2017.2.17 06:26/ Jun
新刊「フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」、この週末、2月18日に発売です!どうかお手にとっていただけますと幸いです!
あなたは「耳の痛いこと」をきちんと部下に伝えられていますか?
あなたは「立て直し」につきあっていますか?
あなたの組織の管理職は、きちんと「フィードバック」をしていますか?
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新刊「フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」が、いよいよ2月18日PHP新書より発売になります。リーダーや管理職になる人。現在、部下を抱えている管理職の方々に、ぜひお読みいただきたい内容です。
AMAZONでの予約販売がはじまりましたので、こちらでもお知らせさせて頂きます。どうぞご笑覧くださいませ!
新刊「フィードバック入門」はこちらから発売中!
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最近、「耳の痛いことをしっかりと伝えられない管理職が、組織の中に増えている」と、実務家の方々から伺うことがあります。
この背景には様々な要因があると思います。
例えば、
1.役職定年などでプレーヤーに戻った「年上の部下」などが職場に増えており、彼らを慮るあまり、言いたいことがいえない
2.ハラスメントになってしまうことを過剰に恐れる風潮が組織内に蔓延していること
3.「部下には気づかせるべきで、教えてはいけない」という風に間違ったかたちでコーチングが伝わってしまっていること
などでしょうか。
泣ける(笑)
こうした現状を鑑み、このたび、PHP新書さんから「フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術」という書籍を出させて頂くことになりました。
いかに「耳の痛いこと」を伝えるのか?
そこから、どのように「立て直す」のか?
に焦点をあてた本です。
前著「駆け出しマネジャーの成長論」とあわせてお読み頂けると「管理職入門」としてお楽しみいただけるのかなと思っています。
「フィードバック入門」は「フィードバック研究」でわかっていることと、「フィードバックをなさっている実務家の実践知」を、良い具合にミックスし、融合した本です(笑)。
フィードバックとは、さまざまな定義がございますが、要するに、要素にわけますと下記の2点です。
1.パフォーマンスに対する結果の通知を行うこと
(スパイシーメッセージング)
2.パフォーマンスの立て直し、学び直しを支援すること
(ラーニングサポート)
世の中的にはフィードバックと申しますと、1の要素、すなわち評価面談での「スパイシーな結果の通知」というイメージが強く、あまり2の「立て直し」の側面には焦点があたりません。
一方、あるいは、最近の「気づかせなければならない風潮」のせいか、2の「立て直し」は行っていても、「耳の痛いことをきちんと言えない=1ができない傾向」が広まっています。
要するに「偏っている」のです。
結論は「1も重要、2も重要」です。
部下を育成するときには、ときには「耳の痛いこと」をしっかりとつげる必要があるときもあります。そのうえで、立て直すことにいかに寄り添うかが重要なのです。
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本書では、「フィードバック」に焦点をあて、これをいかに行うかについての基礎知識やスキル、留意したい注意点を論じています。
フィードバック研究の知見を詳解する他、そのステップなども詳解しています。
リーダーや管理職になる人。現在、部下を抱えている方。そして、人事部、経営者の方々、多くの方々にお読みいただきたい内容です。
書籍の中には、今を元気に働いている3名のマネジャーの方々による「フィードバック事例」も収録しています(取材をさせていただいた3名のマネジャーの方々には心より感謝をいたします)。
通常、フィードバックは「ブラックボックス」のなかで行われるもので、他人のフィードバック事例が表になることはありません。こうしたフィードバックの事例が表にでることは、本邦はじめてのことではないかと思います。
もちろん人材開発の玄人の方も読まれると思うので、脚注も充実させました。さらに学びたい方はこちらもご覧下さいませ!
以下は目次です。
【本書の内容】
第1章 なぜ、あなたの部下は育ってくれないのか?
第2章 部下育成を支える基礎理論 フィードバックの技術 基本編
第3章 フィードバックの技術 実践編
第4章 タイプ&シチュエーション別フィードバックQ&A
第5章 マネジャー自身も成長する! 自己フィードバック・トレーニング
+特別コラム 現役マネジャーが語る匿名「フィードバック」経験談
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フィードバック入門は、もともとはPHPさんの「THE21」に連載されていたものでした。こちらの連載では、編集者の岸正一郎さんに大変にお世話になりました。
この連載の書籍化に関しては、宮脇崇広さん、杉山直隆さん、中村康教さんに大変お世話になっています。また、3名のマネジャーの方にもお忙しいところ御協力をいただきました。本当にありがとうございました。心より御礼申し上げます。
新刊「フィードバック入門」、どうかよろしく御願いいたします。
そして人生はつづく!
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