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2023.12.11 08:36/ Jun

うちの会社は「ゴリラ管理職」だらけですが、わたしも「ゴリラ」にならなくてはならないんですか?

 かなり前のことになりますが、ある企業で、管理職になる直前の女性の方と、お話ししていた際、彼女が、こんな一言を言っておられました。
    
「わたしは管理職になりたいと思っていますが、でも、不安です。管理職になったら、今のわたしの上長の男性管理職のように、行動しなければならない、のだとすると、わたしは、キャラ的に、そうはなれません。
    
あんな風に、皆を叱咤激励したり、発破をかけたりすることは、わたしにあわないからです。そういうキャラじゃないんです。女性が管理職・リーダーになるときには、上長の男性管理職がやるようにやらなくてはならないのでしょうか?」

    
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 なるほど。心が痛みます。
 そして、これはとてつもなく「根深い問題」です。
    
 要するに、
   
「自分のキャラ的に、叱咤激励・発破をかける的な、いわゆる昭和型マネジメント?(これ、マネジメント?)はできないのに、それを求められるのが不安」
   
 ということですね。日本全国で3万人くらいの方が同じお悩みをお持ちです。
    
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 別のところでは、こんな悲痛な叫びも聞きました。
    
「うちの組織は、ゴリラ管理職だらけなんですよ。そしてね、女性もゴリラを演じなければ、上にあがれない。こんな会社で、女性管理職なんて、増えるわけがないんですよ」
    
 そう言い放った目が、とても、とても、さみしそうでした。
 心が痛みます。
    
 今日は一寸、この問題について考えてみましょう。
    
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 結論から申し上げますと、これら一連のご質問に対する、わたしの結論は「あなたは、ゴリラにならなくてもいい」です。
 また「上長の男性管理職のように、行動しなければならない方法」を探しましょう、ということになります。
    
 といいますのは・・・管理職になって求められるのは「リーダーシップ」です。
    
 そして、リーダーシップとは「現象」です。
 一寸、だまされたと思って、脳内実験してみましょう。今、仮に、ちょうど「みんなで山登りに出かけるときのこと」を考えてみてください。
    
 要するに、リーダーシップとは「山登り」です。
 みんなで仲良く山登りをしているときには、
    
1.メンバー同士で「登る山の高さ=目標」を合意している「現象」
    
2.メンバー同士で声をかけたり、気遣いをしたりしている「現象」
    
3.自分の強みを活かしながら頂上に到達するような「現象」
    
 が生まれればいいのです。そういう「現象」を見たとき、「嗚呼、ここには、リーダーシップが生まれている」と思いましょう。
    
 あなたは、今、仮に、天空から、地上を見下ろす立場にいたとします。そのうえで、眼下には「山登り」をしている一群を見つめてみましょう。もし、その一群が1と2と3の「現象」を体現して、今、まさに、頂上を目指しているのだとすれば、
    
 そこには「リーダーシップ」という「現象」が生まれている
  
 ということになります。ポイントは、リーダーシップは「現象」である、ということにつきます
(専門的には「影響力」という言葉をもちいるのですが、ここではややこしいので、いろいろ言い換えています)
  
  ▼
  
 それでは、そうした現象を生み出すとき、リーダーは、どのような行動をとればいいのでしょうか。
  
 それは、一言でいえば「ケースバイケース」です。
 唯一絶対の正解はございません。ほにゃららリーダーシップは、過去にたくさん生み出され、これからも、きっと時代の空気が変わるたびに鋳造されつづけるでしょう。
  
 要するに、「先ほどの現象」を生み出すためなら、公衆良俗に反しない限り、何をやってもいいのです。目的、業態、業種、リーダーのキャラ、リーダーとメンバーの関係性、メンバーの成熟度によって、望ましいリーダーの行動は変わってきます。
  
 要するに、リーダーは、
  
 自分だったら、どうやって「みながイキイキと山登りをしている現象」をつくりだすかを、自分の頭で考えなくてはなりません。そのためには、自分のキャラと向き合い、メンバーを見つめ、自分で「決めなければならない」のです。
   
 もちろん、自分の行動を決めうるときに、わずかながらですが「指針」のようなものはあります。
  
 リーダーシップ研究の100年の歴史のなかで、細かなリーダーシップ行動は多々生まれているものの、そのなかには「ロバストな2つの行動原理(信頼性の高い行動原理)」というものはあります。
  
 それは、ものすごくはしょって、わかりやすく丸めてしまうと、
  
1.自ら目標・ビジョンを設定し、率先垂範して、チームを前にすすめる力(目標軸)
  
2.メンバーの声に傾聴し、彼らの成長を支援し、対話をする力(対話軸)
  
 と形容できるものです。これら2つの原理は、あまた提唱されているリーダーシップ行動のなかには含まれていると思います(勘の言い方ならおわかりだとは思いますが、いわゆるPM理論ですね。ここもわかりにくいので、言い換えています)。
  
 これらを指針にしながら、リーダーは、自分のリーダーシップを自ら「発見」しなくてはならない、ということになります。時には「管理職という役割」を「いったん演じなくてはならない」局面もあるかもしれません。でも、上と同じやり方でマネジメントしなければならない、とは思わない方がいいです。もちろん、 1だけを徹底して、ゴリラになることも一計です。が、それだけが唯一絶対の答えではありません。むしろ、近年は、1だけでなく、2の役割の方が大きくなっているように思います。
    
 要するに「ゴリラにならなくてもいい」です。ゴリラじゃないひとがゴリラになろうとしても、どこかで無理がたたって、お腹が痛くなってしまいます。 無理しないでください。
 自分のリーダーシップを「自己決断」して、実践して、結果がでればいいのです。リーダーはもっと「自然体で」いいのです。
   
 会社にできるのは、リーダーは、自分のリーダーシップを自ら「発見」するための学習の機会や、発揮されたリーダーシップに対する「フィードバック機会」を提供することです。
  
 まぁ・・・会社は、リーダーに大きな期待をするくせに、リーダーには十分な投資を行えていない、と思いますけど。このようなことに「投資」を行っている企業は、まだまだ少ないとは思います。
  
  ▼
  
 今日は女性の発揮するリーダーシップのことに書きました。
    
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 ここ数ヶ月、日本は、政治・経済、芸能の世界ともに揺れています。
  
 要するに「古くさくて、閉じられていて、ブラックボックス」の中にあったものが、白日のもとに晒され始めている、のだと思います。領域は違っているけれど、起きている現象は、とても、よく似ている。要するに「かつての日本」の「終わり」と、「これからの日本」の「はじまり」の過渡期に、わたしたちはいるのです。
  
 新たな時代が、そろそろ幕を開けるのではないか、と心の底から願っています。そして、そのときには、女性のリーダー、管理職も含めて、誰もがイキイキと働き、活躍する未来を願っています。
  
 ニッポンの夜明けぜよ!
  
 そして人生はつづく
   
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チームワーキング座談会
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