2016.6.20 06:01/ Jun
先だっての慶應MCCでの授業「ラーニングイノベーション論」には、首都大学東京の高尾義明先生におこしいただき、「組織理念と従業員の動機」について、受講生みなでデイスカッションする機会を得ました。
昨日に続いて、高尾先生のご講義のリフレクションです。高尾先生におかれましては、貴重な講義をありがとうございます。心より感謝をいたします。
高尾先生がご紹介なさっていたお話の中で、もうひとつ個人的に印象的だったことがございます。
それは、
あなたには「理念」が必要ですか?
という一言でございました。
この言葉は、高尾先生が、「暮しの手帖」の元編集長・松浦弥太郎さんのご著書の中で発見なさり、ご紹介いただいたものでした。
組織に理念は必要なのは、世の中、一般にはよく語られることですね。
しかし、ひるがえって「個人」に関してはどうでしょうか?
あなた個人には「あなた自身が守りたい理念」が必要ですか?
もしそうだとしたならば、
あなたにはどんな「理念」がありますか?
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このお話は、高尾先生が、講義の冒頭部でお話なさったものでしたが、正直、僕はどきっとしました。
僕自身には「理念」が必要なのか?
そして、
僕自身にはどんな「理念」があるのか?
を考えざるをえなかったからです。
前者の問いに関しては、
ただちに「僕にも理念は必要だ」と思いました。
しかし、僕自身にはどんな「理念」があるのか、と問われれば、なかなか唸ってしまいます。
僕にはどんな理念があるんだろう?
・
・
・
皆さんには「理念」は必要ですか?
▼
あなたには、どんな「理念」があるのか?
僕をふくめて一般に、この重い問いに、ただちに答えることはいささか難しいものがあります。
別の言葉で申し上げるならば、
どんなものを失えば、あなたは「あなた」ではなくなってしまいますか?
と問われているということですね。
「失ってしまえば」今のあなたではなくなってしまうもの。それが「個人の理念」に近いものだということでしょう。
超ヘビー級の問いです。
▼
「超ヘビー級の問い」に関しては、一人で孤独に向かうのもシンドいので、「ワークショップにもできるかな」と考えていました。すぐにワークショップやら研修やらをデザインしはじめてしまうのは、僕の「悪い癖」かもしれません(笑)
わたしの「理念」ワークショップ
自分の理念を「決める」だけのワークショップです。
なぜそうなのか、具体的にそれにまつわるエピソードや出来事を振り返りながら。
なかなか盛り上がるような気がします。
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今日は週のしょっぱなから、なかなか重いお話をいたしました。
あなたの「理念」は何ですか?
今週も走りきりましょう!
そして人生はつづく
ーーー
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