2008.9.3 11:29/ Jun
先日のLearning barで、野村総研の永井さんがお話していた内容に下記がある。「我が意を得たり」と思ったので、このブログでも、ご紹介する。
「意思決定の早い人」とは
「意思決定に時間をかけている人」である。
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このパラドクスの意味するところはこうだ。
「意志決定の早い人」というのは、「情報をインプットされたそのときから、ものを考え始めるのではない」ということである。むしろ、「意志決定を迫られる前に、十分な時間をかけてものを考えている人」が「意志決定」を早く行うことができる。
意志決定を迫られるずっとずっと前から、そのことについて考え、事態の推移に予測をめぐらし、自分の意見をもち、判断基準がクリアであるからこそ、「いざ、意志決定を!」というときには、「素早い意思決定」ができて「いるように見える」のである。
「水面下での、地味で綿密で、時間をかけた思考」が、「素早さ」を支えている。
「意志決定が早いこと」とは「意志決定に時間をかけない」ということを意味しない。むしろ「意志決定に水面下で時間をかけていること」を意味するのである。
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これ、面白いですね。
僕は、「ほほー」と思いました。
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月並みで恐縮だけど、やっぱり「地道に考えること」しれませんね。「地道さ」は「素早さ」につながる。
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