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2020.11.27 16:50/ Jun

【御礼】拙著「サーベイ・フィードバック入門」が日本の人事部「HRアワード2020」書籍部門 優秀賞を受賞しました!

【心よりの御礼】今年2月に刊行させていただいた「サーベイ・フィードバック入門――「データと対話」で職場を変える技術 【これからの組織開発の教科書】」が、このたび、日本の人事部「HRアワード2020」書籍部門 優秀賞を受賞しました!
 

 

サーベイ・フィードバック入門――「データと対話」で職場を変える技術 【これからの組織開発の教科書】
https://amzn.to/39YXbI1
   
 応援いただいた読者のみなさま、ご購入いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。先ほど、授賞式を終え、授業がございますので、会場から帰って参りました。会場では、最優秀賞をお取りになった埼玉大学の宇田川先生とも久しぶりにお会いでき、嬉しいことでした(宇田川先生、おめでとうございます!)。
    
 「HRアワード」の受賞は2012年書籍部門・特別賞、2019年書籍部門・最優秀賞をふくめて、今回で3度目になります。これを励みにしながら、今後もひきつづき、挑戦に挑戦を重ね、さらなる研究知見を「社会のみなさま」に「しっかりとお届けすること(デリバラブルすること)」を重視して、日々、研究・教育に携わっていきたいと考えております。
     
 今後もさらなるご指導、ご鞭撻のほど、どうかよろしくお願い申し上げます。
     

     
  ▼
   
なお・・・「サーベイフィードバック入門」は、
  
1.サーベイ(組織調査)によって職場を「見える化」し、
  
2.それらのデータを職場に返すことをとおして(フィードバック)
  
3.職場のメンバーのなかに「対話」をうながし
  
4.職場の改善を進めたり、変革を行ったりする
  
 ために必要な基礎理論、実務的ノウハウ、企業での実践事例をコンパクトに学ぶ本です。
  
 1.実践の前には押さえておきたい「理論」
 2.中原研究室が、これまで各種のプロジェクトで蓄積してきた「実務ノウハウ」
 3.パナソック、メルカリ、デンソーさんでの「最新企業事例」
  
 の3つをすべて1冊で学べるところが最大のウリです(笑)。
    
 この本を通して読者のみなさまは、
     
 データにもとづく人事
 対話をとおした職場づくり
     
 に関する知見を、これでもかと学ぶことができます。
 どうぞご笑覧くださいませ!
  
 近年広がりをみせているHRテック、従業員調査、エンゲージメント調査、教学IRなどなど・・・「組織における各種の調査・データ」を用いて、職場・組織づくりを行うことをめざす、すべてのひとびとに、お読みいただけるよう、執筆・編集を行っています。
 経営者はもとより、人事担当者、実務担当者、そして現場のマネジャーの方々にもお読みいただけるよう、平易に簡潔に、サーベイフィードバックの本質を書いています。
  
 どうぞご笑覧くださいませ!
     

  
 なお、最後にこの場を借りて御礼を申し上げます。
 本書は「著者ひとり」で完成したわけではありません。
 編集・構成の労をとってくださったのは、PHP研究所の宮脇崇広さん、(株)オフィス解体新書の杉山直隆さんです。また、近年、サーベイ・フィードバック、組織開発の研究をともに進めてきたパーソル総合研究所OD-ATLA 開発チームの小林祐児さん、青山茜さん、種部吉泰さん、岩崎真也さん、櫻井功さん、渋谷和久さん、ダイヤモンド社のワークプレイスラーニング組織診断を10年前から筆者とともに推進してきた永田正樹さん(ダイヤモンド社)、松尾睦先生(北海道大学)にも心より感謝いたします。
  
 また本原稿の試読をしてくれ、筆者にフィードバックをくれた立教大学中原ゼミナールの学生諸氏、柴井伶太さん、我妻美佳さん、秋山亮さんにも心より感謝いたします。また、これ以外にも多くの方々との共同研究の経験の蓄積のうえに、本書は編まれています。それぞれのプロジェクトの皆様への謝辞は、本書の後書きに記されております。どうぞご笑覧ください。
  
 本当に、どうもありがとうございました。
 そして人生はつづく 
 

 

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