2014.2.26 06:52/ Jun
各企業で人材開発を主に担当なさっている方々がやっている自主勉強会・交流会・コミュニティ「リフレクションナイト」ご一行様が、先日、研究室にお越しになりました。
リフレクションナイト
http://ameblo.jp/reflectionight/
リフレクションナイトは、事業会社に人材育成担当として務める方々30名ー40名程度などが自主的に集い、「リフレクションや気づきを促す技法」についてテストと議論を重ねる「学びの場」で、隔月で開催されているそうです。
興味深いのは、そのコンセプトである「Give & Share」です。このコミュニティは、まさに「リフレクション」をテーマにしたコミュニティですが、参加したメンバーが、手法・企画を持ち寄っては、その場でテストして、アレンジし、自分の持ち場で試すということをなさっているそうです。外で学んだことが、すぐに自社において実践できるという意味において、非常に興味深く思いました。
もう1つは、ブログ、Facebook等の、ソーシャルメディアの活用に加え、ポッドキャストによる音声配信を活用し、その知を外部にも公開していることです。コミュニティ内で実践なさっていることを閉じない、という意味において、まことに興味深いな、と思いました。
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研究室では、いろいろな話をしました。僕からは、ある程度事例が集まってきたら、Exibition(エキシビジョン)などをなさったらいかがですか? というお話をしました。
一口にリフレクションといっても、組織・企業の戦略や従業員の状況によって、必要になるものは様々です。また、リフレクションには「What to reflect upon(何についてリフレクションするのか?)」「How to reflect upon?(どのようにリフレクションするのか)」、そして「どこまで掘り下げるのか?:How depth to reflect upon?」の3つの視点があり、さらに述べるならば、そのことによって「どのようなアウトカム(結果)が生まれるのか?」ということが問われます。
要するに、リフレクションを語る際には、
1.組織の戦略・目標 / 従業員の状況
2.What to reflect upon(何についてリフレクションするのか?)
3.How to reflect upon?(どのようにリフレクションするのか)
4.How depth to reflect upon?(どこまで掘り下げるのか?)
5.その結果何が生まれるのか? 誰が何に気づくのか?
を見ていく必要があるということですね。
ある程度事例が集まってきたら、こうしたものを整理して、集めて、展覧会などをなさると面白いのかな、と思いました。イメージでいうと、学園祭かな(笑)。すみません、お祭り好きで。祭りとは、本来、主催する側と愉しむ側が入り乱れて進行しますよね。そういう「お祭り?的な展覧会」があると面白いな、と感じました。ジャスト・アイデアで恐縮ですけれども(笑)。
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主催者のお一人の方曰く、「リフレクションナイト」さんは、かつて僕が開催していたラーニングバーやワークプレイスラーニングなどをきっかけに、このような活動を着想なさったとおっしゃっていました。僕が、それらをやっていたのは、もう5年前ですが、その頃播いていた様々な種が、志ある実務家の方が集うきっかけになっていたのだとしたら嬉しいことです。
実務家の方々が、それぞれの領域で、興味深い実践を生み出していけることに、少しでも貢献できているのなら、これ以上に嬉しい事はありません。
実務の世界で僕にできることはそう多くはないですし、最近本当に時間がなくてヒーヒーいっておりますが、志ある実務家のコミュニティの皆様には、ぜひ協力させて頂きたいと思いました。
そして人生は続く
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