2016.11.17 07:01/ Jun
先だって、経営学習研究所で、あるイベントを開催した際、企画者の板谷和代さん、島田徳子さん、牧村真帆さんが「託児サービス」をつけてくださいました。
「託児サービス」とは、育児をなさっている親(多くはママたち)が、ラーニングイベントに参加しているあいだ、専門の保育士さんたちが、子どもを看ていてくれるサービスです。
このたび、託児サービスとして、「一般社団法人こどものいる暮らしをデザインするlemonade」さんに、ご依頼をさせていただきました。
こちらは、牧村さんのお母さん(世田谷区内の幼稚園 元園長先生)、滝沢さん(世田谷区内の幼稚園 元主任教諭)らが立ち上げた団体で、企業や様々な団体からの依頼を受け、ワークショップや遊びを取り入れた託児サービスを事業として展開している団体です。子供も学ぶワークショップつき託児などもできるようです。すごいですね。
一般社団法人こどものいる暮らしをデザインするlemonade(レモネード)
http://lemonslemonade2013.wixsite.com/lemonade
lemonade(レモネード) facebookページ
https://www.facebook.com/lemonade.mmm/
僕は、ラーニングイベントの間、託児がどのように行われるのかも気になって、何度か会場を中座させて頂き、そちらも見学させて頂いておりました。
さすがはlemonade!
さすがは経験ある皆さんです。
ママのもとを離れて、最初は泣いていた子どもも、次第に泣き止み、遊びに興じておりました。
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こうした様子を拝見していて、つくづく思ったのは、託児サービスが、世の中にさらに広まることの必要性です。
これは自分もまさにそうなので痛感しますが、
育児中の親は、どうしても子育て期に、一時的に「学び」から遠ざってしまいがち
です。
自分のことを後回しにしてでも、子どもに向き合いたいと考える親が多くなります。あるいは、子どもを預けるコストや抵抗感から、自分の学びを後回しにしてしまいます。
しかし、実際は、この年代の親こそ「学び」が必要なのです。
仕事盛りの時代、日々変化においつくために、自分の知識やスキルをアップデートしたり、日々の仕事を振り返る時間をもつ必要がでてきます。
そうしたとき、どうしても必要になってくるのが託児のサービスや、一時保育のサービスです。
子どもを安心・安全な環境で一時的に預かり、集中して学びに取り組む環境をつくってくれる、この種のサービスの高度化が求められます。
質の高い託児サービスは
質の高い学びを増やすこと
につながるのです。
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今日は、せんだってのラーニングイベントで裏方で骨を追って下さったlemonadeさんをご紹介させていただきました。こうしたサービスがさらに増えていくことを願っています。
そして人生はつづく
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