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2006.2.26 18:44/ Jun

THE 有頂天ホテル

 僕のまわりで最近評判になっていた映画「THE 有頂天ホテル」を、先日、見にいくことができました。いやー面白かった。
 あっという間の2時間15分。笑いがとまることはありません。ここ数年で見た映画の中では、抜群に面白かった。いやー、日本の映画館で、ここまで観客が笑っている映画を僕ははじめて見たよ。「舞台」じゃないんだけど、もう少しで最後に拍手をしてしまいそうになった。
 THE有頂天ホテルのストーリー構成というのは、いわゆるグランドホテル形式というやつですね。
 ひとつの閉鎖空間に、様々な登場人物が集う。様々な伏線が、いろいろなところにちりばめられ、時には並行して、時には複雑にストーリーが絡みあいながら、いっきにひとつの結論に至る。映画「グランドホテル」で使われた手法であったため、のちにそう言われるようになりました。
 それにしても、こういう複線型のストーリーをつくるのって、大変だろうねー。シロウト丸出しの質問で恐縮ですが、ごっちゃになったりはしないのだろうか。脚本・監督は三谷幸喜さんですが、どうやってこんな複雑なストーリーをつくるのか、そのあたりを聞いてみたいですね。
 疲れた日にはぜひどうぞ。
 映画館をでる頃には、絶対に元気になれると思います。
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