2010.2.6 09:45/ Jun
朝から、僕は、大学です。今日は、夜遅くまで大学院の口頭試問があるのですね。朝っぱらからチャギントン(BSフジでやっている鉄道アニメ)を見ているTAKUZOには「パパ、ばいばい、また明日ねー」と言われて(泣)、寂しく家をでました。「また明日ねー」はないだろうに、、、しかも、どっか、オマエ、嬉しそうじゃねーか(笑)。
大学では、あいまをみて、原稿を書いたり、月曜日のプレゼン準備をしています。原稿につまれば、プレゼンをつくり。プレゼンをつくれば、原稿をつくり。その繰り返しでございます。
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小生、プレゼンをつくるのは「嫌い」ではありません。僕のプレゼンをお聞きいただいた方でしたらおわかりいただけると思うのですが、僕はプレゼンで習字や手書きの絵をよく使います。プレゼンに「内容のなさ」を補うために(泣)、やむなく「小手先の演出」を駆使するのです(笑)。
リアルに書道をして、リアルに手書きで絵を描いて、スキャナでとりこみます。そうこうしているうちに、あっという間に時間がたって、「あべし、ひでぶー、あわゆび」という感じですね(笑)。
例えば、書道なら、こんな感じです。
ちゃんと、自前の篆刻も用意しております。これは台湾でつくってもらったものを、スキャナで取り込みました。たしか1000円くらいでした。
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お絵かきもいたします。
下記は、いわゆる「導管モデル」です。
これは正統的周辺参加です。なぜか、先輩が「みやげ寿司」をもって、酔っぱらっているところがポイントでございます。意味は全くございません。
何、表現されている内容が、LPPの概念と同じじゃない? いいんです、細かいことは。LPPが何たるかを、手書きの絵で完全に表現できるわけがないんだから。
気にしない、気にしない、一休み、一休み(一休さんのナレーション風に読んでください)
というわけで、、、
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プレゼンで、書道とか、手書きの絵とかを使っていると、よく言われるのが「中原さんは書道とか、絵が、子どもの頃からうまかったんでしょ」ということです。
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そうだったらよかったのですが、全くそんなことはありません。「図工」も「書道」も「3」。ひどいときには「2」を食らったこともあります、、、そりゃそりゃ、惨いものでした。
前にも言ったことがあるかもしれませんが、僕は、夏休みの絵日記が死ぬほど嫌いでした。なぜか? そりゃ、絵を描かなくてはならないからです(文章も苦手でしたが)。なぜか僕が人の絵を描くと、「首がびよーん」と伸びたり、手がとんでもないところから出てきたりするのです。「絶望的な美的感覚」に、先生は、きっと悶絶したことでしょう。
なら、僕は、なぜ書道や絵を描くかというと、「下手なのですが、気にしなくなってしまったから」です。子どもの頃は、「見たものがそのとおり描けず」、あんなに嫌いだったのに、大人になったら、好きになりました。
特に、私たちは大人になると、人は、「絵は上手くなきゃ、人の前でだしてはいけない」と思いがちです。東京学芸大学の高尾先生の言葉を借りれば、「大人」になるにつれて「萎縮した子ども」化してしまうのえす。「下手だと思われようが、何だろうが、そんなもん、どーでもいいわ」とケツをまくってしまえば、もう、怖いものはありません。
というわけで、皆さんも、書道や手書きの絵をプレゼンで使ってみませんか。特に書道はおすすめです。海外でウケます。日本のよさ、手書きのよさをいかしたプレゼン(アナログプレゼン)が、もっと増えればいいな、と思います。
アナログプレゼン会をつくろうかな、こうなったら。
なんか、いいネーミングじゃないな。
・・・「禅」にひっかけて、「プレZEN」というのはどうだろう。
なんで「禅」なのかは1ミリもわかんないけど。
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追伸.
書道プレゼンの作り方です。
書道プレゼン
https://www.nakahara-lab.net/blog/2009/01/post_1425.html
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