2005.4.30 15:49/ Jun
Corporate Identityの確立…自社ブランド戦略の策定。通常の企業ならば同然取り組んでいることに、今まで大学は無関心であった。
しかし、近年、先進的な国立大学、私立大学では、こぞって、ブランド戦略に取り組む事例が増えてきているという。
下記は日経デザインからの記事の抜粋である。
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明治学院大学が、ブランド強化を進めている。アートディレクターに氏を起用して、ロゴから封筒類まで、デザイン佐藤可士和の力を活用して存在感のアップに取り組み始めた。
佐藤氏は、以前から教育の現場でデザインが活用されていないと感じていたと言う。また「受験生にこびる必要はないが、大学がどういう教育理念を持ち、どういう学校運営のビジョンを持っているかを学生や社会にアピールしていくことは大学の当然の義務であり、それが大学のブランディングにつながる」(佐藤氏)という考えもあった。
そこで佐藤氏は、今回のロゴのデザインを明治学院大学のブランド強化の一環として考えたいと提案した。大学側も佐藤氏の提案を受け入れ、「明治学院大学ブランディングプロジェクト」がスタートした。
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/news/contents/938.shtmlより一部引用
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佐藤可士和氏といえば、元博報堂出身のアートディレクター。「状況をデザインする」というコンセプトで、様々なプロジェクトのディレクションを行っている。
この話、デザイナーの吉田さんにしたら、こんなことを言っていた。
「ある程度、製品や市場が円熟してくると、あとはデザインとかブランドの勝負になります。たとえば、缶ジュースの日本茶なんてのは、どの会社のものでも同じような味なわけです。あとは、缶のかたちとか、イメージとか、そういう違いで、売れる売れないが決まってきます」
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2007年には全入時代を迎える大学・・・「違い」を求めて、大学の取り組みは続くのだろうか。
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