奈良県・吉野で開催されたParty of the future 2011が終了しました。今年のParty of the futureでは、上田信行先生と中原で「ラーニングアートの旅」というトークライブを2時間実施させていただきました。当日のビデオはこちらです(神戸芸術工科大学・曽和先生のチーム制作:感謝!)。
会場には60名程度、USTには60名程度の方がライブにご参加頂きました。Playful beautyのお二人も参加し、おかげさまで、大変面白いライブになりました。ありがとうございました。
なお、まとめサイトを@jinzai_botさんにおつくりいただきました(心より感謝!)。PART1とPART2の二つがあります。
ラーニングアートの旅 PART1
http://togetter.com/li/130160
ラーニングアートの旅 PART2
http://togetter.com/li/130180
「ラーニングアートの旅」は、可能であれば、上田信行×中原淳の共著ということで著書にまとめていければと話しています。出版社が決まっておりませんので、ぜひご検討いただけるとありがたいですね。
1. 1973年-1974年 異分野コラボレーションの学習研究
・セサミストリートとの出会い
・ボストンチルドレンズミュージアム
2.1981年-84年 教授から構成、行動から認知へ
・行動から認知へ、構成主義の到来
・Instructional Design から Constructional Designへ
・レゴ / ロゴというevocative objects
・シーモア・パパート
・キャロル・ドゥエック(マインドセットと達成動機)
・ラーニングアートの台頭
ラーニングサイエンス、ラーニングテクノロジーとの違い
3.1990年代 ラーニングアートの実践
(1)ネオミュージアム編
・neomuseumのアイデアと建設までの旅
・世界ではじめてのワークショップミュージアム
・出来事が展示物
4. 1990年代 ラーニングアートの実践
(1)ワークショップ編
・ワークショップとは何か?
・ワークショップツールの開発
・ライブのような授業をめざして
5.2010年-2011年 ふたたびケンブリッジへ
・Hanging out, Messing around, Geeking out
・ラーニングアートのフォーミュラ
・ラーニングの再帰性
※上田先生×中原の対談形式で進む
※内容は一般の方というよりは、研究者、学生、実践家向けの比較的硬派な内容
※図版が多数あるので、アートワークは専門の方に入って頂きたい
最後になりますが、上田先生、そして、同志社女子大学・上田ゼミの皆さん、神戸芸術工科大学の曽和先生、曽和ゼミの皆さんに心より感謝いたします。今度、上京なさった際には、また交流できるとよいですね。
そして人生は続く。
TAKUZOの愉快な休日も続く。
—
■2011/05/1 Nakahara Twitter