2020.7.2 06:53/ Jun
「オンライン面接」とは、いったい、どのような特徴をもっているのか?
「オンライン面接」とは、どのような可能性と課題をもっているのか?
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このリサーチクエスチョンに答えようとする「就活におけるオンライン面接をめぐる調査研究の報告書」が、せんだって5月31日に公開となりました。この調査は、立教大学経営学部 中原ゼミナール・4年生の柴井伶太と佐藤智文君が声をあげて、研究室の研究としてスタートしました。わたしも週末ごとに、彼らにフィードバックをし、あーだこーだ議論しながら、何とか、ここまで仕上げました。報告書自体は、下記からダウンロードいただけますので、ご自由にダウンロードなさっていただけますと幸いです。
【PDF : 無償ダウンロード可能】柴井伶太・佐藤智文・中原淳(2020)「立教大学経営学部 中原淳研究室 オンライン面接の実態に関する調査報告書」
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/05/onlineinterview2020-2.pdf
ウィズコロナ時代の就活代名詞「オンライン面接の可能性と課題」を探究する調査報告書が完成しました!(報告書の概要を紹介したブログ記事)
https://www.nakahara-lab.net/blog/archive/11798
■柴井令太君(しばいれいた君)
立教大学 経営学部 中原ゼミ4年
(同大学大学院、5年生一貫の学生として修士リーダーシップ開発コース 受講中)
株式会社Saola COO
■佐藤智文君(さとうともふみ君)
立教大学 経営学部 中原ゼミ 4年
立教大学経営学部 データアナリティクスラボにてデータアナリティクスを担当
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この報告書に関しては、すでにいくつかの新聞などから問い合わせをいただき、下記のような記事にしていただきました。記者の皆様には、心より感謝いたします。ありがとうございました。
オンライン就活「納得できていない」早期離職の恐れも…立教大生が調査
https://www.tokyo-np.co.jp/article/35113?rct=economics
Online recruitment gives students in Japan insufficient info on firms: survey(Kyodo)
https://english.kyodonews.net/news/2020/06/1ac5a6e41a6d-online-recruitment-gives-students-insufficient-info-on-firms-survey.html
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その後ですが・・・実は、彼らはもうひとつオンラインイベントを企画しました。
彼らが企画したのは、これから就活を迎える22卒(現在の3年生)の皆さんのために、
1.就職活動がどのようなものであるか
2.オンライン面接と向き合うためには何が必要か
を簡単に学ぶことのできるオンラインワークショップです。
せんだっての月曜日、オンラインワークショップは無事開催され、140名ほどの参加をいただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。柴井君、佐藤君もお疲れ様でした。
このたび、このワークショップで配布された資料を、公開したいというお申し出をお二人からいただきましたので、この場で公開をさせていただきます。
このワークショップは、
1)冒頭、現在の就活がどのようになっているかをクイズなどをまじえて紐解き(基礎的な内容です)
2)後半部ではオンライン面接について解説をしたうえで
3)オンライン面接でよく気枯れる「ガクチカ(学生時代に力を入れたことを語る)」をZoomのブレークアウトセッションを用いて、他者に対して語ってみる、というアクティビティを入れ込み
4)最後には22卒の学生が今からできることを紹介して
終了しています。
おおよそ1時間半のワークショップで、就活全般からオンライン面接まで学び取ることができるようになっています。
3年生で、あまり就活を考えていない学生の皆さん向けにつくられておりますので、就活の経験をお持ちの方や、採用担当者の方などは、基礎的すぎるとお感じになるかもしれません。ご興味・ご関心があえば、下記からダウンロードをいただけますと幸いです。どうぞお役立てください。
■無料公開■22卒のための就活・オンライン面接の楽しみ方ワークショップ(配付資料:PDF)
https://www.nakahara-lab.net/blog/wp-content/uploads/2020/07/onlineevent_mensetsu2020.pdf
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最後になりますが、この場を借りて、ご回答いただきました学生のみなさま、採用担当者の皆様には、厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。何とか知見をお届けすることができました。研究室のスタッフの高崎美佐さんにも、ご助言をいただきました。
また当日のイベント運営に際しましては、中原ゼミ3年生の秋山亮君、2年生の井出華子さんにも、Zoom等のオペレーションのご支援をいただきました。この場を借りて御礼を申し上げます。当ワークショップにご参加いただきました皆様にも、心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
自ら問いを設定し、自ら探究し、自らを変えよ
探究は社会にお届けせよ!
そして人生はつづく
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