリモコンで入れるときに、「今日はナツメロ特集だね」という。
 しかし、別に「ナツメロ」しか歌わないのは「今回だけの特集」でも何でもない。なんてことはない、いつも、ナツメロなのである。「今日もナツメロだね」というのが正しいのだ。
 というか、僕らは、新曲は歌えないのである。新曲を知らないわけじゃない。テレビのエアチェックはカミサンの仕事柄、しているほうだと思う。「この曲は、あのドラマで使われよなぁ」くらいはわかる。だけど、歌うことができるほどにまでは、聞き込んではいない。
 ちなみに、今回の我々の曲目(の一部)は下記のとおり。

■カミサン
 少女A
 吐息でネット
 サンド=ベージュ
 今すぐKISS ME
 FUJITSU

■僕
 ワインレッドの心
 雪国
 横浜たそがれ
 越冬ツバメ
 フォルテシモ
 Shake hip

 南野洋子、中森アキナ、工藤静香などは、カミサンのオハコである。いつも、そればっかり歌っている。特に、南野洋子は思い入れがひとしおで、声が似ていると本人は思っている。
 僕のオハコは「こぶしのきく曲」である。
「ワインレッドの心」(安全地帯)、「雪国」(吉いくぞう)、越冬つばめ(森マサコ)、「フォルテシモ」(ハウンドドック)、「shake hip」(米米クラブ)、横浜たそがれ(五木ひろし)は、それぞれ全然違うジャンルの曲であるが、基本的には「こぶし系」の曲である。つまり、、基本的には同じ発声の方法で歌うことができる。
 これらの曲は、マイクの握り方やブレスの仕方を少し変えるだけで、同じ発声方法で、それっぽく聞こえてしまうのである。だから、昔むかし、合コンとかで「吉いくぞう風のワインレッドの心」とか「五木ひろし風のフォルティシモ」とかをやって、ウケとりに走っていた。
 閑話休題
 次の日、あまりにシャウトしたせいか、のどが痛くて仕方がなかったけれど、すごいストレス解消はなったな。
 やっぱり人間は週末は、仕事はしないほうがいいと思う。

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