2011.12.28 09:27/ Jun
昨日で、ブログ書くの、終わりだって言ってたのにさ(笑)。また、今日も書いてやんの。。。(笑)。昨日行った鍼灸マッサージ師さんの話が面白かったので、つい、おすそわけしたくて(またマッサージかよ、というツッコミは勘弁してください)。面白いことがあると、黙ってられないのです、すみません。
マッサージ屋さんでは、「このままの肩こりじゃ、40になったら、首回らなくなっちゃいますよー」なんて、小生、明るく脅されつつ、しかし、揉まれながら、やっぱり「仕事の話」を聞いていました。
曰く、
「やっぱり、”数”ですよ。わたしは、1万人触ることだって、言ってるんです。まずは、話は、それからですよ。
こういうと、多いように感じるでしょ、1万人。でもね、毎日4人、1年250日触れば、1年で1000人。それ、10年やれば、1万人なんです。どうですか、多くなんか、ないでしょ。
どんな人でもいい、なるべく”数”を自分に貯め込む。”数”を貯め込めば、”指がわかる”。
少し触って、この人、浮き脈(たぶん、そういっていた)だなって、”指がわかる”。風邪気味じゃないようだな。じゃあ、なぜかな。
触らなくてもわかるときもある。治療に入る前の歩いている様子で、だいたいわかる。あっ、この人、首が前にでてるな。たぶんデスクワークで、パソコンだな。
やっぱり”数”。わたしは、もう30年やってきてますでしょ。”東京ドーム一杯の人”を、触ってきました。
▼
エリクソンじゃないですけれど、一般に、熟達研究には「10年ルール」というじゃないですか。何かひとつの物事に本当に秀でるためには、10年にわたる「よく考えられた練習」が必要だ、と。
彼女があげた数字の「1万人」が、ちょうど、それにあっていたので、ほほーと思いました。「数」を貯め込めば、「指がわかる」ってのが面白いですよね。「頭でわかる」んじゃない、指がわかるんだってのが、どういう感覚なのかな、と思います。思わず、自分の指を見てみたよ。アタリマエだけど、僕の指は「わからない」ですね。
あと「東京ドーム1杯分の人を触る」という表現が、非常に秀逸なメタファだな、と思いました。「東京ドーム一杯分」って、すごい単位ですね。まぁ、でも、長くお仕事をなさっていたら、そういう単位の人に出会うことになるんですね。
僕の仕事では、その単位の人数は、なかなか出会わないかなぁ。でも、仕事をしていて出会う人をすべてカウントすれば、「東京ドーム1杯分、2杯分」になるかも(?)。皆さんは、仕事で、東京ドーム何杯分の人に出会ってきましたか?
現場の人の話は、とても面白いですね。
そして人生は続く。
—
■2011/12/27 Twitter
Powered by twtr2src.
最新の記事
2024.11.26 10:22/ Jun
2024.11.25 08:40/ Jun
あなたの組織は「社員の主体性を喪失させる仕組み」が満載になっていませんか?:うちの社員には「主体性」がないと嘆く前にチェックしておきたいこと!?
2024.11.22 08:33/ Jun
2024.11.9 09:03/ Jun
なぜ監督は選手に「暴力」をふるうのか?やめられない、止まらない10の理由!?:なぜスポーツの現場から「暴力」がなくならないのか!?