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2014.11.19 07:57/ Jun

「大学生研究フォーラム2015」(7/24)がさらに「進化」します! : 「チュートリアルセッションの導入」と「プロジェクト化する大学教育」

 「大学生研究フォーラム」は「大学生のキャリア」「大学ー企業へのトランジション(移行)」を扱うアカデミックケミストリー?なシンポジウムで、毎年、全国から400名近くの参加者へて、京都大学・溝上慎一研究室 × 東京大学・中原淳研究室 × 電通育英会で運営させていただいております。
kyoto_daigakusei2014.png
 昨日、溝上慎一先生(京都大学)と電通育英会の皆さんと打ち合わせがあり、来年度の日程や大枠が決まりました。お疲れさまでした。
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 来年の「大学生研究フォーラム2015」は、2015年7月24日(金)@京都大学で開催されます。どうぞスケジュール帳にメモをお願いいたします。
 このフォーラムは、毎年毎年姿を変えておりますが(東大が主催者に名前を連ねさせて頂いたのは4年前からです)、次年度「も」大きく変わります。
 
 ひとつめ。
 近年、学会などでは「チュートリアルセッション(最先端の内容を数時間で学ぶお勉強セッション)」が組まれることが多いですよね。そこで!「大学生研究フォーラム2015」にも「チュートリアルセッション」を導入することになりました。
 前日7月23日(木曜日)には、チュートリアルセッションと称して、午後に3時間のワークショップを開催させていただくことになりました。
 
 テーマは
 「リフレクション学の最前線」
 「トランジション学の最前線」
 「エンゲージメント学の最前線」
 「地域人材育成学の最前線」
 「リーダーシップ開発学の最前線」
 などです(笑)。
 この「チュートリアルセッション」は、各セッション人数20名限定のプレミアセッションとなります。5つセッションがございますので、合計100名! それぞれのセッションで最前線を学んだ100名の方々が、みなで集まり、学習内容を統合するセッション、その後の懇親会も準備しています。
 ご登壇いただくのは、今まさにときめいている若手研究者・実務家の方々に御協力をいただこうと思っています。みなさま、どうぞよろしくご検討をお願いします。
「学になっていない研究領域」に、敢えて挑戦マインドをもって腹をくくり「なんとか学」「ほにゃらら学」とつけるところがマイ・ミソです。「最高・最強に怪しい」ので、このネーミング、小生、気に入っています。
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 ふたつめ。
 本編24日のテーマも変わります。
 ずばり2015年のテーマは、
 「大学教育に”プロジェクト”は必要か?」
 となりました。
 ここで「プロジェクト」と申し上げますのは、プロジェクト学習(PBL)、問題解決学習(PBL)はもちろんのこと、コーオプ教育、サービスラーニング、企業とのコラボ授業、アクションラーニング、アクティブラーニングなどなど、いわゆる「かつての大学が得意としてきた伝統的なアカデミックディシプリンとは異なる教育内容」をさしています。
 言うまでもないことですが、近年、こうしたものが、大学教育にあいついで導入され始めています。
 僕の言葉でいえば、「経験アプローチの大学教育が増大している」ということになりますし、「プロジェクト化する大学教育」といってもよいかもしれません。従来からの「専門知」に加えて、「仕事につながるような経験」が重視され、大学教育の「内容知」の比重が変わりつつあります。
 しかし、このフォーラムでは、一歩立ち止まって「そもそも論」に戻りたいのです。
 そもそも、そうしたものは、本当に大学教育にとって必要なのでしょうか。それとも不要なのでしょうか。
 必要なのだとしたら、わたしたちは、何に留意しなければならないのでしょうか。
 敢えて「リスキーで挑戦的なテーマ」をつけさせてもらいましたが、今、この課題について皆さんで考える時間を持ち、建設的な議論ができるとよいと思っていますし、400名の皆様と、それができると信じています。
 7月23日、24日ですよ! 京都でお会いしましょう!
 どうぞお楽しみに!

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