2016.5.27 06:07/ Jun
個人的なことで恐縮ですが、「覆面座談会」というのが好きです。
なんか怪しい雰囲気が漂ってきて、よくないですか?
実際は、仮面舞踏会のようにリアル「覆面マスク」をみなでかけながら「座談会」をしているわけではありません(笑)。
が、そんな怪しい雰囲気を想像してしまうのは僕だけでしょうか?
先だっては、「アルバイト・パートの人材育成プロジェクト」のからみで、大手外食チェーン店の現場で奮闘する3人の店長にお集まりいただき、都内某所で「店長覆面座談会」を開催させていただきました。この場を借りて、お集まりいただいた店長の皆さんには心より感謝いたします。
ぶっちゃけ店長覆面座談会(1)人手、足りてますか? 中原淳(東京大学)×外食チェーン店長3人
http://diamond.jp/articles/-/91614
なお、この座談会は、テンプグループ×中原の共同研究プロジェクトの一貫で、ダイヤモンド社さんの御協力で実施されています。プロジェクトメンバーのみなさま、お疲れ様です。
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現在、おもに都内の人手不足は深刻さを増しています。場所によっては、ひとりあたりの採用単価が10万ー20万を超えるところもでてきており、深刻さは今後も引き続き続く模様です。
店長の皆様からは、当日、下記のようなお話しを伺いました。
・人手不足の現状
・外国人アルバイトの育成にいかに対応するか?
・人づて採用・紹介採用をいかに進めていくか?
・店長は新たなお店にいかにエントリーしていくか?
・店長のカラーをいかに出していくか?
もっとも個人的に興味深かったのは、
【A店長】逆に、私は「着任1ヵ月以内には自分のカラーを出す」というようにしていますね。そうしないと自分が「食われちゃう」ので(笑)。
というお言葉です。
そうか、カラーを出さないと「食われちゃう」んだ・・・と思いました(笑)
これは店長だけに言えることではなく、マネジャーや管理職が新たな職場に入ったとき、最初はいかに職場を「観察」し、動かすかの作戦をたて、しばらくして実際に、自分の動かしたいように物事を率いて行くプロセスにも似ているな、と思いました。しょっぱなから、自分のカラーをだしまくって、あさっての方に爆走したい人は、あんまりいないでしょう(笑)。
というわけで、「覆面座談会」、どうぞお楽しみいただけますと幸いです
なお、これまでの「アルバイト・パート人材育成」に関する他の記事も、こちらにございます。
どうぞご笑覧ください。
人手不足の時代に本気で考える「アルバイト人材育成」中原淳&アルバイト・パートの成長創造プロジェクト
http://diamond.jp/category/s-arbeitpart
この連載は今後4週にわたって続きます。
ダイヤモンド社の藤田さん、ライターの井上佐保子さん、テンプグループの渋谷和久さん、櫻井功さん、小林祐児さん、井上史実子さん、岩崎真也さん、稲田勇一さん、北本裕史さん、田中聡さんらと議論をしながら、今後のプロジェクトを進めていきたいものです。
そして人生はつづく
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