NAKAHARA-LAB.net

2005.4.14 15:31/ Jun

大学初任者の研究

 昨日寝る前にふと思ったこと。
 「これって研究になるんじゃない?」
 昨日の日記にもあるように、僕、今年、通年の授業を担当するわけですが、たぶんだんだんと授業のやり方や、学生さんへの言葉かけの仕方などが変わってくると思うんです。たぶん、自分のアイデンティティのあり方や、「授業とは何か」という認知自体も変わってくると思う、予想だけど。その過程を、質的に丹念に追うというのはどうでしょうか?
 研究の題名は、「授業初担当者の学習プロセスに関する研究」とか、「大学初任者の授業改善プロセスに関する研究」とかでいいんじゃないでしょうか。
 ちゃんと文献をレビューしたわけじゃないけど、なんとなく、初等中等教育の先生を対象にした研究ならあると思うんです。でも、高等教育の教員を対象にした研究ってあるんでしょうか? ここは僕の専門ではないからわからないけれども。

ブログ一覧に戻る

最新の記事

2024.12.8 12:46/ Jun

中原のフィードバックの切れ味など「石包丁レベル」!?:社会のなかで「も」学べ!

なぜ「グダグダなシンポジウム」は安易に生まれてしまうのか?

2024.12.2 08:54/ Jun

なぜ「グダグダなシンポジウム」は安易に生まれてしまうのか?

2024.12.2 08:12/ Jun

【無料カンファレンス・オンライン・参加者募集】AIが「答え」を教えてくれて、デジタルが「当たり前」の時代に、学生に何を教えればいいんだろう?:「AIと教育」の最前線+次期学習教育課程の論点

2024.11.29 08:36/ Jun

大学時代が「二度」あれば!?

「人事界隈」にあふれる二項対立図式の議論は、たいてい「不毛」!?

2024.11.26 10:22/ Jun

「人事界隈」にあふれる二項対立図式の議論は、たいてい「不毛」!?